今回は、息子夫婦が殺害されて錯乱状態の赤池幸子、実は体も頭もちゃんとしているんじゃないかという観点で考察してみたいと思います。
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赤池幸子は歩くことができる
幸子は、車いすの生活を余儀なくされていますが、なぜ車いす生活になったかは明らかにされていません。そして1話の中で、1階フロアに車いすが転倒した状態で放置されているシーンがありました。もし幸子が歩けないのなら、その横に倒れていなければいけないはずですがいませんでした。これは幸子が歩けることを裏付けていると思います。ただ、この時どこで何をしていたのかは明らかになっていません。
赤池幸子は頭がしっかりしている
美里とのやりとりで、年をとっても頭がしっかりしているということをアピールするシーンが随所にありました。「ゴッホの絵についてのこと」、「中原中也の詩についてのこと」、「あて名書きの間違いを指摘していること」などがそうです。そして、外面と内面の切り替えの速さや、口調のしっかりとした感じからかなり頭の回転も速いと感じます。
この2点が何を意味しているかというと、ちゃんと体が動かせて頭がしっかり働くということは、一連の事件にもかかわることができるということを意味しています。
赤池幸子だけ生き残っている
赤池殺害事件で、美里と吾朗が殺害されましたが幸子だけが生きていました。赤池事件についてはおいおい考察しますが（まだ論理的にまとめきれていないので）、電気が消えた時にすぐに犯人の影が見えることから、犯人は最初から部屋に潜んでいたことになります。つまり赤池家の誰かが手引きをして忍ばせていたことになります。その手引きをしたのは、幸子の可能性もあります。
赤池幸子の錯乱状態は演技である
現在は、錯乱状態で施設に入れられている状態ですが、これは演技で実は正常状態だという可能性もあります。翔太の問いかけに対して的確に答えていますし、状態が安定しているときの様子が妙に優しい感じになっているのが気になります。
赤池幸子は江藤祐樹を手なずけている
以前の考察からも江藤が幸子の財産を狙っているという、江藤側からの視点でしか見ていませんでしたが、実は幸子が主導で江藤を手なずけているという可能性もあるかもしれません。
ということで、今回は赤池幸子視点でいろいろ考察してみました。まあ、あくまでも可能性あるというだけで決定的な根拠はありませんが、車いすの件についてはしっかりと回収してほしいところです。あくまでも私の本線は、黒幕尾野、共犯江藤、お手伝い桜木ということです。
