ドラマ考察

ドラマ【ペンディングトレイン】第2話考察 白浜のトラウマ、それは、お好み焼き屋の火事、そして、オーロラの意味

金曜、22時からTBS系列で放送されているドラマ【ペンディングトレイン】の、第2話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

白浜が引きずり続ける過去

白浜は、過去に起こった火災での出来事を、いまだに引きずっているようですが、今回、その要因が明らかになったように思います。

尊敬する先輩、高倉に怪我をさせてしまったことででしょうか?

もちろんそれもありますが、そこまで白浜を暴走させてしまった原因は、この写真にあるのではないでしょうか。

これは、白浜が通っていたという、お好み焼き屋です。ドラマ内では、まだ、詳細が語られていませんが、公式サイトの相関図によると、この女性は、お好み焼き屋の店員、樋口真緒です。

白浜は、樋口に対して、密かに好意を持っているようです。写真を見ているシーンでも、「君が好きだった」と言っています。

しかし、このセリフ、過去形であることが気になります。
未来に飛ばされてしまい、会えなくなってしまったからでしょうか?そういう捉え方もできますが、それはミスリードで、樋口は、すでにこの世にはいないのだと思います。白浜が暴走してしまうほどの出来事、それは、樋口が働くお好み焼き屋での火事ではないでしょうか。
樋口を助けようとするあまり暴走する白浜、それを高倉が制止し、怪我をしてしまったということです。結局、樋口を助けることはできず、そのことを、いまだに引きずり続けているのだと思います。

生き延びるすべ

第2話では、水の発見にこぎつけましたが、3話以降では、食料という大きな課題に直面することでしょう。しかし、2つの点から、生き延びるすべを見出せたように思います。
1つは、海です。富士山の手前には、海が広がっていました。

海があれば、魚介類を取って補充することができます。まあ、富士山の周りが海ということ自体ありえませんが、車両を拠点にしているよりは、移動する方が賢明です。
もう1つは、鳥の存在です。何の鳥かわかりませんが、上空を飛んでいました。

鳥が生存しているということは、他の動物も存在している可能性が高いです。それらを狩ることで、食料を補充することができます。
そうなってくると、完全にサバイバルです。ただ、このドラマが、そういう泥臭い方向性に向かうようには思えないので、海へ行ったり、動物を狩ったりということはないように思います。いずれにせよ、どのように食料を補充するのか、気になるところです。

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田中が見た人物

森の中で、田中は、ある人物を目撃しますが、あれは一体誰なのでしょう。

田中は、第3話でも登場するようなので、殺害とか拉致されたわけではなさそうです。
田中の驚き具合からして、初見の人物のようなので、5号車の人物ではないように思われます。

未来人でしょうか?その可能性もありますが、それだと、もっと騒ぎになりそうなので、おそらく、もう1つの消失車両、6号車の人間だと思います。
ただ、それでも、結構騒ぎになりそうな感じもします。もちろん、田中が喋れば騒ぎになりますが、もし、そのことを、隠しているとしたらどうでしょう。田中がそんなことをする理由は、6号車の人間と、取引をしたからだと思います。
6号車のほうは、水や食料の貯えがあり、それを分け与える代わりに、5号車の情報を流すよう、田中にスパイの役目をさせているのではないでしょうか。

さすがに、未来人とそんな取引はしないでしょうし、同じ境遇の人間相手なら、メリットを考えればありえそうです。みんなが空腹で苦しんでいる中、田中だけが平然としているようであれば、その可能性が高いです。
ちなみに、飛んできたキャップですが、一見、この人物が投げたように見えますが、おそらく、車内で消えたキャップが、上から落ちてきたのだと思います。

このことは、現代と未来が、まだ繋がっているということを、示唆しているのではないでしょうか。

オーロラが意味すること

田中が、ある人物を目撃した時、その上空には、オーロラが見えていました。

日本で、オーロラなんて見えるのでしょうか。北海道では、何度か目撃されていますが、関東圏ではありえない事象です。そうなると、これは何を意味するのでしょう。
見えるはずのないオーロラ、時空超越と聞いて思い出すのが、映画、「オーロラの彼方へ」です。

太陽フレアの活発化の影響で、ニューヨークにオーロラが出現し、30年前と無線機で繋がるというあれです。日本でも、シグナルというタイトルでドラマ化されました。
オーロラの仕組みを簡単に言うと、太陽から吹きつけている高速の荷電粒子の流れが地球の磁場とぶつかり磁気圏を乱す過程で発生します。その辺が、今回のタイムスリップに関係していそうです。
そう考えた場合、今回のタイムスリップの原因が見えてきます。それは、スマホやタブレットから発せられる、電磁波です。車内の光景としては、当たり前の光景ではありますが、今回のタイムスリップ直前も、それぞれ、スマホやタブレットを操作するシーンが続いていました。

この時、発せられた電磁波が、地球の磁場とぶつかり、磁気圏を乱したのではないでしょうか。オーロラが発生していたのは、そのことを示唆する要素だったということです。
おそらく、アラートが鳴った時、一斉にスマホを見たことと、地震によって発生した地場の乱れによる、相乗効果によって、タイムスリップが発生したのだと思います。

もちろん、スマホの電磁波ぐらいで、磁気圏が乱れることなどありえません。しかし、電磁波の体への影響や、マナーの問題などを警鐘する意味も含んだ演出だとしたら、十分あり得るように思います。

以上、「ドラマ【ペンディングトレイン】第2話考察 白浜のトラウマ、それは、お好み焼き屋の火事、そして、オーロラの意味」について、考察してみました。
考察の中でも触れましたが、あまり泥臭い展開に持っていくような感じがしないので、意外と、10日間ぐらいの出来事で、けりが付くのではないでしょうか。現代側の動きも、ただ騒いでいるだけで終始するとは思えないので、何かしらの糸口を見つける展開がありそうです。それこそ、現代と未来が、無線等で繋がるということがあるかもしれません。

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