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漫画【金田一37歳の事件簿】考察 「殺人二十面相 File.05」メッセージの書体の違いから浮かび上がる、意外な人物

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、新たに始まったエピソード「殺人二十面相」のFile.05についてです。また、物語も中盤に差し掛かっていることから、これまでに得られた手がかりや、そこから考えられる可能性についても触れてみたいと思います。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 87話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

魚森の身に着けている物が消える件

第1話の考察で、魚森のネックレスが無くなっている描写が存在することについて触れましたが、実は、第4話でも無くなっている描写が存在していました。乱歩の蔵に入ってくる時の事です。

さらにそれだけでなく、インカムマイクが無くなっている描写も存在していました。

はたして、これらは、単なる書き忘れなのか、あるいは、何かトリックに関係しているのか、どちらなのでしょう。
書き忘れにしては、ちょっと多すぎるような感じもします。ただ、第1話のネックレスについては、船橋と金田一に挨拶をするという流れの中で消えているので、明らかに辻褄が合いません。インカムマイクについても同様です。とりあえず、現段階では、書き忘れという認識にしておきたいと思います。
ただ、第4話のネックレスについては、話の流れ的に無くなっていても矛盾が生じません。もし、ここだけは、意図的にネックレスを書かなかったのだとしたら、変装をした時に付け忘れたというトリック示唆の可能性があるので、その辺は押さえておきたいと思います。

共犯の可能性

今回のエピソードは、共犯という説もありますが、果たしてどうなのでしょう。
金田一の考察動画をあげている小鳥遊さんも、共犯説を唱えていました。内容の詳細については触れませんが、とても面白い考察なので、ぜひご覧いただければと思います。
個人的な見解としては、とりあえず、共犯説はなしにしたいと思います。
その理由としては、共犯にすると、推理の幅が広がりすぎてしまい、何でもありな状態になってしまうからです。それは、名探偵コナンの作者も言っていて、共犯のエピソードは作られていません。個人的には、共犯自体はありだと思いますが、お互いの思いや、意思疎通といった点で、ルールの枠を決めないと、成立しないものだと思っています。現状、そういった関係性や絆については見えてきていないので、トリックの辻褄合わせのためだけに、共犯説を唱えるのは控えたいと思います。

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変装の可能性

共犯と似た観点で、変装も、推理の幅が広がりすぎてしまうので、個人的にはなしにしたいところですが、怪人二十面相のオマージュであることや、金田一の発言からも、変装がトリックに使われていることは確定的でしょう。そうなると、変装についての位置付けについてですが、変装のクオリティーについては、見方によっていろいろ変わってくると思います。
漫画やドラマのように、誰が見ても区別がつかないようなクオリティーという捉え方もありますし、肌の質感や体格、声などから、よく見ればバレるだろうというクオリティーもあります。そういったあいまいな要素を、ここでは、定義づけしておきたいと思います。
まず、クオリティーについては、推理漫画でもありますし、誰が見ても区別がつかないようなクオリティーという定義にします。それだと、絶対バレない変装ということになってしまい、それこそ、何でもあり状態になってしまうのではと思われるかもしれませんが、変装がバレる要因としては、その人物が知っているはずのことを知らない、物理的に現れるはずのない場所に現れるなど、見た目のクオリティー以外の部分ということになります。
今後、変装については、そういった観点で取り扱っていきたいと思います。

メッセージの書体

これまで、犯人が残してきた複数のメッセージには、明朝体で書かれたものと、ゴシック体で書かれたものが存在していました。ちなみに、これらが、残されていたメッセージになります。

このことから、犯人は2人いるのではないかという説も出ていますが、魚森の件といっしょで、違うアシスタントが書いたからこうなっただけという捉え方もできます。しかし、8回登場していて、それぞれ書き分けているので、魚森の件とは違って、意図的なものを感じます。
ただ、犯人が2人いて、明朝体で書く人物と、ゴシック体で書く人物が存在するのであれば、この2つのメッセージについては違和感を感じます。

それは、メッセージがゴシック体なのに、名前は明朝体になっている点です。1つのものを、わざわざ2人で書いているというのも不自然ですし、こんな違いがあれば、当然、当人たちも気づくはずです。それぞれ統一が取れているのであれば、2人が書いているという可能性もありましたが、ちょっと違うような感じがします。
そうなると、この書体の違いは、何を意味するのでしょう。考えられるとしたら、犯人の癖です。実は、登場人物の中に、書体を使い分けている人物が存在しています。それは、葉狩京士郎です。

