シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、「騒霊館殺人事件」のFILE.13、最終話についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。
この金田一37歳の事件簿の考察ブログがSNSで、原作者の樹林伸先生にリツイートされました。
ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 66話より引用しています。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
Contents
白鳥を止めたのは、ちはやの霊
萌音を殺害しようとする白鳥に、ちはやの霊が乗り移り、犯行は食い止められました。表情も、ちはやになっていました。
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どうせ乗り移るなら、最初の犯行の時にすればいいのに、というのは置いて おいて、白鳥は強い霊感を持っていたということでしょう。
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庭本達の犯行の真相
ちはやをおどかそうとして、あやまって、階段から落としてしまったというのは、やはりウソでした。やはり、違法ドラッグやってました。
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その時の、ポルターガイスト現象も、庭本達の自作 自演ということでしたが、最初から明かされずに、わざわざ、白鳥のサイコメトラーを挟んだのは、何か意味があったのでしょう。
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おそらく、白鳥の強い霊感を事前にアピールしたかったのだと思います。そのことが、最後の、ちはや乗り移りにつながっていったのでしょう。
未回収のままだった伏線
前回の考察であげた、未回収の伏線について、振り返ってみます。
まず、花塚の背中の傷ですが、結局、何が原因だったのかは、わかりませんでした。結局、ただのミスリード要素だったようです。金田一シリーズでも、銀幕の殺人鬼や、薔薇十字館で、背中の傷が出てきていたので、おそらく、作者の好みなのでしょう。
中根沢が、天使の像を見て、何を懐かしんでいたのかもわかりませんでした。まあ、この辺は、回収しなければならないという要素でもないので、これはこれで問題ないかと思います。
庭本達が、ちはやを埋めるための、セメントと道具をいつ用意したのかについても、わかりませんでした。おそらく、ポルターガイスト現象でみんながいなくなったあとに準備をしたのでしょう。
栗原チャールズ達郎は、出てきました。高遠と関連がある人物かとも思いましたが、普通に電報堂の部長でした。
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「ホーントにいたんですねー!、スコットランド人ハーフの上司!!」、あ。
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金田一二三登場
金田一の部屋に、突然、合いかぎを使って、入ってきた女性、実は、29歳になった、金田一二三でした。
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最初、はじめちゃんて呼んでいるので、美雪かと思いました。
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読者にそう思わせるため、作者が意図的にそうしたと思います。次回のエピソードでは、二三も関わってくるのかですが、フリ的に、そういう感じもしますが、おそらく違うと思います。
多分、速水玲香の時と同じように、近況 報告だけして、本編には関わってこないような気がします。できれば、本編にも関わって、盛り上げてほしいところです。
以上、「漫画、金田一37歳の事件簿、騒霊館殺人事件 FILE.13 シリーズ完結、金田一二三の次回作への関与」について考察してみました。
37歳では、騒霊館シリーズを含め、これまでに、5つのエピソードが存在しますが、ランク付けをするとこんな感じでしょうか。
京都美人華道家がトップで、歌島リゾート、函館異人館、騒霊館が、離れた同率2位、タワマンマダムは圏外。京都美人華道家以外は、いまいちパットしない感じです。
長編が3つ続いたので、このあたりで、タワマンマダムのような、遊びエピソードが入るような、嫌な予感がしましたが、予告タイトル的に大丈夫そうな感じがします。
綾瀬連続殺人事件。連続殺人事件ということなので、次回のエピソードもちゃんとした、長編エピソードのような気がします。
次回のエピソードも、考察するかどうかは、今のところ未定です。
見てくださった方で、要望があるようでしたら、コメントなり、ツイッターでいいねをいただければと思います。
これまで、漫画、金田一37歳の事件簿、騒霊館殺人事件の考察をご覧いただき、ありがとうございました。もし、次回のエピソードも考察をする場合は、引き続き、よろしくお願いします。
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