YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
Contents
えみりの監禁場所
えみりが監禁されていた場所は、トラックの冷凍用荷台の中でした。
前回の考察では、パナケイア号の食糧備蓄庫と考察しましたが、違っていました。ただ、結果的には、播磨の罪に関係しているホテルに誘導することが目的だったようなので、当たらずも遠からずと言った感じです。というのも、播磨の罪が、パナケイア号の集団感染に関係している可能性が高いからです。
その播磨ですが、ホテルでのあの映像は、一体何をしているのでしょう。
播磨の罪
播磨がホテルの地下 駐車場で映っていた映像の日付が、2022年1月となっているので、1年前の出来事です。
この日付は、パナケイア号のニュースが流れた時の画像に書かれていた日付と一緒です。
しかし、ここで疑問なのは、集団感染が起こったのは、3年前だという点です。この時の、政府の対応に問題があったことが、鬼の復讐のターゲットとなっていることは明らかだと思います。ただ、この3年前の出来事と、1年前の播磨の行動が、どう繋がってくるのでしょう。
ポイントとなりそうなのは、播磨を連れてきた鬼が、茶鬼と橙鬼だという点です。
これまでの経緯から、播磨の罪が、この2人の鬼に関係している可能性が高いです。そうなると、弟と思われる、例の写真の人物が被害者ということになります。
と、ここまではいいのですが、やはり、3年前のパナケイア号の件と繋げる要素が見えてきません。そこで、少し発想を変えてみたいと思います。
播磨は、甲斐の件で罪の片棒を担いでいました。そして、播磨には他にも罪があるということから、もう1つは、パナケイア号の件だと思っていました。つまり、播磨は、2つの罪を抱えているということです。この罪の数が、2つではなく3つだったとしたらどうでしょう。そう考えれば、茶鬼と橙鬼の復讐の対象となる罪を、パナケイア号の件と切り離すことが出来ます。
あの写真の人物が、何らかの事件に巻き込まれ死亡してしまい、そのことを隠ぺいするために、播磨が動いたということです。土佐が、播磨の脅しで、甲斐の死を隠ぺいしたのと同様に、政府ないし警察の上の人間の命令によって、播磨が隠ぺいをおこなったということです。
播磨がそこまでする理由は、第3の罪、パナケイア号の件がきっかけになっている可能性が高そうです。
紫鬼は相模なのか?
今回、10人の鬼の正体が明かされましたが、紫鬼だけは、未だに謎のままという状況になっています。
エンディングのキャスト紹介で、紫色でモザイク化されたものが出てもよさそうなものですが、それもないです。そういう意味では、すでに登場している誰かが、紫鬼という可能性があるかもしれません。
実は、ウィキペディア上で、気になる情報を目にしました。これは、相模役の白洲さんの情報ですが、出演ドラマ一覧の、大病院 占拠のところに、紫鬼役と書かれています。
完全に情報流出です。まあ、書き込み自体誰でもできるので、情報の真偽については明らかではありませんが、かなり気になります。そこで、紫鬼を相模だと仮定して、一連の経緯を振り返ってみます。
まず、いきなりですが、相模は紫鬼に襲われているので、あの時の紫鬼は、相模ではないことが明らかです。
もし、相模が紫鬼なのであれば、別に紫鬼を演じた人物がいて、相模とその人物による、二人一役ということになります。この、もう一人の紫鬼については、後で触れるとして、今回、トラックを運転する紫鬼のシーンが存在しました。
鼻から下が映りましたが、何となく相模に似ているような感じがします。
もし、これが相模だとしたら、車でえみりを高島ふ頭まで運び、そこからトラックでホテルまで行き、武蔵が到着する前に、再び、襲われた場所に戻ってくるということが可能なのでしょうか。
ここからは、アリバイトリック崩しのようになりますが、まず、1人でこれをすべてやることは、時間的に不可能です。その理由は、相模が倒れていた場所から、高島ふ頭とホテルは、ま逆の方向に存在するからです。
それぞれの場所を、細かく見てみます。まず、相模が襲われた場所ですが、対策本部での捜索情報から、伊勢佐木町8丁目だということがわかります。
そして、高島ふ頭は、そこから北の方角に存在します。
一方、ホテルは、相模が襲われた場所から、西の方角に存在します。
地名や地形などは、おおかた実在のものを模しているので、一枚の図で見てみると、こんな感じです。