第1話で、金田一に、職種の違いによって名刺を使い分けていることから、2枚の名刺を渡していました。

それぞれ、明朝体とゴシック体で、書体が違います。しかし、葉狩はすでに殺害されているので、犯人というのはあり得ません。果たしてそうでしょうか。これについては、半分妄想じみてはいますが、葉狩犯人説について、少し考察してみたいと思います。

葉狩犯人説

葉狩が犯人だとしたら、赤い部屋で殺害されていた人物は、葉狩ではないということになります。

しかし、あれはどう見ても葉狩でした。たしかに、見た目は葉狩ですが、このエピソードでは、変装がありだということを忘れてはいけません。つまりあれは、葉狩に変装させられた、別の人物ということです。犯人自身が変装することが出来るのであれば、別の人物を変装させることも出来るという発想です。
しかし、みんな見ていましたし、さすがに本人かどうかはわかるのでは、と思われるかもしれません。もうおわかりだと思いますが、独断ではありますが、さきほど、変装の考察のところで、変装については誰が見ても区別がつかないようなクオリティーと定義しましたし、部屋が赤いことも相まって、誰も別人とは気づきません。
そうなると、殺害されていた人物は誰なのでしょう。タイミング的に、入れ替わりが可能なのは、魚森だけになります。

つまり、葉狩の顔をした遺体は魚森で、今の魚森は、葉狩が変装した姿です。
ただ、そうだった場合、いずれ、警察に、遺体が葉狩でないということがバレて、葉狩が犯人だということになってしまうと思うかもしれません。それは、後の祭りであって、わざわざ、これだけ手の込んだ犯行を行っている犯人であれば、高遠と同じように、バレる前に逃げ切れるという公算があるのでしょう。
まあ、こういった考察も、変装をありにしてしまった弊害と言えるかもしれません。

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赤峰の行動

ここまでは、これまでに得られた手がかりや、そこから考えられる可能性について触れてきましたが、第5話の内容についても触れてみたいと思います。
乱歩の蔵の中で、突然、赤峰が怒り出し、ロウソクの燭台を振り回し暴れ出しました。

その時に、床に掛け軸が落ちましたが、これは何か意味があるのでしょうか。赤峰は、隠し扉があるのではないかと探るために、あのような行動に出ているので、燭台で掛け軸を落とし、裏に隠し扉がないか確認したのだと思います。犯人が、掛け軸の裏に隠れていたという説もありますが、さすがにあの幅の掛け軸では、人が後ろに隠れるのは無理でしょう。

船橋が見つけたもの

それぞれが単独行動となり、スタッフしか知らない隠し部屋に隠れた船橋ですが、そこで、シートによって隠されていた何かを見つけました。

見た感じ、結構大きいもののようです。おそらく、何かしら変装の道具だと思います。
先ほど話した、葉狩犯人説という想定だと、そこにあったのは、魚森に変装する道具、あるいは、魚森を葉狩に変装させるための道具。もしかしたら、葉狩の顔をした魚森の遺体が、すでにここに運び込まれていたのかもしれません。
ちなみに、その船橋を襲おうとしている犯人ですが、鉄パイプの持ち方からして、右利きであることは間違いないでしょう。

犯行の動機

今回のエピソードで、これまでと違うところのひとつとして、犯行が行われるにつれて、動揺し始める人物がいないという点があげられます。
いままでは、殺害された人物の関係性から、その動機となることを察知し、次は自分の番だと怯える人物が出てくることが多いのですが、今回は、それが一切ありません。このことから、殺害されるであろう人物が、何かの加害者となっているという自覚がないということが言えます。SNSへの書き込みや、ネットの記事によって、誰かを死に追いやるほど傷つけていたというケースです。
おそらく、犯行の動機は、そこにあるのだと思われます。

以上、「漫画【金田一37歳の事件簿】「殺人二十面相 File.05」メッセージの書体の違いから浮かび上がる、意外な人物」について考察してみました。
今回は、共犯なしや、変装の定義づけなど、縛りをつけた中で、斬新な犯人予想考察をしてみました。まあ、本命は、これまでの考察通り、魚森で、大穴で葉狩といった感じでしょうか。
共犯や変装といった、アンフェアになりがちな要素に触れている感じもするもで、その辺、ルール違反にならないよう展開していってほしいところです。

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