今回は、碓氷克喜の正体と、警察の極秘プロジェクトについて考察してみたいと思います。
Youtube動画にもしていますので、よろしければご覧ください。
Contents
碓氷克喜の異常行動
克喜はこれまでに、普通では行わないような行動を何度かしてきています。
一つ目は、拳銃の発射です。これは、1話終了時に視聴者の間でも結構話題になりましたが、普通子どもが平然と拳銃を撃つなんてことは、身体的にも精神的にも出来ることではありません。
二つ目は、突然の狂乱で物を壊し始めたことです。喫茶店の食器を、ほとんど壊してしまっています。この時、克喜は意味不明なことを言います。「また一人になる」「血が沸き立って、周りは真っ白」。これはどういう意味なのでしょうか。この症状を抑えるために、あの薬を飲んでいるのでしょうか。
三つ目は、頭脳明晰で、行動や言動が常に大人びているということです。喫茶店で遊佐達が、事件について話をしていると、いつも鋭い指摘で解決法を導き出します。咲良が、姉の事件の話をして泣いている時も、肩をたたきハンカチを渡したりしています。どうみても、子どもの行動や言動とは思えません。
碓氷克喜の行動や言動は人工的
これら克喜の行動や言動は、とても子供のものとは思えず、誰かが人工的に植え付けたもののように感じます。そして、拳銃を撃つ技術や、頭脳明晰な推理力といったスキルのようなものは、ある意味警察官にとって重要な要素であるように思えます。では、なぜそういった要素を克喜が持ち合わせているのでしょうか。ここで関わってきそうなのは、警察がおこなっている「極秘プロジェクト」です。
警察がおこなっている「極秘プロジェクト」とは、ミュータント警察官を人工的に作り上げるプロジェクトではないでしょうか。
ゲノム編集
ゲノム編集とは、部位特異的ヌクレアーゼを利用して、思い通りに標的遺伝子を改変する技術のことです。ある遺伝子学者が、人体に突然変異を引き起こす可能性のある遺伝子のリストを作成しており、このリストをもとに遺伝子操作を行えば、人の寿命を人工的に伸ばしたり、超人的な力をもたらすことも可能だといわれています。リストに書かれている具体的な効果は以下の通りです。
- 骨格の増加および強化
- 痛みへの無感覚化
- 水中での長時間潜水
- 必要睡眠時間の短縮・調節
- 放射能への耐性
- エイジングの減退
- 学習能力・記憶力の向上
- 不安症・緊張症の緩和
こういった実例をもとに、ドラマとして警察スキルの強化を計る遺伝子操作という設定を作り上げることは可能かと思われます。また、こういったゲノム編集における副作用については、不明なものが多く、それを抑える役割をするものが薬という設定にすることで、非現実的なことを現実的に見せることが可能になるように思われます。
碓氷克喜はゲノム編集によって生まれた子供
ここまで見ていただいて、もうおわかりだと思いますが、克喜は警察の極秘プロジェクトで、ゲノム編集によって生まれた子供なのではないでしょうか。拳銃も撃てますし、頭脳も明晰です。しかし、副作用として精神が不安定になり暴れだすことがあります。それを、いつも飲んでいる薬で抑えているのではないでしょうか。
宝生順平はプロジェクトの失敗作
宝生もプロジェクトによって生まれた人間なのかもしれません。克喜はプロジェクトの成功作ですが、宝生は失敗作として処理されたのではないでしょうか。星良の殺害も、宝生の副作用による暴走なのかもしれません。
優秀な警察官の遺伝子を移植
ミュータント警察官をつくるために、ゲノム編集で優秀な警察官の遺伝子を移植しているという可能性もあります。そこで気になってくるのが、深水喜一の存在です。深水は元警察官ですが、警察官時代のエピソードは明かされていません。ただ、南武が敬意をはらっていることから、優秀な警察官だったことがうかがえます。実は、深水はこのプロジェクトに関わっていて、自分の遺伝子を克喜に移植しているのではないでしょうか。2人とも名前に「喜」の字が入っているのは、そういった関係を示唆しているのかもしれません。と、まあ、これはちょっと飛躍しすぎかもしれませんが。
以上、「碓氷克喜は警察の極秘プロジェクト【ゲノム編集】によって生まれた」について考察してみました。タイトル通り、かなり壮大かつ、めちゃくちゃな考察だったかもしれませんが、克喜が普通の子供でないことは確かだと思います。前回の考察で、碓氷との親子関係も怪しいことからも、ゲノム編集の可能性も十分にありうるのではないでしょうか。
ドラマ「ニッポンノワール -刑事Yの反乱-」を無料で見る方法
関連ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」を無料で見る方法
Huluの2週間無料トライアルキャンペーンに登録
ドラマの「見逃し」「一気見」を無料で出来るチャンス
次回は、南武について考察してみたいと思います。