フジテレビ系列で火曜21時から放送されているドラマ「10の秘密」について、由貴子が乗っていた船の爆発や菜七子の秘密について中心に、第8話で気になった点について考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
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明かされた菜七子の秘密
菜七子は、宇都宮と会っていたことを圭太に問い詰められ、とうとう秘密を明かしました。
その秘密とは、夜の街で男をあさり、金を貰ってホテルにいっていたということです。援助交際のようなものですが、金目的ではなかったようです。過去の男関係によるトラウマから、そのような割り切った付き合い方しかできなくなっていたようです。その現場写真を宇都宮に撮られ、脅されていたため、三億を渡す手引きをしたということです。空手については、過去のトラウマの影響で、自分の身を守るために習い始めたということでした。空手の伏線については、うまく回収されたように思いました。宇都宮に一発蹴りをいれるというシーンは、なかなかよかったです。
秘密に関しては、深くもなく浅くもなくと言った感じでしたが、菜七子の告白が切ない感じが出ていてとてもよかったです。
船の爆発は由貴子の計画通り
由貴子は、圭太達の茶番劇によっておびき出されますが、二本松の助けもあり、一人、船で逃亡します。
しかし、由貴子は、その時に偽造パスポートが盗まれていたことに気付きます。そして、船が沖に出ていく途中、爆発、炎上します。この一連の経緯を振り返ってみると、気になる点が存在します。それは、もともと船が用意されていた点です。圭太達におびき出され仕方なく船で逃げたように見えますが、妨害がなくてもそのまま船で逃亡するつもりだったのでしょう。船を用意したのが由貴子だとすれば、爆薬も最初から由貴子が積みこんだ可能性が高いです。別の人物が由貴子を殺すためにやったというのは、人目につきすぎることや、船長を巻き込むリスクを考えると可能性は低いでしょう。おそらく爆薬のような物騒なものは、永盛に金を渡し用意させたのでしょう。そして、爆発で死んだことにして、別人として生きていくという計画だった可能性が高いです。
茶番劇にしてはおもしろい
由貴子をおびき出すための茶番劇に、水戸と那須が関与していました。
水戸は、金で頼まれればやりそうな感じがしますが、那須がやるというのは想定外でした。
那須葵、ここにきて、初めて活躍したと言った感じです。あの見え見えの茶番劇に、由貴子がひっかかる様は、なかなか面白かったように思います。
翼の母 殺害は長沼で確定
ここでは詳しく触れませんが、翼の母を殺害した人物は、宇都宮のアリバイが明確になったことも含め、長沼で確定です。
詳細は、前回の考察をご覧ください。
以上、「ドラマ「10の秘密」もともと爆薬が積んであるということは由貴子の計画通り」について考察してみました。菜七子の秘密が明らかになり、これでほぼドラマの体制は決したと言った感じがします。由貴子は生きていて、翼の母殺害は、長沼、これ以外にまだ何か秘密があるのでしょうか。
他にも、ドラマ 「テセウスの船」や 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」や「知らなくていいコト」についても考察をおこなっていますので、そちらともども、よろしくお願いします。