ドラマ考察

ドラマ【ハヤブサ消防団】第3話考察 放火犯は消防団員ではない、その証拠が第1話に存在する

木曜、21時からテレビ朝日系列で放送されているドラマ、ハヤブサ消防団の、第3話で気になった点について、考察してみたいと思います。

スポンサーリンク

YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

写真の女性の正体

三馬の家にあった古いアルバムに、女性の写真が挟まっていましたが、どうやら、山原リンコという女性に似ているということのようです。

勘助の祖母の話なので、確定というわけではありませんが、おそらく、間違いないでしょう。
そのリンコですが、男に捨てられ、山で投身自殺を図ったようですが、ノブコという娘がいたようです。

この2人の関係性から、ノブコが白髪の女性で、その娘が彩ではないかということが思い浮かびます。第3話の最後で、2人が寄り添っていたことからも、繋がりがあることは明らかです。

一見、単純な話のような感じがしますが、この話を分かりづらくしている要素が、リンコがどの年代の人物なのかはっきりしない点です。祭りの写真を見た感じだと、カラーですし、そんなに昔といった感じはしません。

年代を見極めるポイントとなりそうなのが、一番左の男の子のポーズです。これは、仮面ライダー1号の変身ポーズなので、放送が開始された、1971年以降であることは明らかです。

勘助の祖母の話だし、誰も知らないことから、かなり昔のことのような感じがしましたが、違いました。
そういう意味では、70年代の写真のような気がしますが、他の大人の髪型からは、80年代といった感じもします。10年違うと、関係性も変わってきます。
仮に、祭りの写真が1975年のものだとすると、リンコは25歳、ノブコは5歳ぐらいと推測できます。

その20年後、1995年に彩が生まれますが、ノブコは25歳なので、母親の年齢的には合います。

この時、三馬が7歳なので、父親が32歳だとすると、その時にノブコを撮影した写真ということになります。

現在、ノブコが53歳、彩が28歳ということで、このケースが一番ぴったり合うように思います。

ただ、1つ気になるのが、ノブコとされる、白髪の女性の額に、傷跡が残っている点です。

もしかしたら、リンコが投身自殺した時にできた傷跡ではないでしょうか。つまり、リンコが生きていて、あの白髪の女性がそうだということです。祭りの写真が、1985年のものだと仮定してみます。この時に、リンコが25歳、ノブコが5歳だとすると、彩が生まれる1995年には、ノブコはまだ15歳なので、彩の母親ということは考えづらくなってきます。仮に、リンコが生きていたとすると、その時、35歳なので、彩の母親という可能性が出てきます。

そうなると、三馬の父親が撮った写真も、リンコということになります。そして、ノブコと彩は、姉妹ということになります。
そうなると、第3話の最後で、白髪の女性と彩が眺めていた、教祖のような女性がノブコだということです。

話の流れ的には、白髪の女性がノブコ、その娘が彩というケースのほうがしっくりきますが、リンコが生きていて白髪の女性、その娘が彩というケースも想定しておきたいと思います。
いずれにせよ、放火事件等に、どう関わっているのかは、現段階では何とも言えないので、今後の展開を待ちたいと思います。

山で遭遇した人物たち

三馬と中山田が、山で道に迷った時、複数と思われる人物たちに遭遇しました。声をかけると、慌てて逃げていきました。

ライトの光が5つあったことから、おそらく、白髪の女性の取り巻きだった連中でしょう。

近くに、白髪の女性も立っていましたが、一体、何をしていたのでしょう。
何となく、宗教がらみの集団のような感じがしますが、写真の考察の所でも言ったように、現段階では、明確の要素が存在しないため、はっきりとはわかりません。近くにいた真鍋や、迎えに来た山原や勘助は、おそらくミスリードだと思いますが、この集団が何なのかは、今後の展開待ちです。

スポンサーリンク

山原家に放火した人物

山原家の放火ですが、逃走した犯人の様子から、消防団の誰かという可能性が出てきました。車内に、消防団の帽子が置いてありました。

最初、山原の自作自演も考えましたが、自分が死にかけている点と、犯人が逃走している点から、除外されます。

勘助と三馬も、ずっと一緒にいたので、除外していいでしょう。

そうなると、徳田、森野、宮原のうちの誰かということでしょうか。
徳田と森野は、一緒に消防車で現場に来ているので、逃走のロスを考えると、タイミング的に可能性は低いです。

宮原に関しては、最初に現場に到着している点から、逃走のロスを補うことができるので、可能性はあります。

ただ、山原が、防犯カメラを仕掛けていたことに対して、動揺している様子がなかったですし、2人の裏切りの関係性が見えないので、おそらく違うでしょう。

そうなると、消防団の中に、放火犯はいないことになってしまいます。しかし、消防団員ではなく、消防協力団員という可能性もあります。つまり、居酒屋の店主、賀来ということです。

賀来であれば、逃走後、再び現場に行く必要がないので、逃走のロスについて考える必要がありません。協力団員であれば、帽子も持っているはずです。
ただ、1つ 気がかりなのは、放火のあった時間帯です。防犯カメラの映像から、13時44分に犯人が逃走していることがわかります。

しかし、賀来の店では、ランチもやっているため、13時前後は、店の繁忙期といえる時間帯です。さすがに、その時間帯に店を抜け出して放火しにいくというのは、難しいです。

もし、この日が、定休日だったという情報がでてくるようなら、賀来が犯人の最有力候補となりそうです。
ただ、犯人が消防関係者というしがらみを取っ払ってしまうと、もっとも怪しい人物が1人存在します。そのポイントとなるのが、犯人が利用していたトラックです。

小型のトラックですが、荷台の部分に、緑色のシートがかかっているのがわかります。実は、これと似たトラックが、第1話で登場していました。それが、こちら、浪川が所有しているトラックです。

確かに緑のシートを荷台に積んでいますが、荷台の横のラインが違うようにも見えます。おそらく、光の加減の問題で、反対側の映像を見れば、横のラインが入っていることがわかります。

しかも、会社名の部分が見えてしまうのを防ぐために、緑のシートで隠している感じなのが怪しいです。
他の放火事件に関してはわかりませんが、今回の件に関しては、浪川の可能性が高いです。

そうなると、浪川はなんで、消防団の帽子を持っていたのでしょう。

消防団員のせいに見せるために、レプリカを用意した可能性もあります。今後の展開で、帽子のせいで消防団員が怪しまれる展開になるようなら、浪川犯人説が、現実味を帯びてきます。

以上、「ドラマ【ハヤブサ消防団】第3話考察 放火犯は消防団員ではない、その証拠が第1話に存在する」について、考察してみました。
前回の考察に続いて、まさか、今回も浪川 ネタを扱うとは思いませんでした。さりげなく、浪川の怪しい要素を盛り込んでくるので、扱わざるおえませんが、ミスリードの可能性もあります。ミステリー好きとしては、こういうどちらにも転ぶ可能性がある要素は、考察するうえで、とてもおもしろい要素です。

スポンサーリンク

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です