ダ・カーポしませんか?

ドラマ【ダ・カーポしませんか?】第1話考察 集合時間と名前に隠された秘密

月曜、23時6分からテレビ東京系列で放送されているドラマ【ダ・カーポしませんか?】の、第1話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

ミスターXの正体

このドラマの最大の考察ポイントは、ミスターXの正体になるかと思います。
やはり、この9人の中の誰かなのでしょうか。

箱庭形式のドラマなので、新たなキャラが追加されるとは思いづらいので、おそらく、そうだと思います。そうなった場合、普通に考えれば、候補は4人です。

まず1人目は、二宮です。

ゲームマスターがそのまま黒幕というケースは、大いにありそうです。ただ、それだと、あまり面白い結末とは言えません。可能性として残しておきますが、できれば軽視したいところです。
2人目は、南雲です。

この人物については、状況が物語っています。まず、借金の要素が曖昧な点、風呂場でのシーンが追い詰められている感じがしない点です。なんか、余裕ありありといった感じがします。

さらに、最初のゲームで、グラスを真っ先に取ったのが、南雲でした。毒入りのグラスがわかっていれば、真っ先に別のグラスを取るのは常套手段です。

こうした状況を見ると、もっとも黒幕っぽいと言えるのは、南雲かもしれません。ただこれも、二宮同様、あまり面白い結末とは言えません。
3人目は、四門です。

最初に死んだ人間が、実は生きていて黒幕というのは、ミステリーやサスペンスではよくあることですが。確かによくあります。ただ、そうはいっても、サプライズ的という意味では、前の2人よりは面白さはあるように思います。
そうだとすると、最初から、どのグラスにも毒は入っていなかったということになります。しかし、そうなってくると、気になるのが、グラスの交換です。あの時、二組がグラスの交換を行いましたが、その時の二宮の表情から、妙な嫌悪感を感じました。

もし、交換に意味があるのだとしたら、そのおかげで助かった人物、大田原が4人目の候補です。

自ら交換を提示せずに、誰かが交換と言いだすのに便乗して、うまく自分のグラスを交換したのであれば、おもしろい策略と言えます。グラス交換の流れで、たまたま自分は助かったということになります。その時点で、他の人物が、大田原がミスターXだという疑念をいだく要素を断ち切った形になります。
まあ、ミスターX探しゲームではないので、その策略に何の意味があるのかと言われればそれまでですが、今後の展開で、ミスターX探しがメインになっていく可能性もあります。もしそうなった場合、こうした策略が生きてくるように思います。

といった形で、最初の3人については、定石通りといった考察、大田原については、独創的な観点からの考察としてみました。

集合時間と名前に隠された秘密

ここまでは、ストーリー展開上から、ミスター Xの正体を考察してみました。しかし、それとは別に、ある状況と登場人物の名前から、気になる点が存在しているので、そちらの観点でも考察してみたいと思います。
こちらが、登場人物9人の名前ですが、あることに気づいたでしょうか。

名前に数字が入っている人と入っていない人が存在します。1から4の数字が名前に入っている人物が存在しますが、それは誰でも気づくので、おそらくフェイクだと思います。強いて意味を持たせるのだとしたら、死亡する順番のカウントダウンかもしれません。四門の次は、三橋ということです。私が気になったのはそこではなく、別のところです。
まずは、この7つのシーンをご覧ください。

ドラマ 冒頭で登場したシーンです。勘のいい方は、すでにお気づきかと思いますが、この7つのシーンには、共通する部分が存在します。それは、画面の構図が左右対称になっている点です。まさに、シンメトリーです。そういった構造の建物を選び、尚且つ、あえてそういった画角で撮影していることから、シンメトリーに何かしらの意味が存在すると思われます。
そこで思い出してほしいのが、再び、9人の名前についてです。実は、それぞれの名前の中に、左右対称の漢字が、いくつか存在しています。1つずつ見ていくのも手間なので、一気にいきます。

あれ、1人だけ、左右対称の漢字を持っていない人物が存在します。それは、稲葉忠康です。

この名前、稲葉という漢字を因幡にすれば、左右対称の漢字を入れることができますし、名前も、忠康を忠泰にすればすむ話です。そこを、あえてそうしていないことから、意図的に稲葉だけを仲間外れにしている可能性があります。
つまり、稲葉が黒幕、ミスターXだということでしょうか。まあ、ちょっとした謎解きゲームのような感じで、信ぴょう性がないと思う方も多いと思いますが、実はもう1つ、シンメトリーを暗示させる要素が存在しています。それは、最初のゲームが開始される時間です。たしか、集合時間が19時24分という、中途半端な時間でした。それを、アナログ時計で表すと、こんな感じです。

こちらも、まさに、シンメトリー。
ここまで意図的にシンメトリーを提示しているとなると、単なる謎解きゲーム要素では済まない感じがします。
ちなみに、建物への集合時間は、17時47分でしたが、シンメトリーに関係あるのでしょうか。おそらく、中途半端な時間を意識させるためのもので、こちらの時間はフェイクのような気がします。

以上、「ドラマ【ダ・カーポしませんか?】第1話考察 集合時間と名前に隠された秘密」について、考察してみました。
ストーリー自体は単純なので、別の要素でどれだけ深掘りした考察ができるかが鍵になるように思います。

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