日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの本木陽香について、キャラ別考察してみたいと思います。
この、キャラ別考察では、1人の登場人物にフォーカスを当て、登場シーンの描写や、行動、言動を掘り下げて見ていきたいと思います。第2回は、本木陽香についてです。
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Contents
地下鉄の駅のホームでのシーン
本木が最初に登場したのは、みなさんご存じ、地下鉄の駅のホームでのシーンです。
結果的には、凌介に不倫疑惑をもたらすための演技でしたが、写真を撮っている側の人物については、忘れ去られている感があります。
このころは、橘が怪しいという声が多かったですが、現状、どう捉えたらいいのでしょう。もちろん、橘の線も十分考えられますが、本木が主導でやっていたとすると、籾山のような人物を利用して、撮らせていた可能性もあります。この、不倫疑惑写真に関しては、おおやけに晒されたシーンでもう一度触れますが、本木の仲間は誰なのかという点は、重要な要素のひとつです。
葬儀屋でのシーン
第2話では、本木が葬儀屋だということが分かりました。
この時点では、冷凍遺体の観点から、遺体の保存技術、エンバーミングによって、長い間保存できるということを指摘しました。ただ、真帆たちの失踪にばかり焦点がいっていて、冷凍遺体については放置状態にあるため、遺体の保存方法や、保存場所について、まったく示唆要素がないのが現状です。葬儀屋に意味を見出すとすれば、やはり、そういった観点になると思いますが、関わってくるとしたら、2クール目からといった感じなのでしょうか。
ちなみに、この時、「本木さんどうした?」と声をかけている、長谷川という人物が、第8話で出てきた、香典盗み女です。
凌介と橘が会っていた店の外でのシーン
第3話での、凌介と橘が会っていた店の外でのシーンですが、このシーンも、凌介に接近している流れから、当然、凌介を見張っているシーンかと思いましたが、後で触れるシーンとの関連からも、橘を見張っていた可能性が高くなってきました。
橘が去っていくところを見ている様子が映らなかったので、目で追っていたかどうかはわかりませんが、凌介が店から出てくるのを見て、少ししてから、にやりとしている様子が、「おまえもここにいたのか」的な表現のように感じました。
目的は橘、凌介は、たまたまいたおまけといった感じです。
不倫疑惑写真のシーン
第4話では、直接、本人が登場するシーンはありませんでした。
第1話での人間違いが、不倫疑惑写真として、公に晒されましたが、結果的には、不発といった感じで終わってしまいました。
その後、マスコミがこの女を詮索するようすもありませんでしたし、何だったのといった感じがします。
これが、成功だったのか、失敗だったのかは、はっきりしませんが、その後、不倫疑惑が続いていくのが、ちょっと気になりました。凌介と本木の不倫疑惑が消滅したら、二宮との関係が、これが消滅したら、真帆と林の不倫疑惑が、と、追い打ちをかけるように、不倫疑惑が生まれてきています。共通の仕掛け人がいるのでしょうか。関連性を見出すのは難しい感じがしますが、気になる要素として、おさえておきたいところです。
ここでは、もう一点、この画像を送った人物が誰なのかという点です。
のちに、光莉の動画を送った籾山が使っていたネットカフェが似ているということだけ言っておき、そちらのシーンのところで、詳しく触れたいと思います。
やたらと機嫌がいい本木のシーン
第5話では、やたらと機嫌がいい本木のシーンが存在しました。
最初は、例の不倫疑惑写真が公開できたことを喜んでいるのかと思いましたが、不発に終わった感じですし、別にうれしいことがあったようです。何があったのでしょう。おそらく、ここに、橘のオンラインサロンの集会でのシーンが関係してくるように思います。
二宮のキャラ別考察でも触れましたが、このシーンに本木らしき人物が映っていました。
こんなところに参加したら、橘や二宮に目立ってしまうように思いますが、その辺を考慮してか、フリスビーのプレイ中は、後ろのベンチに座って、目立たないようにしている感じです。
もし、この人物が本木だったとしたら、橘と時間を共有できたことに対しての喜びだったと捉えることができます。この集会のシーンのすぐあとに、機嫌のいい本木のシーンがくるので、時系列的にも合います。
このことが、第6話のあるシーンにも繋がってきます。
ちなみに、機嫌がいい本木のシーンでも、香典盗み女、長谷川が登場していました。
このころは、やたらと本木に気を使っているような感じがします。もしかしたら、以前から、あの動画で、脅されていたのかもしれません。
