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二宮と南雲の関係
二宮と南雲が、昔からの知り合いだということが明らかになりました。
二宮の本名は古郡で、南雲の本当の名前は、はるかのようです。昔、二宮と南雲の父親に繋がりがあったようです。南雲が、古郡のおいちゃんと呼んでいることから、自分が子どものころに、二宮が何度か家に遊びに来たことがあったのかもしれません。
2人に接点があったということは、南雲がゲームを通過できるように、二宮が幇助しているということはないでしょうか。決め手となる要素は存在しませんが、その可能性はあると思います。
第1ゲームで、グラスを1番最初に取ったのは、そういうことかもしれません。
第2ゲームでは、大田原が先に、弾入りの銃を取ったので、安心して最後まで待ったと捉えることができます。
第3ゲームは、大田原 狙い撃ちと考察しているので、どこに入っても同じと踏んだのだと思います。
大田原 狙い撃ちの意味は、第3話の考察で語っていますので、そちらをご覧いただければと思います。
第4ゲームは、南郷のからみで、稲葉に先を譲りましたが、そのすぐあとに椅子を選んでいました。
そして、今回の第5ゲームでの選択順ですが、これについては、後ほど、第5ゲームの考察の所で触れたいと思います。
ちなみに、新たに出てきた名前、古郡ですが、古いという漢字が、しっかりとシンメトリーしていました。
刑事内山再び
三橋を探していた刑事、内山が、再び二宮の前に現れました。
このホテルに不審な点が多いため、もう一度探りを入れに来たようですが、この内山も、くせ者のようです。どうやら、借金を抱えており、やばいところから金を借りているようです。おそらくこれは、次回への伏線だと思います。
次回予告にも登場していることから、自分もゲームに参加しようとするのではないでしょうか。
ただ、南郷のように、大金を持参しての参加ならいいですが、いきなりでは、全員に拒否されるでしょう。そこは、おそらく、三橋の件を盾にしてくるのだと思います。
三橋の件を伏せておいてやるから、自分も参加させろと言われれば、ノーとは言えないでしょう。
第5ゲームの開始時間
恒例の、ゲーム開始時間についてですが、今回は、19時12分でした。
今回も、シンメトリーに関係していませんでしたが、隠れシンメトリーが存在していたのでしょうか?
しっかり隠れていました。というか、隠れずに堂々と主張していました、時計自体を傾けることで。
時計のシーンが回転していたのは、そのためだったのでしょう。
段々こじつけがましい感じになってきましたが、最後まで続くことを祈ります。
第5ゲームの思惑
第5ゲームについては、今までと少し趣向が変わっていました。二宮は、慣れが生じてきてしまうので、目先を変えさせる意味でやっていると言ってました。
おそらくそれは建前で、本当の思惑は別にあるように思います。
このゲームが今までと違う最大の点は、自分の手で誰かを陥れることができるという点です。毒のキノコを取って、誰かに食べさせればいいわけですから。このルールを念頭に置きつつ、今回、やたらと目に付いたのが、前山の善人アピールです。
駒希に対して、自分はいいから最後まで残ってほしいと言い続けています。
部屋での真澄との会話でも、自分がピュアな人間だということをアピールしていました。
こうした一連の前山の行動や言動を、すべて把握している黒幕は、前山の本性に違和感を感じ始めていたのではないでしょうか。
この第5ゲームには、そうした前山の本性を暴き出すための仕掛けが施されていたように思います。
その仕掛けですが、前山が本性をさらけ出すとしたら、駒希との関係性です。
前山か駒希のどちらかが脱落するという状況下で、前山自身に、その選択権が委ねられた時、初めて前山が本性を表すということです。確かに、今回そういう展開になりましたが、そうなるように仕掛けを施すことなんて、できるのでしょうか。
ポイントとなる点は、2点です。
ひとつは、カードが5枚少なかった点です。順番を決めるためのカード選びで、二宮がカードを並べた時、テーブル上には、なぜか、47枚しかカードが存在しませんでした。
ジョーカーは抜いてあるとしても、52枚ないとおかしいです。つまり、このトランプ、正規の物ではない可能性が高いです。そして、この第5ゲームに限っては、前山以外の4人とゲームマスターはグルだと思います。
経緯としては、こうです。
まず、前山以外の4人には、第5ゲームの趣旨を説明して、あらかじめカードを渡しておきます。カードの数字は、駒希が1である以外は、何でも構いません。ようは、駒希が5番目、前山が4番目になればいいということです。
そして、カード選びの際、テーブル上には、全て2のカードを並べます。これで、前山は、2以外の数字を選ぶことが出来なくなります。カードの枚数がおかしかったのは、そういう細工をしてあったという示唆要素だったのかもしれません。この時の南雲の表情が、してやったりといった表情に見えるのは気のせいでしょうか。
ここで注意しないといけないのが、前山が2のカードを引いた時に、文句を言って他のカードをめくったりしないかという点です。実際、ちょっと愚痴っていました。
そこは、駒希のカードが1だということを見せることで、自分が最後ではないという安心感を与えたのだと思います。
ちなみに、事前にもらったカードとのすり替えは、みんなが稲葉のキングに目がいっている間におこなったのでしょう。
まあ、このタイミングでなくても、前山に気づかれなければいいので、いくらでもチャンスはあったと思います。
これで、御膳立ては完了です。
あとは、最初の3人で、キノコを回し合い、前山と駒希の勝負に持ち込めばいいだけです。
この時に重要となってくるのが、最初に、駒希が前山に、毒キノコについて知識があるとほのめかしたことです。
その伏線を張ったことで、2択になった時、前山が駒希に、どっちが毒キノコか聞く流れができたということです。
ただ、この段階では、前山の本性が明らかになっていないので、本当に自分が犠牲になる選択を取る可能性もありました。
ここで、この仕掛けの2つ目のポイントです。
それは、毒の効果がその場で出ないという点です。これは、次回予告から明らかになっている点ですが、どうやら、第5ゲームでは、離脱者が出なかった模様です。
毒キノコは存在しなかったのでしょうか。おそらくそうです。
もし、前山が、自分が犠牲になる選択をしていたら、第5ゲームは、全員通過だったのだと思います。しかし、本性をあらわし、駒希を陥れる選択をしたら、第5ゲームでの離脱者は、前山になるという仕掛けだったのではないでしょうか。結果、現れた前山の本性は、ご覧の通りです。
おそらく毒は、カップラーメンの中に混在させて、事後に死ぬようにしたのだと思います。そういえば、第4ゲームの賞金を貰って部屋に戻る時、カップラーメンも一緒に持っていきましたが、これが伏線だったのかもしれません。
キノコの毒は、植物毒と違って、遅効性なものが多いのが特徴で、時間がたってから死んでも、その特性によるものと偽装することができます。
次回予告で、駒希が発した「ごめんね」という言葉は、「ごめんね、あなたの本性を探るために仕掛けたの」という意味ではないでしょうか。
以上、「ドラマ【ダ・カーポしませんか?】第5話考察 カードが5枚少ない謎、それは、第5ゲームで前山の本性を暴くため」について、考察してみました。
正直今回に関しては、運任せのガチな勝負のような気もしますが、カードの枚数の謎と、毒キノコの遅効性というポイントから、第5ゲームを深掘りしてみました。まあ、当たっているかどうかは別として、特定の要素から深掘りしていくのが、考察の面白さですから。