ドラマ「大病院占拠」Huluオリジナルストーリー the night beforeを見る方法
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尾張の時系列逆走
青鬼こと大和耕一は、やはり尾張の里子であり、妹、琴音の復讐とともに、尾張を死に追いやった、三郎への復讐が真の目的であることが明らかになりました。
琴音の復讐については、結局「愛する人」に軍配が上がりました。
まあ、これは、既定路線といったところでしょう。ただ、長門と自分に打ったウィルスが両方とも偽物だったというのは、最後の最後で、せこい手を使ったといった感じがしました。
尾張の復讐についても、結局のところ、単なる逆恨みということになります。
はっきりしなかったのが、ガソリンスタンドで襲ったということに意味があったのかという点です。
真実が知りたいだけであれば、わざわざ、あんな騒ぎになるような場所で襲う意味がありません。当初は、真実を公のもとに晒すため、計画的に騒ぎを起こしたのではという考察をしましたが、見た感じ、衝動的な犯行のような感じがします。
そうなると、単なる逆恨みと捉えられてしまうのは、仕方のないことかもしれません。
それよりも問題だったのは、尾張の犯行と動機の時系列が、完全に逆走していた点です。尾張がガソリンスタンドを襲ったのが1月15日、琴音が事故で失踪したのが1月21日なので、琴音の件が動機になることは、絶対にありえません。
以前から、琴音がウィルス研究に関与していたのなら、その可能性もありますが、ホテルに居合わせたのは、完全な偶然でした。
まあ、結論としては、制作側の完全なミスで、第8話の段階で、しれっと、1月15日から2月15日に修正されていました。
しかし、そうすることで、今度は、えみりの誕生日の辻褄が合わなくなってきます。
1月15日は、えみりの誕生日で、裕子も、スマホのパスワードにしてました。
大半の視聴者は、そんな細かい点は気にしないと思いますが、考察を謳っていたドラマという意味では、あまりにも杜撰としか言いようがありません。ちょっとしたことならまだしも、第1話の冒頭と、最終回の最後という、重要なところに関係する要素だっただけに、とても残念です。
和泉の抱えていた秘密
和泉の夫は、神奈川県警の警部で、当時、丹波の代わりにパナケイア号で長門を警護している中、ウィルスに感染して死亡してしまったということでした。
それが、日本中にウィルスが広がった原因として、かなり叩かれたみたいです。
そういった経緯から、長門に、ウィルスの研究を進めるよう進言したのは、和泉だったということです。
まあ、進言しただけならよかったですが、例の3人の隠蔽にまで関与していたのは、いただけませんでした。
そもそも、今回の病院占拠事件が起こる、諸悪の根源となった要素はどこにあったのでしょう。
例の3人の件を隠蔽せずに、公表していれば、こんな事件は起こらなかったのでしょうか。それとも、加賀大輝が、感染後のケアをしっかりとらなかったことが問題でしょうか。
個人的には、諸悪の根源は、加賀大輝にあるように思います。
研究がハードだったとはいえ、甲斐正美も関与していた点から、そんなにブラックな研究体制にあったとは思えません。研究中に事故が起こってしまったことは仕方ありませんが、ワクチンを接種し、しっかりケアしていれば、何の問題もなかったように思います。皆さんは、どのように思ったでしょうか。
駿河の関与
ドラマの最後で、駿河の事件への関与を匂わすシーンが存在していました。
ブルーという人物から来た「ありがとうございました」というメールを削除していました。
個人的には、第2話の段階から、駿河の行動や言動を事細かに考察し、鬼側の人間ではないかと言い続けてきました。
しかし、B級ホラーのエンディングにありがちな、雑な匂わせシーンとして扱われてしまったことに、とても憤りを感じています。駿河について、ちゃんと考察してきた人間としては、残念な結末です。
まあ、意味としては、駿河が黒幕だったということです。公式サイトの動画で提示された「father」という単語からも、創始者、つまり、黒幕という捉え方ができます。
おそらく、駿河の目的は、和泉にあったと思います。第9話で、和泉がP2計画の話で崩れ落ちた時に、にやりと笑っていました。駿河と和泉は、2年前、横須賀の監禁事件で知り合っています。
この事件は、三郎も関与しています。そのときの出来事かどうかはわかりませんが、何らかの形で和泉に恨みをいだき、今回の件に関与したのだと思います。創始者という意味では、首謀者は大和耕一ではなく、駿河だった可能性が高いです。
まあ、続編への繋ぎという意味なのかもしれませんが、しつこいようですが、個人的にはしっかり回収してほしかったところです。
「かごめ」と「はないちもんめ」に共通する陰謀
このドラマでは、わらべ歌に関するいくつかの要素が存在していました。
最後、駿河に送られてきたメールの宛先が、「後ろの正面だあれ」でした。
これは、わらべ歌「かごめかごめ」の一文になります。そのほかにも、黒鬼が落書きをしていた時の鼻歌や、紫鬼 追跡時の信号機の音が「はないちもんめ」の歌でした。
これら、わらべ歌には、ある共通する意味が込められています。それは、人身売買です。
日本の昔のわらべ歌には、直接的ではありませんが、そういった意味が込められているものが多く「とうりゃんせ」なども、それに該当します。
人身売買を示唆していたとして、ドラマの内容とどう関係していたのでしょう。
ドラマを見終わった後、やたらと里子が多く登場していたことに、違和感を感じた人も多かったのではないでしょうか。結局、主要3人の鬼は、みんな里子でしたし、琴音を合わせると、4人も里子が登場したことになります。
しかし、ストーリー上、里子である必要性は、ほとんど感じませんでした。普通に親子とか兄妹ということであっても、話は通じます。それなのに、わざわざ里子を強調した理由は、そこに、ある陰謀が存在していたからではないでしょうか。それが、人身売買ということです。
里子制度では、国から毎月15万ぐらいの手当てが支給されます。その手当が目的で、制度を悪用した人身売買組織の存在を示唆していたのかもしれません。
里子は、最大4人まで委託することができますが、尾張が上限いっぱいまで預かっていた点も、怪しい感じがします。
耕一たちが育った施設が、そういった組織だった可能性は、十分にあり得ます。
そういう意味では、駿河もその施設の孤児で、耕一たち同様、他の家族のところに里子に出されていたということも考えられます。
人身売買組織が、続編のための伏線だとしたら、駿河の関与を回収しなかった点にも納得がいきますが、はたして、そこまで考えての事なのでしょうか。まあ、その辺はわかりませんが、続編には期待しつつ、大病院占拠の考察は、これで終了にしたいと思います。
時系列の逆走や、相模の紫鬼情報流出など、考察系ドラマとしては、あるまじき失態がいくつか存在しましたが、全体的には、楽しく視聴することが出来ました。
これまで、大病院占拠の考察をご覧いただき、ありがとうございます。4月期も、ロジカルかつ独創的な観点で、新ドラマの考察をしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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以上、「ドラマ【大病院占拠】最終回考察 「かごめ」と「はないちもんめ」に共通する陰謀、そして、尾張の時系列逆走」について、考察してみました。
4月期から考察を予定している新ドラマとして「ペンディングトレイン」をあげておきたいと思います。
パラレルワールドや、タイムリープの要素を含んだドラマのようなので、考察的楽しみかたが出来そうな感じがします。また、みなさんと、考察が楽しめたらと思います。