漫画

漫画【金田一37歳の事件簿】考察 「殺人二十面相 File.03」3体目の人形と立体錯視、そして、大暗室の消失トリック

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、新たに始まったエピソード「殺人二十面相」のFile.03についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 85話より引用しています。

スポンサーリンク

YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

3体目の人形と立体錯視

葉狩の無残な姿を見た金田一達は、あわてて、赤い部屋のあるところに向かいます。中に入ると、そこには、3体の人形が存在していました。

金田一も、ピストルの男女以外にも人形がいたのかと、驚き気味でしたが、この事象は、明らかにおかしいです。ここで、3体目に気づくということは、2つ目の双眼鏡から覗いた時には、存在しなかったということです。

女性の人形の後ろに隠れているようにも見えませんし、そもそも、イベントの仕掛けとして、すべての人形が見えないというのはおかしな話です。そうなると、2つ目の双眼鏡から覗いた時には、3体目の人形は、降りてこなかったということでしょうか。
ここで、仕掛けについてのおさらいをしておきます。
このアトラクションは、最大10人単位で赤い部屋を見るというもので、全員が見終わると、そこから2分で天井から人形が降りてくる仕掛けになっているようです。最大10人と言っているので、全員が見終わるという判定は、10回覗いたらということではなく、覗き終わってから、次の人が覗くまでの間隔で判断しているのでしょう。
この仕掛けを考慮すると、2つ目の双眼鏡から覗いた時に、3体目の人形が見えなかったのは、1つ目の双眼鏡を最後に覗いてから、2分経っていなかったからだと推測できます。しかし、それなら、ピストルの男女の人形は、なぜ見えたのでしょう。考えられるのはひとつ、最初から降りていたからです。
最初から、ピストルの男女の人形と葉狩の遺体は、赤い部屋に存在していて、予定通りなら、あとから3体目の人形が降りてくるというのが、犯人の計画だったと思います。しかし、犯人の想定外のことが起こってしまいました。1つ目の双眼鏡を最後に覗いたのが遅かったため、3体目の人形が降りてくるまで時間がかかってしまったのです。あの時、みんなが先に進んでいるのに、億野がもたもたして遅れてました。

そのせいで、2つ目の双眼鏡から覗いた時には、3体目の人形は見えず、みんなが赤い部屋に移動している間に降りてきて、到着した時には、3体目が存在したということになったのです。そうなると、もたもたして予期せぬ事象を発生させた、億野は、犯人ではないということになりそうです。
おそらく、この、時間差で3体目の人形が降りてきた事象から、金田一は、ピストルの男女の人形は、最初から降りていたということに気が付くのではないでしょうか。

ただ、そうなると、1つ目の双眼鏡から覗いた時に、ピストルの男女の人形や、葉狩の遺体が見えてしまうはずです。

わかりやすい仕掛けとしては、1つ目の双眼鏡では写真が見えるようにしておくというものです。よく、ルパン三世がよくやっている、防犯カメラの前に写真を張り付けて見えないようにする、あれです。

ただ、それでは、ありきたりすぎて、あまり面白くありません。先ほど話した通り、ピストルの男女の人形を、最初から降ろしておいたのなら、それが、トリックに大きくかかわっているはずです。現段階では、どのようなトリックかは解明できていませんが、個人的には、立体錯視を使ったトリックだったら面白いと思いました。
この絵をご覧ください。

図形の下にいる鶏が、鏡に映っていません。これが、立体錯視です。仕掛けについては、ここでは触れませんが、見えるはずのものを見えなくすることが出来ます。
鶏を葉狩、鏡を双眼鏡から見える絵と想定すれば、トリックとして成立します。ただ、ピストルの男女の人形や、椅子、テーブルを使って、同じことが出来るかというとちょっと疑問ですが、空間プロデューサー、亜良木豪という人物を登場させているのであれば、立体錯視をうまく使ったトリックだとおもしろいと思います。

大暗室での消失トリック

第3話での、もう一つのポイントは、大暗室の先にある、非常口に移動している途中、メンバーの1人が消失してしまったという点です。
消えてしまったのは、誰なのでしょう。
コマ割りの中で、顔が登場していないのが、島咲だけなので、島咲が消えた可能性が高そうです。

あの場面で、一体どのように消えたのでしょう。
簡単な方法が1つ、存在します。犯人が、消えた人物の耳元で、こう囁きます。

「大暗室の、巨大プールの向こうのエリアは、ネットが繋がるようなので、そこに行けば、今の状況をSNSにアップできますよ」

こんな状況であっても、そんなことを言われれば、インスタグラマーやアルファブロガーなら、すぐに食いついてきそうな感じがします。鹿倉は、非常口の目印を見つけているので、ますます島咲の可能性が高くなります。
島咲に、そのことを囁いた人物は、一体誰でしょう。
移動中に、並びや立ち位置が変わることもあるので、明確ではありませんが、コマ割りによれば、億野と鹿倉は、一緒にいる感じです。船橋、赤峰、青鬼の3人も一緒にいます。そうなると、周りに他の人間がおらず、島咲に囁くことが出来る人物は、魚森ということになります。

もう1つ考えたのが、変装を使ったトリックです。島咲は、もうすでに殺害されていて、犯人が、島咲に変装していたと言うものです。それなら、大暗室に行く途中で、自分がフェードアウトすればいいだけです。ただ、それだと、今いるメンバー以外の第3者、つまり、亜良木豪が犯人ということになってしまうので、現段階では、可能性は低いかと思います。

以上、「漫画【金田一37歳の事件簿】「殺人二十面相 File.03」3体目の人形と立体錯視、そして、大暗室の消失トリック」について考察してみました。
今回、金田一達は、乱歩展の会場に閉じ込められてしまったかたちになりましたが、池袋ハロウィンも絡んでくるのであれば、中盤には脱出する可能性が高そうです。
それと、今回も少し触れた、変装がどう絡んでくるかが気になります。
もし、登場人物が、別の登場人物に変装するのであれば、赤峰はでかすぎるので変装するのは不可能といったような、性別や体格の違いについても注目していきたいところです。

金田一37歳の事件簿が読みたい方は
U-NEXTのポイントを使ってイブニング電子版が無料で読めます

U-NEXTでイブニングを無料で読む

スポンサーリンク

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です