ドラマ考察

ドラマ【漂着者】第4話考察 古市琴音の家の盗聴と、柴田の素早い到着に違和感

金曜、23時15分からテレビ朝日系列で放送されているドラマ【漂着者】の第4話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

古市琴音の家を盗聴する公安

公安が、古市琴音の家を盗聴し、ローゼン岸本との密会を聞いていましたが、この経緯について、矛盾を感じます。

いつの間に、琴音の家に盗聴器を仕掛けたのでしょう。
公安が追っているのは、しあわせの鐘の家への怪しい金の流れと、ロシアから来たとされる工作員についてです。つまり、公安のターゲットは、ローゼン岸本なので、事前に琴音の家に盗聴器を仕掛けているというのは、おかしな話です。琴音とローゼンの繋がりが明らかになったのは、まさにこのタイミングです。

そうなると、考えられるのが、琴音は、公安側の人間だということです。

それなら、事前に盗聴器が仕掛けられていたのも納得ですが、会話の内容から、琴音とローゼンは面識があるような感じがしました。公安の計画で、ヘミングウェイが現れる前に、接触させていたのかもしれません。もしそうだとすれば、ヘミングウェイも琴音も、公安の人間である可能性が高くなってきます。まあ、オカルトチックなストーリーでないとしたら、この路線が強そうな感じがします。

新谷を救う柴田

モスクワから来た研究組織にUSBを奪われ、拉致されかけた新谷ですが、柴田によって助けられました。

これについては、ヘミングウェイが仕掛けたとも思えませんし、本当に予言したのでしょうか。ロジカルに考えると、このようになります。
まず、ヘミングウェイと柴田は、最初から通じていたという前提になります。ヘミングウェイが公安だとしたら、その可能性も十分あり得ます。柴田は、あの時、モスクワから来た研究組織か、新谷を張っていたのだと思います。そして、組織の男が、新谷の部屋に侵入する気配を感じた柴田は、ヘミングウェイに連絡し、ヘミングウェイから、新谷に連絡がいったのだと思います。
柴田は、なぜ、すぐに助けに入らなかったのでしょう。すぐに助けに行ってしまっては、自分が張っていたことがバレてしまうので、ヘミングウェイの予言を利用したのではないでしょうか。そういえば、「こっちのほうに用があっただけだ」とか言って、誤魔化していました。
ヘミングウェイと柴田が、最初から通じていたとなると、コーヒーのしみの予言についてのからくりも解決します。2度目の少女拉致事件の時も、柴田がいち早く現場を突き止めたのに、ちょっと違和感感じていましたが、それも最初から知っていたのかもしれません。
子供を巻き込むことに、柴田が抵抗なく関わっているというのは違う感じもしますが、第4話での二人の距離感が近くなっているようにも感じました。

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13人の児童を拉致

幼稚園の児童13人が、バスごと消息不明となる事件が起こりました。ヘミングウェイは、このバスの運転手が、砂場に埋まっていることを予言しましたが、これもからくりがあるのでしょうか。

話の展開的に、バスごと拉致するために、運転手を殺害したように見えますが、実は、逆なのではないでしょうか。運転手は、別のことが理由で殺害され、そのことを利用してバスごと拉致したということでしょうか。
運転手の死は想定内でしたが、バスごと拉致は想定外だったため、ヘミングウェイは予言できなかったように感じました。そのことによる苛立ちから、絵にかく余裕がなかったようにも感じました。

入れ替わった運転手が、琴音のところに現れたということは、バスごと拉致は、琴音の仕業ということになりますが、ローゼンを欺くためか、ヘミングウェイを欺くためか、はたまた、どちらかと協力して起こしたことなのか、現段階では何とも言えません。

以上、「ドラマ【漂着者】第4話考察 古市琴音の家の盗聴と、柴田の素早い到着に違和感」について、考察してみました。
ちょっと、ロジカルに考察をして、辻褄を合わせるのが難しくなってきましたが、次回で第一部が終了とのことです。やはり、オカルトチックなドラマなんでしょうか。次回で、これまでのことについて、どれだけロジカルに回収されるのか注目です。

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