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達雄は本当に組合の会合に行ったのか
康介の事件が起こった当日、達雄は、組合の会合ということで出かけましたが、今思うと、何か違和感を感じます。
まず、達雄が事前通達するシーンが存在しなかったという点です。本来なら、出かける前に、組合の会合に行ってくるという説明が、達雄の口からあるべきですが、それがありませんでした。出かけた後で、梨央が優に、組合の会合で遅くなるということを言った時に、初めてそのことが視聴者に明かされました。
あの時、達雄は、大輝を駅まで送っていきましたが、2人の会話に聞き入るあまり、達雄はどこに行くんだろうという疑問から、気をそらされてしまったように思いました。
後づけで、組合の会合という言葉が出てきましたが、本当は違う目的で出かけたということを、さりげなくカモフラージュされてしまったような感じがします。何も示唆せずに、実はあの日、別のところにいっていたというのでは、視聴者に対してフェアーじゃないので、こういった形で示唆していたのかもしれません。
もう1つ引っかかったのが、台風です。
岐阜県全域に台風が直撃するという状況で、組合の会合など開くでしょうか。中止や延期にしそうな感じもしますが、ちょっと流動的で判断しかねますが、いずれにせよ、あの日達雄は、どこか別の場所にいっていたと推測します。
達雄は、本当はどこに行ったのか
仮に、達雄が組合の会合に行ったのではないとしたら、はたして、どこに行ったのでしょう。車ですし、大輝を駅まで送っていることから、駅周辺の市内の可能性が高そうです。
梨央にウソをつき、祝勝会までけって出かけたとなると、達雄にとって、とても重要な人物と会っていたのではないかと思われます。そう考えると、1番可能性が高いのは、梓です。
時間的な観点で見ると、達雄が梓のところにいったのではなく、梓が達雄に会いに岐阜まで来た、あるいは、仕事で来ていて、そのついでに達雄に会ったといったところでしょうか。どちらが切り出したのかはわかりませんが、梨央が東京に行くことになった時のことを2人で話し合ったのだと思います。
達雄の共犯は梓
康介の事件を処理するには、達雄一人では難しいという声が多く聞かれますが、おそらく、この日会っていた、梓が協力したのだと思います。
梓は、達雄と会った後、そのまま帰らなかったのでしょうか。ここがポイントで、帰らなかったのではなく、帰れなかったのです。この日は、岐阜県全域に台風が直撃したので、交通機関が運転を見合わせていた可能性があります。
そのため、帰るに帰れなかったのではないでしょうか。梓も、達雄同様、周りには隠して会いに来た可能性が高いので、1人ではどうすることも出来ず、その日は岐阜に留まることにしたのだと思います。
駅の近くのホテルにでも泊まったのでしょうか。その辺は流動的なので、何ともいえませんが、梓が梨央に会いたいとでも言ったのか、とりあえず達雄は、梓を乗せて家に帰ることにしたのだと思います。そして、家に着いた時、あの事件が起こっていたということです。
あの時、達雄の後ろに映っていた影は、車から降りて様子を見に来た梓だということです。
ここからは、2人で手分けして、事件の隠蔽処理に翻弄したのでしょう。達雄が、遺体や証拠の処理、梓が、梨央や優のケアといった感じでしょうか。
達雄を無報酬で助けるような関係、その達雄が1人で罪をかぶるような相手となると、やはり、共犯は梓しかいません。
このことは優の記憶から明らかになる
もし、これまでの考察があっているとすると、達雄が死んでしまっている以上、梓が真実を語らないかぎり、真相は闇の中です。しかし、真実を知っている人物がもう1人います。それは、優です。
優は、病気のせいで、あの時の記憶を失っています。しかし、梨央が開発している薬が完成すれば、優にあの時の記憶が蘇る可能性があります。それと 同時に、梓の犯行を証明することにもなります。
梨央は、優の病気が治ることと、梓の犯行をおおやけにしないことのジレンマに苛まれるのではないでしょうか。
以上、「ドラマ【最愛】ピンポイント考察 達雄があの日出かけた本当の理由、その時に会っていた人物が共犯者」について、考察してみました。
今回の考察だと、梓の事件への関与が小さすぎる感じもするので、もしかしたら、まだ息のあった康介に、とどめをさしたのが、梓という可能性もあるかもしれません。