ドラマ考察

【ドラマ】「舞いあがれ!」第1週考察 舞の発熱は、原因不明なんかではない【連続テレビ小説】

朝の連続テレビ小説、舞いあがれ!の、第1週で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

舞の発熱

当初から、舞の発熱は、原因不明という触れ込みでドラマが始まりました。

病院で検査をしても、悪いところは見当たらないということでした。ドラマによっては、原因不明のまま、あいまいにした形でドラマが進んでいってしまうケースがあります。しかし、このドラマでは、そこにちゃんとした意味を持たせていました。
最初は、五島列島という自然の台地につれていくことで、心身共に強くなっていくのかと思いました。

もちろん、そういう意味もありますが、本質的な部分は、舞と、母親・めぐみのお互いを思う気持ちにありました。

めぐみは、舞のことを心配するあまり、抑止力が強くなってしまい、舞が思っていることを言えない状況を作り出していました。一方、舞は、母親が言っていること、思っていることを自分がすれば、喜んでもらえると思い、常に母親の顔色を伺っていました。どちらも、やさしさゆえの事なのでしょうが、そういったことが、舞の発熱の原因に繋がっていったということです。母親が娘を叱るようなしぐさを見せていないため、視聴者も、なかなかそういった要素に気づきづらかったように思います。そこにいち早く気づいたのが、おばあちゃんの祥子です。

最初に違和感を感じたのが、タコ騒動の時でした。さくらが持ってきたタコをいじりながら、はしゃぐ舞を、めぐみが注意した件です。翌日、舞が発熱したことから、原因は、めぐみと舞の関係性にあると察知しました。

その後の、校外学習騒動では、参加を心配するめぐみを制止して、舞の思っていることを言わせていました。この時点で祥子は、ある程度、確信していたということです。このままでは、舞が自分の言いたいことを言えない状況が続くため、祥子は、めぐみを東大阪に帰らせることにします。

母親を見送る、舞の表情や心境が、とても切ない感じでした。

母親のためを思った行動でありつつも、それを自分の言葉として表現した瞬間でした。
このドラマ、先ほども言いましたが、めぐみが舞を叱るようなシーンは存在しません。さらに言えば、舞がぐずったり、駄々をこねるシーンもありませんし、めぐみが祥子に抵抗するシーンも存在しません。しかし、そのことが、信頼や尊重、やさしさを際立たせる形になっていて、個人的には、とても心地良い気分にさせてくれるように感じました。

制作側のこだわり

このドラマは、地域や時代設定はもちろん、とても細かい部分にこだわりを持っているように感じました。
キャスティングに於いては、五島の舞台では、俳優の枠を超えて、歌手の前川清さんや、長濱ねるさんを起用するなど、リアリティーを追及しているような感じがします。

長濱さんは、以前、ドラマ「君と世界が終わる日に」の考察で、棒演技を指摘しましたが、地元のキャラということもあり、とても自然に演じているように感じました。東大阪の舞台では、関西の芸人を多く起用しているのも、そういったこだわりの現れでしょう。
そういった意味では、方言についても、細かいこだわりがありました。めぐみの方言が、関西弁はぎこちなく、長崎弁が流暢でしたが、これは、五島から駆け落ちして関西に行ったということへの伏線になっていました。方言に詳しくない私には、その差が全くわかりませんでしたが、これも、わかる人にはわかる、細かいこだわりの部分でした。
他にも、五島に行ってしまう際、幼馴染や学校の友達との別れのシーンは描かれず、手紙でのやりとりに終始していたこと。

兄への置き土産が、なぜか、手作りのけん玉だったことなど、真意がわからない部分がありながらも、なにか、制作側の意図しているものが存在しているように感じるシーンがいくつか存在しました。

そんな中でも、個人的にとても印象に残ったのは、第3話で、船からおり、五島に着いた時のシーンです。おばあちゃんが、不機嫌な顔をして待っていました。

めぐみと祥子の久々の再会、そして、舞が初めておばあちゃんと会う、重要なシーンです。しかし、このシーンの直前に、舞がくしゃみをし、上着を着せるシーンが存在しています。

この後に、メインとなるシーンが控えているため、通常なら、めぐみが舞に声をかけて、上着を渡すぐらいの短いシーンに収めるところです。ところが、舞がくしゃみをする、めぐみが声をかける、上着を渡す、舞がリュックをおろす、上着を着る、再びリュックを背負うといった一連の流れをすべて見せていました。その間、30秒です。やや長いとも思える、このまの中で、五島まで来てしまったけど大丈夫だろうかという2人の不安、祥子と再会することへのめぐみの不安、この2つが集約されていたように思います。

この、30秒が、次に訪れるメインのシーンへの、大きな前振りになっていたということです。
こうした、制作側の細かいこだわりが、ドラマを盛り上げる要因の一つになっているのではないでしょうか。

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次回以降の展開

どうやら、幼少期編は、3週目まで続くようです。
次週の予告では、走ってはいけない舞が、走っていました。

子供が生まれそうな妊婦が、人を連れてきてくれと頼んでいるようなので、おそらく舞が、人探しに奮闘するのだと思います。
舞がどれぐらいの期間、島に滞在するのかも気になります。学校の子どもたちとも、すぐに仲良くなっていましたし、人見知りや、環境の変化に弱いといった感じはないのかもしれません。個人的には、海辺でお弁当を食べている時、向かって右の子とおかずを交換したりして楽しんでいましたが、その間、左の子が、黙々とひとりで食べていたのがおもしろかったです。

兄の悠人の受験も気になります。
詳しく描かれるのかどうかはわかりませんが、3週目が、父親、浩太の回のようなので、その辺で絡んでくるかもしれません。

1つ、気がかりなのは、脚本家が3人体制という点です。
今の感じを継続しつつ、3人で盛り上げていく形であればよいのですが、突然、作風が変わり、別のドラマになってしまわないかが気がかりです。
そういったことも含め、今後も、ドラマ、舞いあがれの記事をあげていければと思っています。

以上、「ドラマ】「舞いあがれ!」第1週考察 舞の発熱は、原因不明なんかではない【連続テレビ小説】」について、考察してみました。
考察系のドラマではないので、感想のようになってしまいますが、継続していければと思っています。帯形式のドラマは慣れていないので、1話が一瞬で終わってしまう感じがします。実は、ちゃんと朝ドラを見るのは、92年の「ひらり」以来となります。

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