シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、「騒霊館殺人事件」のFILE.03についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。
この金田一37歳の事件簿の考察ブログがSNSで、原作者の樹林伸先生にリツイートされました。
ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 56話より引用しています。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
Contents
第2話での新たな気づき
佐熊が、携帯でネットの記事を見ようとしたときに、つながらず、黒原が、ここはまだエリア外だと言ったシーンがありました。
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実は、その前段階で、金田一が美雪から、ラインのメッセージを受信していました。
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ただ、場所がキッチンなので、部分的に電波を受信できるエリアがあるということになります。そうなると、黒原が、ここはまだエリア外と言っているのがウソだということになります。
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黒原は、やはり要注意人物です。そして、この先の展開で、電波や電磁波といった要素には注意が必要です。
超常現象を隠したがる白鳥
蝋燭にひとりでに火がついたり、グラスが勝手に割れたりといったことが起こり、佐熊や黒原、金田一が騒ぎ立てます。
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しかし、白鳥は、建物の傾きや、空気の流れでのせいだと適当な理由をつけて、ことを荒立てないよう取り繕います。どうやら、この企画にケチがつくのを避けようと必死のようです。
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金田一達も圧力をうけて、その場は引き下がります。
じじっと音をたてる蝋燭
もしかしたら、表現上の話で、関係ないかもしれませんが、ひとりでについた蝋燭が、じじっと音をたてるシーンが二度登場します。
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蝋燭が燃える音としては、あまり使わない音表現のような感じもします。蝋燭がひとりでについたからくりに関係しているかもしれないので、とりあげてみました。
ダイニングでの宴
夜になると、ダイニングで参加者全員による宴が催されます。
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見ている感じだと、会話の内容にこれと言って気になる要素はありませんでしたがどうでしょう。食事にはほとんど手を付けず、ワインの話で盛り上がっているといった感じです。そうこうしていると、宴は中締めとなり、ワインを飲みたい人はダイニングに残り、サロンにはソフトドリンクを用意してあると黒原が言います。黒原、時計をチラっと見ています。
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要注意人物としてみていると、この行為も、何かのタイミングを計っているようにも感じます。ここで、萌音以外の女性3人は、お酒はやめて、ソフトドリンクを求めてサロンのほうに行ったようです。
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残ったメンバーは、ワインを楽しんでおり、庭本の誘いで、金田一達も仲間に加わります。
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一本30万のワインを飲んでいましたが、このへんはあまり関係ないよな気がします。その後、金田一は、トイレに行く時に蝋燭を気にしますが、詳しく調べるまでの行動には至りませんでした。
最初の被害者
ワインを飲みすぎた星也は、トイレに行くと席を立ちます。そして、ドアの手前まで行くと、突然、置物の矢が飛んできて、首筋に刺さります。
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このシーン、星也と、矢が置いてある場所の位置関係がはっきりしません。その辺についてや、他のメンバーの位置関係については、次回の第四話であきらかになるでしょう。
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結局、星也は、その場で息絶えます。
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そして、他のメンバーの表情が映し出されますが、気になった点が1点あります。
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久門が発した言葉です。久門は、星也さんと言いかけて、はっとしていました。どうやら、星也とは、前からの知り合いのようです。ただ、久門にも夫がいますし、単なる男女関係なのか気になるところです。そして、メンバーの中で、庭本と、花塚の様子が存在しませんでした。花塚は宴の中締めの時に、お先にといっていたので、部屋に戻っていると思われますが、庭本はその場にいたのに、表情が描かれていないのが気になるところです。
第3話で気になった点
まずは、蝋燭のジジっという音です。蝋燭がひとりでについたからくりに関係していそうです。電波や電磁波が関係しているかもしれません。
次に、時間を気にする、黒原です。単に、中締めの時間を気にしていただけなのかもしれませんが、黒原は気になります。
次に、星也と矢が置いてあるキャビネットの位置関係です。これは重要そうです。建物の構造も影響してきますので、次回以降に注目です。
最後に、久門と星也の関係です。この辺は、動機に関わってきそうですので、おいおい明らかになるでしょう。金田一もしっかり気にしてましたし。
以上、「漫画、金田一37歳の事件簿、騒霊館殺人事件 FILE.03 騒夜の始まり、ついに最初の被害者が!!」について考察してみました。第3話では、いよいよ事件が起こりました。今回のシリーズでは、細かなトリックを仕込んでいそうな感じなので、部屋や置物の細かい部分にも目を配っていく必要がありそうです。まだまだ、先は長そうです。
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次回の「騒霊館殺人事件」のFILE.04考察は、イブニング発売日の5/26以降になります。