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透明な悪魔の正体は、あの人なのか?
新しく始まったドラマ、霊媒探偵城塚 翡翠。
原作ありきなので、考察向きではありませんが、個人的には原作小説は読んでいないので、気になる点について考察していきたいと思います。といっても、1話完結形式なので、全体を通した中から、ピンポイント的な考察になるかと思います。
ストーリー的には、霊媒師である城塚 翡翠が、事件の被害者を降霊させて、その人物の話から、推理作家の香月 史郎が論理的に推理していくという流れです。
設定としては面白いです。ただ、その論理的という部分については、巧妙さや深みのようなものは感じられず、結構ライトなものでした。金田一少年の事件簿でも使われた、ガラスの破片と眼鏡の破片による仕掛けでした。まあ、第1話なので、設定やキャラ紹介の部分に時間をとられていたこともあるので、論理的な部分については、第2話以降に期待したいと思います。
考察要素という点では、ドラマ冒頭から登場した、女性刺創連続殺人事件ではないでしょうか。
7人の女性が犠牲になっており、長い髪の清楚な女性ばかりを狙ったこの事件は、マスコミから、「透明な悪魔」の犯行と呼ばれているようです。第1話の最後で、犯行の様子が描かれているのですが、現状、2つの気になる点が存在します。
1つ目は、犠牲者の人数です。
先ほど、7人の女性が犠牲になっていると言いましたが、香月の部屋には、8人の女性の写真が張られていました。
時系列的に、先に進んでいるということでしょうか。その可能性もありますが、8人目の被害者が出たのであれば、そのシーンが存在していてもよさそうなものです。と言うか、第1話の最後で描かれた犯行の様子は、まさに、その8人目の犯行のシーンでした。
香月の部屋のシーンでは、8人目の被害者が確定しているのに、そのあとに8人目の犯行のシーンがあるというのも、なんか違和感あります。単に、時系列が逆なだけなのか、あるいは、香月が「透明な悪魔」だということを示唆しているのか、気になるところです。
2つ目は、犯行現場に置かれていた写真です。
翡翠と、その横に誰かが写っている写真が置かれていました。
その人物は、顔は隠れていましたが、ブルーのスーツを着ています。刑事の鐘場も、同じような色のスーツを着ていました。
バッジが付いていない点は違いますが、明らかに鐘場であることを匂わせる写真です。いきなりネタバレになるような写真を出すというのも考えづらいですが、その裏をかくということもあり得ます。ちなみに、並べられていた、他の女性の写真は、8枚とも、、香月の部屋に張られていたものと同じでした。
第1話の登場人物的に、「透明な悪魔」の正体は、香月か鐘場の2択に限定されます。
シャワーシーンの影から男性は明らかなので、千和崎という可能性はなさそうです。
あるいは、ミステリーのルールを破り、第1話で登場していない人物が透明な悪魔ということなのか。
今後も、この部分に関して、ピンポイントで考察していければと思っています。
以上、「【ドラマ】「霊媒探偵城塚翡翠」第1話考察 透明な悪魔の正体は、あの人なのか?」について、考察してみました。
本編の中でも言いましたが、考察要素が少ないので、不定期のピンポイント考察になるかと思いますが、よろしくお願いします。