ドラマ考察

【ドラマ】「親愛なる僕へ殺意をこめて」第1~3話考察 エイジは本当は二重人格ではない、そして、二重人格者は他にいる

水曜、22時からフジテレビ系列で放送されているドラマ、親愛なる僕へ殺意をこめての第1話から第3話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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エイジは本当に二重人格なのか?

このドラマ、第1話の段階から、ずっと気になっていましたが、エイジは本当に二重人格なのでしょうか。

それが第一前提のドラマのような感じがしますが、二重人格ありきなのか、それとも、そこに仕掛けがあるのか、その部分を見極めつつ、第3話まで見てきました。
まず、いちばん引っかかっているのが、もう1人の人格、つまり、B一がリアルタイムで一度も登場していない点です。二重人格ものだと、2つの人格が、ころころ入れ替わるのが特徴だと思いますが、そういったシーンは存在しません。二重人格であることを伏せているのであればわかりますが、このドラマでは、最初からそのことが明かされています。それなのに、なぜ、B一がリアルタイムで登場しないのでしょう。
実は、第3話で、エイジがサイに殺されかけ、意識を失った時に、B一が登場するのではないかと思っていました。

しかし、そこでも登場しませんでした。このことから、エイジは、二重人格者ではない可能性が高まったように思います。
ただ、リアルタイムでは登場していませんが、何度かB一が登場したシーンが存在していました。その辺も、考え方によっては説明がつきます。まずこのシーンです。

B一が葉子に、言葉をかけたシーンです。葉子の回想シーンということになりますが、実際、葉子は死んでしまっているので、ナミが、葉子の回想を回想したシーンということになります。言い換えれば、ナミのイメージ回想であって、実際にそういうことがあったのかどうかは不明瞭です。B一のアップだけで、葉子自体は存在していませんし。
しかし、白菱の回想シーンは、他の人物も映った、しっかりとしたものでした。

確かに、先ほどのシーンと違い、白菱、B一、葉子の3人がやり取りをしているシーンでした。ただ、これも、所詮は回想シーンであって、白菱がウソをついているとしたら、これらのシーン自体も、全てウソということになります。この、白菱という人物、娘がLLに殺害されたというのに、妙に冷静で、よくわからない立ち位置にいます。

その辺も、今後の展開に影響してくるように思います。
ここまでは、回想シーンでの登場なので、B一の存在の信ぴょう性を覆すことも可能です。問題は、喫茶店の防犯カメラに映っていたB一です。

実在する映像媒体として残っています。ただ、これも、ふた昔前なら決定的証拠となり得ますが、映像技術が優れている現在であれば、フェイク映像を作成することが可能です。いきなり、フェイク映像でしたというのは、ちょっとずるい気もします。何話か先で、いきなり喫茶店がグルで、フェイク映像でしたというのは、さすがにずるいです。しかし、そのことを示唆する、伏線となるシーンが存在していました。それは、エイジが喫茶店を訪れ、マスターに確認をするシーンです。

ここで、わざわざ、喫茶店のマスターを登場させているのは、のちにフェイク映像とわかった時の、いきなり感をなくすための伏線だったのではないでしょうか。

こうして見てみると、やはり、リアルタイムでB一が登場しないと、二重人格なのかどうかははっきりしません。ただ、第4話の予告で、リアルタイムでB一が喋るようなシーンがありました。

おそらくこれも、回想か夢の中のシーンだと思いますが、そうでなかったら、これまで考察したことは、全て破綻します。逆に言えば、リアルタイムのB一が登場しなければしないほど、二重人格でない可能性が高まっていくということです。

隠しカメラを仕掛けた人物

仮に、エイジが二重人格ではないとしたら、そう思わせるように仕掛けている人物がいるということになります。そう考えた場合、現状、一番決め手となりそうな要素は、エイジの部屋に仕掛けられた隠しカメラです。

エイジが、B一の挙動を探るために仕掛けたというのなら筋が通りますが、そういうわけではありません。B一が、エイジの挙動を探るために仕掛けたというのも、そもそも、B一の存在を否定しているので、そこは考慮の範疇外です。そうなると、誰が仕掛けたのでしょう。あの部屋に、常に出入りしている人物となると、この人です。

雪村京花です。京花であれば、いつでも仕掛けられますし、金やバットを押入れに仕込むことも可能です。

しかし、何のためにそんなことをするのでしょう。根本的な理由は、現段階ではわかりませんが、エイジに、B一が存在すると思わせるための仕込みだと思います。
食事の用意もしているので、睡眠薬を混ぜ、エイジを長時間眠らせることも可能です。その間に、図書館の履歴を仕込んだりしているということです。
そう考えた場合、白菱と共に、金の強奪をおこなったのは、京花の可能性が高くなります。

女性がハングレ集団にバットで殴りかかるというのは、ちょっと違和感あります。しかし、京花は、木材で、サイを一撃でのしています。

このシーンが、そういった違和感を払しょくする伏線になっているのかもしれません。

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二重人格者は他にいる

エイジが二重人格ではないとしたら、葉子を殺害した別の人物が存在するということになります。その人物が、二重人格者だったとしたらどうでしょう。まあ、そんな都合よくいくとは思いませんが、少し気になる人物が存在します。それは、刑事の桃井薫です。

桃井は、第1話の警察署内でのシーンで、一瞬意識が飛ぶような感じを見せています。

同僚の刑事が声をかけたら、我に返った感じでした。昔の捜査のことを考え込んでいただけかもしれませんが、すこし気になりました。
桃井に関して、もう1つ怪しい点が、第3話で、サイを射殺したことです。

あの状況で、あそこまでやるのは、ちょっと違和感あります。実は、サイは、桃井の手先として動いており、このままサイが逮捕されると、自分との繋がりがばれてしまうので、射殺したのではないでしょうか。
二重人格者という根拠はほとんどありませんが、LLの件も含め、一連の事件の黒幕候補、最有力な感じがします。個人的には、八野衣と桃井の別人格の間に生まれたのが、エイジだったりしたらおもしろいと思いましたが、さすがにそれはなさそうです。ただ、同僚の刑事が、桃井の年齢について突っ込んでいるシーンもありましたし、一概にないとは言い切れないかもしれません。

以上、「【ドラマ】「親愛なる僕へ殺意をこめて」第1~3話考察エイジは本当は二重人格ではない、そして、二重人格者は他にいる」について、考察してみました。
他にも、浦島家の二階に引きこもっている女や、ナミには名前だけで名字が存在しないことなど、謎めいたことがいくつか存在しますが、おいおい触れていければと思います。

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