ドラマ考察

「マイファミリー」第6話考察 鈴間と藤堂の接点は、4話で存在していた、そして、心春 誘拐の動機は中学受験【ドラマ】

日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、マイファミリーの第6話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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真犯人は、やはり鈴間

第3話の段階から指摘してきましたが、真犯人は、やはり鈴間でした。

温人がスタンガンで襲われていたので、共犯者がいるということです。おそらく、そちらが主犯で、鈴間が共犯ということだと思います。そうなると、こちらも、名前が似ていることから、早々に指摘していた、亜希が主犯でしょうか。

2人が姉妹であることは言い続けてきましたが、2人だけの犯行の可能性は低いと思います。
今回は、その辺の関係性と、心春 誘拐の真犯人と動機について考察してみたいと思います。

鈴間と藤堂の接点

藤堂についても、再三、犯行への関与を指摘してきましたが、鈴間が共犯となったことで、それがほぼ確実となりました。

亜希を起点に繋がっているのだと思いますがが、鈴間と藤堂については、すでに第4話の時点で、接点が存在していました。それは、三輪の娘のために、金を用意した温人のもとへ、藤堂が訪れたシーンです。
このことは、以前コメントを頂いたかたへの解答でも触れましたが、第6話の内容から、確信に変わりました。藤堂が温人のもとを訪れた時に、なぜか、プログラマーである鈴間が、社長室まで案内していました。この時、すでに違和感を感じていましたが、たまたまの可能性もあるので、考察では取り上げませんでした。しかし、第6話で、葛城が会社を訪れた時に、受付の存在が明らかになりました。

会社の規模によっては、受付が存在しない会社もありますが、温人の会社には存在していました。受付が存在するのであれば、来客を社長室まで案内するのは、受付の仕事です。しかし、プログラマーの鈴間が案内していたということは、2人の間で、何かやり取りがあった可能性が高いです。

やり取りがなかったとしても、来客の案内の違和感が、2人の繋がりを示唆していると捉えることができます。

そうなると、藤堂、亜希、鈴間の3人による犯行ということでしょうか。その可能性もありますが、亜希の存在が見えていない点が気になります。もしかしたら、亜希、そして、心春は、すでにこの世に存在していないのかもしれません。

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心春誘拐の真犯人と動機

一連の犯行の根源にあるのは、やはり、心春の誘拐事件だと思います。

それがどう関わっているのかは、鈴間の立ち位置を起点に考えれば、自ずと見えてきます。鈴間が、一連の犯行に協力している理由は、おそらく、姉である亜希、そして、姪の心春のためです。

つまり、心春誘拐事件の復讐ということになりますが、もし、亜希が関わっているのであれば、妹の鈴間に、協力させるでしょうか。妹を犯罪に巻き込むというのは、極力避けるではずです。そう考えると、亜希や心春のために協力ではなく、鈴間自身が、亜希と心春の復讐のために犯行に関わっている可能性が高いです。
話を、心春 誘拐事件に戻すと、以前の考察で、藤堂は、亜希の夫ではないと言いました。心春のことを、ちゃん付けや、さん付けで呼んでいるのが、その理由です。

藤堂は、自分のミスで失敗に終わったことを引きずっており、この事件の真相を明らかにするために、鈴間と手を組んだのだと思います。
それでは、心春誘拐事件の真犯人は、一体誰なのでしょう。
おそらく、阿久津だと思います。

その理由は、阿久津の娘の誘拐に対する、犯人の執拗さです。
温人や三輪の時と比べ、明らかに、悪質でしつこくなっています。身代金も、倍の10億になっていますし、10回に分けている点など、苦しみを10倍味合わすといった意思を感じます。このことは、犯人たち、つまり、藤堂と鈴間の真のターゲットが、阿久津だということを裏付けています。
そうなると、温人や三輪の件は、どういう意図があったのでしょう。
温人の件は、以前の考察でも触れましたが、警察の関与を断ち切って、自ら事件を解決するという既成事実を作ることで、温人をそういう立ち位置に追い込むことが目的です。

三輪の件は、温人が立ち位置通り、警察に連絡せずに事件を解決するかどうかを確認するためにおこなったのだと思います。

ちゃんと、交渉人をやるかどうかの確認ということです。何度も移動させた挙句に、取引を延期したりしたのも、そのためでしょう。そして、そのことが確認できたことで、真の目的である、阿久津の件の実行に踏み切ったということです。
ひとつはっきりしないのは、阿久津は、なぜ、心春の誘拐をしたのかという点です。おそらくそれは、娘の実咲のためだと思います。

はっきりと明言されてはいませんが、一緒に写真に写っていたことからも、実咲と心春は、同級生だと思います。そして、同じ付属小学校に通っていることから、当然、2人とも同じ付属中学の受験をしたと思われます。この時、心春は合格して、実咲は補欠不合格だったとしたらどうでしょう。補欠不合格なら、1人辞退すれば、繰上り合格になります。それが、心春誘拐の動機です。
怪我でボルダリングが出来なくなったうえに、受験にも失敗したとなれば、実咲が立ち直れなくなると思った阿久津は、心春を誘拐することで、 実咲の合格枠を作ったのではないでしょうか。
そういえば、友果の合格発表のシーンがさりげなく存在していましたが、あれは、このことを示唆していたのかもしれません。

心春と亜希が、その後どうなったのかは、現段階では何とも言えませんが、このことが、一連の誘拐事件、そして、真の目的、阿久津への復讐と心春誘拐の真相解明に繋がっていったのだと思います。

以上、「【ドラマ】「マイファミリー」第6話考察 鈴間と藤堂の接点は、4話で存在していた、そして、心春 誘拐の動機は中学受験」について、考察してみました。
一連の事件の犯人は、大方、これまでの考察通りと言った感じでした。
鈴間役の、藤間爽子さんは、役者としては無名に近いので、犯人役はどうなのかという人もいますが、実は、日本舞踊の家元として、家族 代々有名なかたです。ボイスⅡにも出ていました。
あとは、心春 誘拐事件との関連性ですが、心春と実咲が同級生だということが鍵となることは間違いなさそうです。友果が美咲から借りたタブレットが決め手となりそうです。

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