荷物を運ぶシーン
第6話については、荷物を運ぶシーンについて、先に触れたいと思います。これは、何を運んでいたのでしょう。
大きさ的に、光莉の動画に映っていた椅子という可能性もありますが、持ち上げられないほどの、重さかという点が引っかかります。車に、他に人が乗っている様子もありませんし、あの後、どうやって運んだのかも気になります。
通りがかりの人に、やたらと、葬儀屋であることをアピールしていることから、あの中に、人の遺体が入っていると思わせたいだけのシーンかもしれません。現状、そういった判断ぐらいしかできませんが、降ろせない荷物を、どうやってそこに載せたのかも気になります。載せるのは、協力者が手伝ったということでしょうか。
橘がネットで釈明会見をするシーン
第5話の集会のシーンから繋がると思われるシーンがこちらです。橘が、ネットで釈明会見をするシーンです。
この時に、光莉との関係を告白しましたが、MICHIRUという人物が、「え」と発しています。
これは、本木でしょうか。そう考えると、本木と橘の関係が見えてきます。そして、この一言が、本木が唯一、素直な本性を表した瞬間だったようにも感じます。
詳しい関係性については、最後のまとめで触れますが、このことを聞いた本木は、納得したのか、逆上したのか、どっちだったのかというのが気になります。それによって、今後の本木の挙動の捉え方が、変わってくるように思います。先ほどの、荷物を運ぶシーンも、逆上して、光莉の動画を撮影する準備を始めたと捉えることも出来ます。
篤斗の服をフリマで買ったシーン
第7話での、篤斗の服をフリマで買ったシーンですが、この時、相手に、誘拐のことはすべて知っていると言っています。
誘拐犯が誰なのかを知っているのは、誘拐犯以外では、誘拐された人物だけです。そう考えると、誘拐されて逃げてきた人物、おそらく、光莉と繋がりがあるように思います。
このことは、第7話の考察でも触れました。そして、明らかに、本木自身が主導で行動に出たのは、これが初めてです。あの時の、橘の告白をどう解釈したかによって、橘のために光莉に協力しているのか、橘に対しての怒りが、光莉を貶めているのか、変わってくるように思います。
籾山が捕まったシーン
もう一つ、籾山が捕まったシーンですが、壁に貼られているポスターから、黒フードの人物が、不倫疑惑写真を送ったネットカフェと同じ場所だということが分かります。
しかし、籾山は、黒フードを着ていませんでしたし、着る必要もないので、おそらく、黒フードの人物は、本木だと思います。
ただ、同じネットカフェを使っているという示唆から、本木と籾山は、繋がっている可能性が高いです。そう考えると、光莉の動画を籾山に送らせたのは、本木ということになりそうです。
本木、籾山、光莉、かなり繋がりが見えてきた感じがします。
休みを申請するシーン
第8話での、休みを申請するシーンでは、長谷川のおばちゃんを、例の動画で脅して、有休を取りましたが、ここでのシーンは、手首の傷を見せたかったのだと思います。
ただ、第8話の考察でも触れましたが、例のリストカットの人物とは、傷の残り具合が違うので、もしかしたら、ミスリードの可能性もあるかもしれません。
まとめ
ほぼ、1話1シーンの登場なので、深掘りしづらい感じもありましたが、本木に関しては、唯一、素直な本性を見せたと思われる、「ん」のシーンが、本木の根本的な部分だと思いました。本木の根底には、橘があると思います。
直接的か、間接的か、あるいは、本木の妄想かはわかりませんが、本木の行動には、橘が関わっています。
そのことが、橘が光莉との関係を告白したことによって、変化が生じた可能性があります。しかし、現段階では、それが、橘に対してなのか、光莉に対してなのか、そして、今後どのような行動に出るのか、判断するのは難しいです。
ただ、繋がりを見てみると、本木の根底には橘が存在する。橘と光莉は付き合っている。そんな光莉に対して、本木は、何らかの感情をいだいている。そして、籾山は、光莉のストーカーで、橘によって退治された。その籾山を、本木が利用している。モミーの旦那が、うまく3人に関わっていて、きれいな四角関係が成立しました。
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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】キャラ別考察 本木陽香、意味不明な挙動女が、唯一、すなおな本性を見せた瞬間」について、考察してみました。
今回は、本木陽香についての考察でしたが、#1として、二宮瑞穂について考察していますので、そちらもご覧いただければと思います。
次回は、日野渉編をお送りしたいと思います。