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鬼たちの中に警察関係者の存在
ドラマの中では、警察内部や人質の中に存在する鬼探しで盛り上がっていますが、逆の可能性について考えることはできるでしょうか。つまり、鬼たちの中に、警察関係者が存在する可能性ということです。
多くの鬼は、すでに素性が明らかになっているため、可能性があるとしたら、青鬼、赤鬼、黒鬼の3人になります。
そもそも、警察関係者が潜伏する理由は何なのでしょう。それは、警察を正すための警察、公安による潜入捜査です。鬼たちの大きな目的の1つが、P2計画の全貌を明らかにすることですが、それに便乗して、警察の関与を明らかにし、闇の部分を正そうとしているのではないでしょうか。
本来、公安自身が、潜入捜査をするということはないのですが、特殊な目的を持った集団なので、直接公安が潜入したという設定なのかもしれません。まあ、こういうドラマなので、あまり細かいことを気にする必要はなさそうです。
仮に、公安が潜入していた場合、鬼側が誰も殺害していないという点も納得できます。計画自体を、そういう方向性で進めさせていったという可能性はあります。
そう考えた場合、残る3人のうち、誰が公安なのでしょう。
まず、青鬼ですが、この計画のリーダー的存在ですし、ガソリンスタンド事件の尾張の息子であることは、ほぼ確実なので、除外してもいいでしょう。
残るは、赤鬼と黒鬼ですが、ポイントとなりそうなのは、鬼たちの計画に便乗するかたちでの潜入捜査という点です。
自分自身で何かを探る必要があるというわけではないので、ある意味、余計なことをしない立ち位置が理想となってきます。そういう意味では、赤鬼は、ハッキング能力を生かした、重要な立ち位置にいるので、外れてきそうです。以前の考察で、赤鬼は、和泉の夫という可能性について触れましたが、もしそうで、夫が公安だとしたら、赤鬼ということもありえます。
ただ、私服やサングラスのセンスや、鬼のコートがロックテイストな点から、ちょっと違うような感じがします。
そうなると、黒鬼が怪しくなってきます。
ドラマ序盤から気になっていましたが、黒鬼だけが、なぜかハイテンションで、他の鬼とは違う面もちでした。
復讐を胸にいだいてといった感じではなく、それこそ、先ほど言った、傍観者的立ち位置のように感じます。
さらに、公式サイトの鬼の特徴を見ると、黒鬼だけが、コートに鬼のマークが入っていることがわかります。
鬼のマークが入っている人物だけは鬼ではないという、逆暗示ともとれます。
さらに、これは、メタ的な観点ではありますが、このドラマの続編制作が内定したと噂されているようです。
その記事の中で、黒鬼役のベッキーさんが、とても喜んでいるようだと書かれていました。これは、ベッキーさんが続編にも出演するということでしょうか。はっきりとそう書かれていたわけではありませんが、その可能性を示唆しているようにも取れました。
しかし、普通に考えたら、それはありえません。黒鬼は、犯罪者側なので、最終的には逮捕されるはずだからです。しかし、黒鬼が公安だったとすれば、続編で、警察側の立場の人間として再登場することができます。
まあ、続編自体、噂なので、何の信ぴょう性もありませんが、そういったメタ的要素も気になりました。
他の鬼同様、青鬼の親族という可能性もありますが、それだとワンパターンが過ぎるので、赤鬼と黒鬼は、別の立ち位置の人物であることを願います。
以上、「ドラマ【大病院占拠】short考察 逆転の発想､鬼たちの中に警察関係者が潜んでいる可能性」について、考察してみました。
可能性は低いかもしれませんが、最後の最後でのサプライズ展開としては、面白いように思ったので、short考察としてあげてみました。
