ドラマ考察

ドラマ【先生を消す方程式。】第4話考察 義経と頼朝は協力関係、真の目的は刀矢の改心

土曜、23時からテレビ朝日系列で放送されているドラマ【先生を消す方程式。】について、第4話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

義経を助ける頼朝

義経の講義が、刀矢をイラつかせ、逆上した刀矢は、ナイフを持ち出しますが、横から頼朝が現れ、義経を殴り飛ばします。

なんか、慌てて割り込んできたようにも見えました。見方によっては、頼朝が、義経を助けたようにも見えます。頼朝は、さんざん4人組に、義経を消せと言い続けてきていたのだから、あそこで、刀矢が、頼朝を消しても問題なかったように思います。頼朝は、刀矢らしくないから止めたと言っていますが、刀矢が犯罪を犯すのを、阻止したとも取れるのではないでしょうか。

義経を消す計画は全て頼朝

今回の、義経を消す計画は、落とし穴に埋めるというものでした。この、落とし穴に埋めるというのが、どうも引っ掛かります。埋めてしまっては、本当に消せたのかどうか確認されず、あいまいになってしまうという点です。

頼朝が義経を刺した時点で、4人組は、消せたもんだと思いこんでいましたが、どうやら、あの時点では、まだ生きていたみたいです。埋めるという行為によって、その辺の確認をさせることなく、ことを終わらせたように感じました。

つまり、あれは、義経と頼朝の芝居で、本当は、義経は生きているのかもしれません。

そもそも、これまで行われてきた計画は、全て頼朝が考えたもので、4人組の考えではありません。そういった観点で見てみると、これまでの計画も、おかしな点が見えてきます。
まず、怪我の状況です。第1の突き落とし、第2の首吊りと、かなりの重傷を負っているはずなのに、回復が異常に早いです。数日で普通に授業をしてました。これが、義経と頼朝が手を組んでいると考えれば、筋が通ってきます。計画をしたのは頼朝なので、どういうことが起こるかは事前にわかっており、それを、事前に義経に伝えておけば、ある程度の防御はできるはずです。第3話の中で、義経が、体を鍛えているシーンがありましたが、これは、計画に対しての事前対策を示唆していたのではないでしょうか。だから、あれだけの目にあっても、重傷にならずに済んだということです。
そうなると、頼朝が、生徒に、意識不明の危険な状態と言ったことに矛盾が生じますが、そもそも、病院に確認した人物がいるわけではないので、2人の芝居ということであれば、辻褄が合います。

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犯行写真を撮った人物

第2の計画で、ロープを引っ張っている3人の写真が撮られていました。

義経は、それをネタに、3人に協力させていました。この写真は誰がとったのか。これまでの考察の流れから想像はつくと思いますが、これを撮ったのは、頼朝の可能性が高いです。その写真を、義経に渡し、あとは話の流れの通りです。
町子という考察も結構あるようですが、個人的には、町子は無関係とみています。ドラマの半分が終了した段階で、本筋に全く絡んできていませんし、そういった観点では、他のモブ生徒が撮ったということもないと思います。

真の目的

この物語の中で、取り返しのつかない行動がいくつか存在します。義経を消すための行動や、静を突き落とした行動もそうですが、これらに関しては、死者はでていません。あ、一応、義経は生きているという想定での話です。ある意味、越えてはいけない一線を、ぎりぎり越えていないとも言えます。ただ、この一線を、越えてしまっている行動が存在します。
それが、刀矢の妹の一件です。この件について、なんのお咎めもなく終了するということはないように思います。

このドラマの最終的な結末は、刀矢を改心させて、妹の件について自首をさせるということのように思います。

義経と頼朝の真の目的は、そこにあるということです。

ひとつ、根本的なことで、頼朝は、善人なのでしょうか?
静を突き落としたのは、頼朝ということが、確定的となっていますが、実は逆で、頼朝は、静によって救われたのかもしれません。
第5話の予告で、いじめられていた頼朝が、殺して来いと言われて、静を突き落としているようなシーンがありました。しかし、別のシーンでは、黒い服の人物が突き落としています。ということは、頼朝は、静を突き落としていないという可能性もあると思います。
あの額の傷は、静に救われて、いじめから抜け出すときにつけられた傷かもしれません。そういった教訓が、今回の、刀矢を中心とした4人組を改心させるという目的に繋がったということです。

親として責任を取れ

第5話の予告の中で、義経が、誰かに対して、親として責任を取れと言っています。

義経が消えてしまっている以上、過去の回想シーンということになります。背後の壁に貼られているポスターから、弓の母親の病院だということがわかります。

そして、左端に、白衣が見えることから、義経が言っている相手は、弓の母親でしょう。例の、家庭教師との不倫について、叱責しているということでしょうか。このことが、弓の、「義経先生はいい先生だったんだよ」という言葉につながっていくのでしょう。

以上、「ドラマ【先生を消す方程式。】第4話考察 義経と頼朝は協力関係、真の目的は刀矢の改心」について考察してみました。オーソドックスな展開としては、4人組は、義経が死んだあとになって、義経の良さを理解し、真の悪である頼朝を討伐するというものだと思います。ただ、それでは普通過ぎるので、今回のような考察をしてみました。
第5話で、その辺の方向性が見えてきそうです。

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