襲撃現場から高島ふ頭までは、約4キロ、車で10分の距離です。襲撃現場からホテルまでは、約3.5キロ、こちらも、車で10分の距離です。そして、高島ふ頭からホテルまでは、約6キロ、車で15分の距離です。これをひと通りこなすとなると、1時間弱はかかるといった感じでしょうか。
紫鬼が、えみりを連れ去ったのが、防犯カメラの映像から、23時46分だということがわかります。
そして、対策本部が相模の居場所を捜索したのが、0時5分ということから、遅くとも、0時10分には、武蔵が相模を発見していると思われます。
そうなると、1人ですべてをこなすのは、25分では不可能です。ただ、2人でなら、それが可能です。
先ほど言ったように、相模が紫鬼なら、もう1人、別の紫鬼がいることになります。もう1人の紫鬼が、ワゴン車だけを高島ふ頭に運び、トラックは、相模がホテルまで運び、帰りはタクシーを使えば、往復20分で、襲撃現場に戻ってくることが可能です。
その、もう1人の紫鬼とは、いったい誰なのでしょう。
すでに出演している人物という点で考えると、丹波の可能性が高いと思いました。
しかし、えみりを連れ去った、23時46分は、偽の青鬼が撃たれた時間と、ほぼ同じです。
この時、丹波は、対策本部にいました。
ちなみに、もう1人可能性のある人物、備前も、この時は、指令室にいました。
そうなると、もう1人の紫鬼の役割を担う人物がいなくなってしまいますが、考えられるとしたら、2つです。
1つは、まったく新規で、紫鬼役の人が登場するケース。もう1つは、時系列の概念をぶち壊して、無理やり丹波を紫鬼に仕立てるケースです。
まあ、どっちもどっちですが、ウィキペディアの情報がガセであれば、どちらかのケースで、単独の紫鬼という可能性もあるかもしれません。
警察内部の内通者
これについては、第2話の考察で、序盤の段階から、駿河だと指摘してきました。詳細については、そちらをご覧いただければと思います。
今回、看護師が警察官であることと、盗聴器がもう1つあることを、メールで知らせていましたが、このことから、相模が内通者であることは、ほぼ消えると思います。
その理由は、そこまで詳しい情報を、相模が知るすべがないからです。外に出ていましたが、情報共有されていたのという可能性もあります。しかし、警察官が潜入という情報はいいとしても、盗聴器がもう1つあることまで、わざわざ知らせているかというと疑問です。
メールで情報がいくのが遅かったのも気になりましたが、すぐに知らせてしまっては、本部内に内通者がいるということがバレてしまうので、あえて遅らせたのでしょう。そういう意味でも、対策本部内にいる人物が怪しいです。
駿河に関しては、わざわざ、何でバレたのかというようなことを言っていました。
鬼側としては、隠すのではなく、すべてを明らかにすることを目的としています。そういう意味で、警察内部にも、恨みを持つ鬼が潜んでいるということを、あえて匂わせたのではないでしょうか。
赤鬼と和泉の関係
今回、新たに、和泉の夫についての情報が出てきました。看護師として潜入した淡路が、御主人にはお世話になったと言っていました。
ただ、素晴らしい方でしたと、過去形で言っている点が気になります。すでにこの世には存在しないのかもしれません。
淡路について、もう1つ気になったのが、3年前まで看護師だったという点です。
3年前というと、例のパナケイア号の事件が起こったとしと一致します。
これらの情報から、2つのケースが考えられます。1つは、パナケイア号の事件で、3年前に和泉の夫が亡くなっているというケースです。そう考えた場合、和泉も、鬼と同じ恨みを持っている可能性が出てくるので、内通者が和泉ということも考えられます。
もう1つは、亡くなったと思われていた和泉の夫が、鬼側に存在するというケースです。このケースだと、鬼側のメンバーで可能性があるのは、赤鬼だけということになります。
内通者の情報をメールで受けていたのは赤鬼でしたし、その可能性もありそうです。
まあ、確証づけるだけの情報がないので、何とも言えませんが、和泉の夫が関係してくることは、間違いなさそうです。
以上、「ドラマ【大病院占拠】第5話考察紫鬼は相模なのか?そして、赤鬼と和泉の関係」について、考察してみました。
どうやらこのドラマ、視聴率が上がってきているようです。この調子で、後半のストーリー展開にも期待したいところです。