ドラマ考察

【ドラマ】「赤いナースコール」第8話考察 榎木田の息子の復讐、全ての始まりはナースコール

月曜、23時6分からテレビ東京系列で放送されているドラマ、赤いナースコールの第8話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

野田殺害の経緯

前回の最後で殺害された野田ですが、新たな情報としては、歯が全て抜かれていたということでした。

そうなると、チャイコフ犯の犯行ということでしょうか。個人的には、チャイコフ犯・加藤説を唱えているので、この事件は模倣と捉えたいと思います。

ただ、前回の考察でも言った通り、病院犯が野田を殺害する理由がはっきりしないので、別の人物による犯行だと思います。

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前回の考察では、石原がらみで、野田が山根を殺害しようとしたのを、山根が返り討ちに遭わせたというものでした。

野田がそのことを宇田川に依頼した可能性は薄くなりましたが、石原に食いついた野田を、山根が排除したという可能性は残っています。石原に食いついた野田、歯をすべて抜いた模倣は、そういった見立ての意味があるのかもしれません。見立てという意味から「飼い犬に噛まれた」、つまり、裏切り者という意味に捉えることもできます。宇田川に勝手に依頼をしたことが、裏切り行為と捉えられ、病院側の人間、あるいは、病院犯に殺害されたのかもしれません。
野田が宇田川に依頼した件については、後ほど触れたいと思います。

西垣が調べていたこと

西垣が榎木田から依頼されて調べていたことは、会計上の不正を調査している人間、それに協力する内部の人間を見つけることだったようです。

不正を調査していたのが津田で、内部協力者が遠山だったということです。

今回のトイレでのシーンで、そのことが回収されたように思います。

西垣に関しては、ドラマ 序盤の考察で、榎木田との間にできた息子、後藤田を見守るため、看護師を装っていると言いましたが、ちょっとその線は薄くなってきたようです。

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榎木田が見ていた写真

榎木田が感慨深げに写真を見ていましたが、そこに写っていた若い女性は誰なのでしょう。

アリサに似ていますが、アリサではないようです。スタッフロールに出ていた、岬あかりというかたが演じていると思われます。そうなると、榎木田の孫でしょうか。1番左に写っている人物が、榎木田の息子だとすると、そういう関係性が成立します。
もし、この若い女性が、榎木田の孫だとすると、アリサを執拗に病院に留めておく理由は、アリサに孫の面影を抱いているからではないでしょうか。すでに孫は、この世に存在しないのかもしれません。

そこまではいいとして、問題は、この息子らしき人物です。この人物が、病院犯やチャイコフ犯という可能性ですが、それはあり得ません。理由は、これまで一度も登場していない人物だからです。さすがにそれをやってしまったら、考察ドラマとして反則、というか、失格です。
ただ、1つだけ反則にならないケースが存在します。それは、この息子と思われる人物が、顔を変えて、後藤田として病院に潜伏しているケースです。

生みの親が違うかもしれませんが、後藤田が榎木田の息子という考察にも繋がってきます。後藤田が病院犯、つまり、榎木田の息子が病院犯ということになりますが、反則にはなりません。
もしそうだとすると、榎木田は全て知っているということなのでしょうか。榎木田の息子とアリサに似た孫娘、その2人の所在がはっきりしない、これらを踏まえて、1つの仮説を立ててみたいと思います。

全ての始まりはナースコール

だいぶ前の話なので、忘れている人も多いと思ますが、ナースコールを押してはいけない理由は何だったでしょう。たしか、ナースコールを押して、看護師が来なかった患者は死ぬという言い伝えでした。
このことが実際に起こっており、それが、アリサに似た、榎木田の孫娘に起こっていたとしたらどうでしょう。つまり、何らかの病で榎木田病院に入院していた孫娘が、体調が急変しナースコールを押したけど、誰も来ず、死んでしまったということです。この時、榎木田は、孫娘のことより病院のことを優先し、隠蔽したのではないでしょうか。

そのことを知った榎木田の息子は、父親と病院に復讐することを誓い、姿を消したのだと思います。そして、顔を変え、病院患者、後藤田として病院に現れたということです。病院内での犯行は、病院の評判を落とし、父と共に破綻に追い込むことが目的ということです。第8話で、ナースコールを見つめながら思いにふけっている後藤田の表情からも、そのことが伺えます。

問題は、そのことに榎木田が気づいているのかという点です。防犯カメラの映像を操作しているとなると、すでに気づいている可能性もあります。気づいていながら、そのことを黙認し、かばうような行動に出る榎木田。これは、息子への愛情と共に、孫娘を死なせてしまったことへの贖罪の意味も込められているのではないでしょうか。

宇田川の行動

冒頭の野田の件とも繋がりますが、野田が宇田川に依頼したのは、工藤を殺害することだったのでしょうか。

話の流れ的には、そういう感じです。そうだとすると、単純に、しつこく嗅ぎまわっている刑事がいるので始末してくれという依頼だったということになります。
野田を殺害したのが工藤で、宇田川はその復讐をしたということはないでしょうか?工藤に頭を下げていたので、やりたくないけど仕方なくやった、申し訳ないという意味から、それはなさそうです。

いずれにせよ、予告で緊急手術をしていたようなので、工藤は生きているのだと思います。

以上、「【ドラマ】「赤いナースコール」8話考察 榎木田の息子の復讐、全ての始まりはナースコール」について、考察してみました。
最終回が、9月26日ということが明らかになったので、どうやら全12話のようです。そうなると、まだ、ふた山ぐらいありそうな感じです。
今回、加藤の母親が登場しましたが、タイミング的に出てくるなら前回だったような気もします。加藤案件を引っ張りたいという制作側の意図の現れだとすると、加藤生存説、あるかもしれません。

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