先日終了したドラマ「ニッポンノワール」。その後にHuluで放送されたオリジナルストーリー「刑事Nの告白」では、名越の視点でドラマを振り返るという内容で、いくつか本編では明らかにならなかった事実が語られていました。今回は、その部分についてピックアップしてみたいと思います。
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名越は最初の段階から覚醒していた
第一話の、山小屋での清春との格闘の時には、すでに名越は覚醒していました。清春にやられたのは、手加減をし負けたふりをして、清春に近づくことが目的でした。そして、これはすべて才門の指示でやったことでした。才門は、この段階では100%ニッポンノワール側の人間で、名越の上司という立ち位置でした。
清春を殺す派と生かす派
このころニッポンノワール内では、清春を覚醒前に殺す派と、新薬を手に入れるために生かす派に分かれていて、才門と名越は生かす派のほうでした。
証拠隠滅を図る名越
名越は、証拠隠滅のためにいろいろと細工をしていました。本城の車解体映像で、途中に音飛びがあったのは、そこに名越の声が入ってしまっていたためでした。DVDの映像を鶴の映像にすり替えたのも名越でした。
ガスマスク男の言葉遣い
遊園地での襲撃の時に、ガスマスク男が江國に妻の入院のことで脅迫の電話をしますが、これは才門がしたものでした。そして、狙撃する江國と連絡を取っていたガスマスク男は、名越でした。実は、才門の場合、言葉遣いが丁寧語でしたが、名越の場合、溜口になるという違いがありました。
名越が背負っていたバッグ
ベルムズメンバーが、陣内を助けるために警察に乱入してきた時に、名越はバッグを背負っていましたが、あの中にはガスマスク男になるための道具が入っていました。
牢屋に現れたガスマスク男は名越が依頼した
名越は、 清春に自分がガスマスク男ではないと思わせるために、組織にニセのガスマスク男を要請しました。しかし、すでにこの時には政明と才門が手を組んでいたため、牢屋には才門のガスマスク男が現れました。ちなみに、才門がアルティメットプログラムを受けたのは、この直前ということです。第三話での血管バキバキはなんだったのでしょう。名越は、政明と才門が手を組んだことに腹を立て、政明たちを殺害したということです。
以上、「Huluオリジナル動画「刑事Nの告白」本編では明らかにならなかった事実」でした。ガスマスク男の言葉遣いの違いについては、ちょっとした盲点になっていました。ただ、全体を通しての解決編みたいになっていたので、本編のドラマに盛り込んだほうがよかったように思いました。