ドラマ考察

ドラマ【ペンディングトレイン】第1話考察 それぞれの目的地から、北千住事件の犯人を特定することができる

金曜、22時からTBS系列で放送されているドラマ【ペンディングトレイン】の、第1話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

警察が探している男

まず、時系列的な部分を明確にしておくと、田中が読んでいた新聞から、2023年3月22日の出来事だということが明らかです。

電車が駅を出発したのは8時23分ですが、アラートが一斉に鳴り出したのが8時29分なので、タイムスリップしたのは8時30分といったところでしょうか。

現代の世界では、大きな地震が起こったというレベルの騒動だった ようですが、駅には2人の刑事が居合わせていました。

これって、車両が消えてしまった件で来たのでしょうか、それとも、ある男を探していて、たまたま駅にいたのでしょうか。
警視庁捜査一課の刑事ということなので、事件性から考えて後者だと思います。そうなると、刑事が追っていたのは、北千住駅前で起きた、男性刺殺事件だと思われます。

事件が起こったのは3月19日の19時22分ごろで、北千住駅前で男性が刺され死亡、交際女性も重症とのことです。その犯人が、タイムスリップした車両に乗っているということでしょうか。
もしそうだとすると、20代から30代で金髪の男性という犯人の特徴から、直哉と米澤が怪しくなってきます。

ただ、気になるのが、この電車の行き先です。
直哉が乗ってきた駅は八潮駅で、秋葉原方面の区間快速だったことから、六町に到着し、次の駅は北千住です。例の事件が起こった駅です。

事件から3日しかたっていないのに、犯人の特徴 そのままの風貌で、事件現場となった駅に近づくでしょうか。それは考えづらいです。
直哉は、弟の達哉を迎えに、綾瀬 少年刑務所に向かったのでしょう。綾瀬は、北千住で乗り換えて一駅です。

米澤は、ゲーム関連の専門学校生ということなので、目的地は秋葉原だった可能性が高いです。

実際、綾瀬には拘置所がありますし、秋葉原にもゲーム関連の専門学校が存在するので、現実とリンクさせているのかもしれません。

もし、この2人が犯人だとしたら、行き方を変えるなり、学校を休むなりしているはずです。そのままの風貌で、日常の生活を送っているというのは考えづらいです。逆に言えば、日常の生活を送るために、犯人の特徴とは異なる風貌に変えているということが考えられます。
それに該当しそうなのが、加藤です。

拘置所、専門学校のように、現実とリンクしているのだとしたら、加藤がかよっている大学院は、北千住にある可能性が高いです。北千住には、帝京科学大学が存在するので、加藤がかよっている帝都大学は、この大学を模していそうです。

おそらく、現在の風貌が、日常の姿であって、金髪のほうが仮の姿だと思います。仮というのは、ゲーマーとしての加藤の姿です。
米澤との会話の中で、加藤は、自分もそのゲームをやっていると言っていました。

キングピーであることは否定していましたが、おそらく、加藤がキングピーなのではないでしょうか。
ゲーマー、キングピーの時だけ、金髪の風貌に変身するということです。

犯行の動機までは、現段階ではわかりませんが、北千住駅前のネットカフェでゲームをプレイ中に、被害者となった客と揉めたことが原因といったところかもしれません。

2つの瞬間消失

電車がタイムスリップする直前、2つのものが瞬間消失しました。
1つは、田中が転がした、ペットボトルのキャップです。白浜が拾うとした瞬間、消えました。

もう1つが、乗客です。見た限り、モブの乗客のような感じですが、なぜこの人物だけ消えたのでしょう。

ここに繋がりそうなのが、自動販売機の補充でカートを運んでいた人物です。

この人物、5両目に乗っていなかったことは明らかです。そうなると、もう1つ消失したとされる、6両目に乗っていたのでしょうか。ただ、ひとりカートを運びながら、森の中に入っていったとは思えないので、この人物も、単独で飛ばされた可能性が高いです。カートと一緒に飛ばされたけど、それぞれ別の場所に着地したということです。

単独で飛ばされることに意味があるのかどうかはわかりませんが、そういうケースも想定しておく必要があるということです。ちなみに、飲み物に関しては、直哉が発見しているので、おそらく、どこかに隠して あるのでしょう。

6両目の車両については、一体、どこに飛ばされたのでしょう。現段階では、情報もないので、何とも言えませんが、いずれ、それぞれの車両に乗っていた人物どうしの対立が始まるのではないでしょうか。

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30年後の未来

缶酎ハイの製造年月日や、植物の生息から、未来の世界だということが明らかになりましたが、加藤が言っているように、30年以上未来なのでしょうか。

加藤がここで変なウソを言うとも思えませんし、植物の生息状況から、間違いはなさそうな感じがします。
ここで問題になってきそうなのが、あのように荒廃してしまったのが、一体いつなのかという点です。

それを解くカギは、缶酎ハイの製造年月日にあります。

仮に、30年後の未来に荒廃したのであれば、2026年製造の空き缶が落ちていることはありえません。荒廃して、あのような森になった後に、缶が捨てられたということになると、2026年前後ということになります。現代からすると、3年後の近い未来ということになります。

そして、そこから27年以上たった未来に、直哉たちはタイムスリップしたということです。

2026年の未来に荒廃してしまった出来事を、そのさらに未来から、過去の出来事として、解き明かしていくのではないでしょうか。

以上、「ドラマ【ペンディングトレイン】第1話考察 それぞれの目的地から、北千住事件の犯人を特定することができる」について、考察してみました。
まだ始まったばかりですが、荒廃してしまった原因や、未来にタイムスリップした原因については、それなりの根拠づけをしてほしいところです。SFやオカルトということで処理しないでほしい感じはします。
おそらく、現代に戻る鍵は、トンネルの中で緑色に光っていたものが関係してくると思いますが、その辺については、おいおい考察していきたいと思います。

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