ドラマ考察

ドラマ【天国と地獄 ~サイコな2人~】第9話考察 日高の嘘を暴き出せ、真の狙いは裁判での無罪

日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、天国と地獄 ~サイコな2人~の、第9話で気になった点について考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

日高と綾子は入れ替わっていた

前回の考察では、日高と綾子は入れ替わっていないと話しましたが、結果、入れ替わっていました。

綾子が朔也に対して、あそこまで逆上するとは思わなかったので、中身は日高のままかと思いましたが、読みが外れました。入れ替わっていたことで、日高が、朔也との関係を語る流れがスムーズに進んだ感じもしました。

スマホの位置情報をオフにする陸

朔也と陸は、福岡のホテルに1泊しますが、その時、陸が、スマホの位置情報をオフにしていました。

警察が、陸を追跡することはないと思うのですが、なぜこのようなことをしたのでしょう。単なる用心ということでしょうか。あるいは、陸を怪しく見せるためのミスリードなのか。その後の展開に影響を及ぼさなかったので、どういう意味があったのか不明でした。

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十和田と日高家は繋がりがある

緊急報告動画としてもあげましたが、日高の父、満、十和田と思われる人物が対面しているシーンが存在しました。

刑事が、満の証言から、日高と朔也は生き別れの兄弟だということを五十嵐達に報告しているシーンですが、はたして、これは十和田なのでしょうか。ぱっと見、十和田に似ています。ただ、シチュエーション的に、証言を聞きに行った刑事という可能性もあります。報告をしている刑事や、その周りには、似たような風貌の人物はいないので、十和田の可能性が高そうです。

隣にいるのは日高のようですが、一体どういう関係なのでしょう。年齢的に、十和田が朔也だということはなさそうです。十和田と朔也が入れ替わっているという可能性はありますが、残り1回で、このことを回収するのはかなり困難な感じもします。そもそも、十和田の素性がほぼわかっておらず、日高との接点も何も見えていない以上、考察のしようがありません。
皆さんは、この人物が十和田と思いますでしょうか。

日高の嘘を暴き出せ

今回、日高の口から、朔也との関係についての全貌が語られました。しかし、実際の経緯と比較してみると、違和感を感じる点がいくつか存在します。

その辺を比較しながら、振り返ってみたいと思います。
まず、田所の事件ですが、日高としては、この時、初めて壁に書かれた数字を見たわけで、どういう状況か把握しきれていなかったはずです。日高も、とにかく現場に行かないと始まらないと言ってました。そんな状況の中で、全ての防犯カメラを掻い潜り、貸自転車まで利用して現場に向かっていることが、あまりにも計画的すぎる感じがします。
他にも、突発的に向かったのに、傘立ての下に鍵があったことをなぜ知っていたのか、足跡痕がなぜ2人分ないのかなど、細かい点も気になります。
さらに、朔也が持っていたSDカードも、何か意味がありそうです。

犯行状況が録画されていることから、朔也が持ち去ったのだとは思いますが、実は、自分が犯行を行っている映像ではなく、日高が犯行を行っている映像が映っているのかもしれません。
凶器の石やサンプルQを処分しなかった理由も、よくわかりません。

次に、四方の事件ですが、これは、やはり、あの動画に尽きると思います。どうやら、フェイクではなさそうですが、そうなると、日高の行為に、かなり悪意を感じます。朔也が犯行を行った後だとしても、あんなに、頭をバンバン叩いているのを見ると、日高自身の犯行のようにも見えてきます。

久米の事件については、数字が書かれる前から、久米家を張っていたという点に違和感を感じます。しかし、この件に関しては、朔也が実行したというのは明らかです。もしかしたら、この件だけが朔也の犯行という可能性もあります。最後に自分が犯行を行い、日高の罪をかぶったということです。
つまり、前の2つの事件は、実行犯が日高で、清掃が朔也だったということです。

清掃は、もともと、朔也が仕事としてやっていたことですし。

一連の事件に関しては、こんなところですが、日高が常に気にしていながら、話に出てこなかったことがあります。それは、新月についてです。
犯行は、いつも新月の夜に行われていました。日高も、常に月を気にしているようなそぶりを見せていましたが、その法則性については、まったく触れられませんでした。九十九も気づいていましたが、もしこれがたまたまの偶然だったとすると、かなりえげつないミスリードです。この法則性が、入れ替わりの可能性を呼び起こしていた要因でもありました。
入れ替わりと言えば、日高が綾子に言った、「だからあなただったんですね」という、第3者的な発言についても回収されていません。

発言については、「まだ生きてんのかよ」という言葉が、兄のためを思い、犯行に加担していた人物の言葉としては、乱暴な感じもしました。

こうして、日高自身の行動や言動を起点に見てみると、兄の朔也のために、犯行後、清掃を行っていただけという話とは、かなり違うように感じます。

真の狙いは裁判での無罪

どうやら、日高は、3つの犯行が自分だと認めてしまうようです。そうなると、裁判で有罪になってしまうということでしょうか。

そこを、綾子が救うといった展開になりそうですが、それも日高の策略のような感じがします。
結果的に、日高は無罪になるのですが、本当の真実は、日高が実行犯だったという結末です。

海外ドラマなどで、真犯人が難を逃れた後、本当の犯行映像が回想のように流れて、終わるというのがありますが、そういった感じでしょうか。
もしかしたら、再々逆転があるかもしれません。日高が難を逃れた後、綾子が、本当の真実に気づくという展開です。その場合、証拠として重要になってきそうなのが、あのSDカードです。

あそこに、日高の犯行の様子が映っていれば、決め手となります。

以上、「ドラマ【天国と地獄 ~サイコな2人~】第9話考察 日高の嘘を暴き出せ、真の狙いは裁判での無罪」について考察してみました。
もし、あの人物が十和田だとしたら、複雑すぎて、この押し迫った段階で考察することは、ほぼ不可能になってきます。ただ、展開としては、おもしろいので、そうであることを期待しつつ、最終回を楽しみましょう。

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