日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、ドラゴン桜について考察してみたいと思います。(原作漫画は、読んでいません)
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
東大を目指す7人
前回のパートワン考察では、岩崎楓、瀬戸輝、早瀬菜緒、天野晃一郎について触れましたが、残りの3人についても、だいたい素性がわかってきたので、今回は、この3人について触れてみたいと思います。
まずは、藤井遼です。
東大に合格できるだけの学力を持っていますが、性格が悪く、東大専科の仇的な立ち位置のキャラです。第5話でも、あっさりと試験対決に敗れてしまいましたが、第6話の予告では、東大専科に入るみたいです。
ただ、現状、改心しているとは思えず、うまいこと東大専科にあやかろうといった考えだと思います。そうなると、この先も、他のメンバーとのトラブルを引き起こしそうな感じがします。
しかし、このまま、東大も不合格では、単なる悲惨なキャラになってしまうだけなので、東大には合格すると思います。
そして、最終的には、桜木や他のメンバーに対して、感謝の意を表するのではないでしょうか。最後は、心を入れ替えるということです。はたしてどうなのでしょう。
次に、原健太です。
発達障害を抱えており、東大合格などとても無理と思われましたが、目から取り込んだ情報をすべて記憶してしまうという、特殊能力の持ち主でした。障害者が、何かの能力に秀でているということはよくありますが、まさにそれです。ちょっと反則的なキャラですが、この特殊能力を使えば、おのずと合格は見えてくるように思います。
リスニングや国語がまるでダメですが、その辺を強化していくのではなく、100点か0点かといった、ピンパーな点の取り方で、合格するのでしょう。
ただ、1つ気になるのが、藤井の存在です。さきほど、藤井は最終的には改心するのではと言いましたが、もしそうでなかった場合、試験対決で負けた健太に対して、嫌がらせをしてくる可能性があります。他のメンバーが、いまさら藤井の挑発にのるとも思えないので、狙われるとしたら健太になりそうです。仕掛けてくるとしたら、試験直前だと思うので、健太が無事に試験を受けられるかどうかが気がかりです。
最後に、小杉麻里です。
文系の成績は学年トップと、まともなら、一番東大に近い人物です。問題は、父親のDVです。前回の考察で、晃一郎が、母親にDVをうけているのではないかと言いましたが、DVを受けていたのは、麻里のほうでした。とりあえず、健太の付き添いということで、東大専科に入るようですが、あとあと、大きな問題になりそうです。
こういった問題は、親が簡単に改心するとは思えないので、麻里が家を出て、自力で東大受験をするといった可能性もありそうです。お金の問題もあるので、奨学金制度の話なども出てくるかもしれません。いずれにせよ、受験できる状況まで持っていければ、合格は間違いなさそうです。
ここで、前回取り上げた4人についても、あらためて触れてみたいと思います。
まず、晃ですが、最初は、闇を抱えたキャラかと思いましたが、借金問題が解決したとたん、ただのおバカキャラと化してしまいました。
借金が、闇の部分だったということなのでしょうが、抱えているものがなくなった今、あとは、学力が伴うかどうかといった、いたってシンプルな立ち位置にいます。
楓は、素直なキャラなので、目標に向かって着実に進んでいる感じがします。
ただ、まだ親には知られていないようなので、バレたときに、ひと騒動ありそうです。
奈緒は、あきっぽいキャラということなので、すぐに諦めるのかと思いましたが、むしろ積極的な感じです。
なんとなく、楓より目立つ存在になっているように思います。
晃一郎は、最初、母親を避ける感じが気になりましたが、実際は普通の母親のようなので、メンバーの中では、一番モブ化している状況です。
ただ、最初に気になった、母親の手の怪我や、弟と確執があるような感じが伏線となっているのであれば、まだ、ひと波乱あるかもしれません。
結局、考察では、7人全員に合格判定を出しましたが、7人揃ってみて、あらためて考えてみると、それはないような感じがします。
ただ、確実なのは、5人は合格するということです。学校に対しての公約ですし、そこはクリアしそうですが、そうなると、2人落ちる可能性があるということになります。もし、2人落ちるとしたら、それは、この2人です。
まず、晃については、落ちた場合のリスクがほぼありません。学力的な面で、足らない部分がありますし、仮に落ちても、家のラーメン屋をやりながら、浪人して合格すればいいという、比較的、ローリスクな立ち位置にあります。意外と、落ちても、あっさりしてそうな感じがします。
問題は、奈緒です。先ほども触れたとおり、性格とは裏腹に、積極的に一生懸命頑張っています。そういった状況で、落ちてしまった場合、かなりのショックを伴うように思われます。そうなった時に、思い起こされるのが、例の事件です。
そう、米山の事件です。最後の最後で、あの時と同じ状況が再現されるのではないでしょうか。あの時、米山を救えなかった桜木が、同じ状況で、奈緒を救えるのかといった展開です。
米山の行動
裏で何かを企んでいる様子の米山ですが、どうやら、弁護士の岸本と関係しているようです。
ただ、この、米山側の行動ですが、個人的には、蛇足的要素の感じが強くなってきました。東大専科のメンバーも揃ってきて、東大受験が盛り上がってきている状況で、米山が何をしていようが、どうでもいいように思えてきました。
米山自身、東大受験に失敗したことで、現状、どん底の人生を送っているという状況なら、何をするかわからない面白さがあるかもしれませんが、2浪したとはいえ、東大に通って普通に生活している状況では、単なる逆恨みでしかなく、パワーが足りません。制作側も、薄々感じているのか、序盤に比べて、米山や坂本の出番が少ない感じもします。
終盤に向けて、ためているのかもしれませんが、くれぐれも、本筋の妨げにならないようお願いしたいところです。
以上、「ドラマ【ドラゴン桜】考察vol.2 この7人の中で、東大に合格できるのは誰だ?Part2」について考察してみました。
一応、黒幕的存在の人物がいそうな感じですが、それについては、おいおい考察したいと思います。また、ドラマのあらすじ考察はせず、不定期で、ピンポイント考察を行っていきたいと思いますので、その辺、ご了承ください。