フジテレビ系列で火曜21時から放送されているドラマ「10の秘密」について、10年前の火事の件で由貴子が抱えている秘密と、第9話で気になった点について考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
夏子を殺したのは長沼
10年前、夏子のもとを訪れていたのは、長沼でした。2人は不倫関係にあり、別れ話のもつれから、長沼が夏子を突き飛ばし、頭を強打してしまったということです。長沼犯人説は、これまでの考察で再三取り上げてきていたので、既定路線と言った感じでした。ただ、圭太や翼にちょっと詰め寄られただけで、あっさり白状してしまう、長沼も長沼です。ベラベラと自分からノイズ発生器のこともばらしていますし、ちょっとお粗末な感じがしました。
やはり由貴子は生きていた
船の爆破で死んだと思われていた由貴子ですが、やはり生きていました。前回の考察でも言いましたが、もともと、死んだことにして別人として生きるという計画だったのでしょう。しかし、由貴子はパスポートがとられたことで困っています。
ただ、追加で3億を手に入れたのですから、もう一度、永盛に頼んで偽造パスポートを作ってもらえばいいような気もしますがどうなのでしょう。
10年前の由貴子の秘密
長沼の話では、10年前の火事の件について、由貴子が何か秘密にしているような口ぶりでした。最初は、長沼と夏子のやり取りを由貴子が見ていて、そのことで長沼を脅し続けていたというようなことかと思いました。しかし、長沼は、圭太が由貴子を殺したと思ったと言っています。長沼を脅していたことだったら、長沼個人の被害であって、圭太が殺したくなる要因ではないように思います。そうなると、圭太に関係していて、あの時やらなければいけないことは、瞳を捜すことです。由貴子はそれをないがしろにして、別のことをしていたのではないでしょうか。
瞳がいなくなる直前、由貴子は、大手事務所に移転できるチャンスについて話をしています。もしかしたら、この後に、その関係者と会う約束をしていたのではないでしょうか。由貴子は、瞳のことより、自分の仕事のチャンスを優先していたということです。
その関係者と言うのが、大手事務所の松島ではないでしょうか。第9話の最後に松島が登場したのも、このための伏線かもしれません。ただ、これが最後の秘密だとしたら、かなり弱い気がします。由貴子が瞳を嫌うのは、これまでに散々描かれてきたことなので、いまさら仕事を優先していたといっても、はいそうですかと言った感じにしかならないでしょう。
以上、「ドラマ「10の秘密」火事の時、由貴子は大手事務所移転の件で人と会っていた」について考察してみました。由貴子の最後の秘密については、むしろ考察が外れていてほしいところです。そして、想定外の秘密が暴露されることを期待したいです。
他にも、ドラマ 「テセウスの船」や 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」や「知らなくていいコト」についても考察をおこなっていますので、そちらともども、よろしくお願いします。