日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第6話で気になった点について、考察してみたいと思います。
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Contents
河村か日野のウソ
河村と日野は、学生時代、凌介に小説のことで論破され、泣かされたという話をしていましたが、それぞれがお互いのことを泣いたと言っていました。
どちらかがウソをついているということなのでしょうか。
凌介の記憶も曖昧なので、決め手はありませんが、仮にどちらかがウソをついているとすると、その人物が、小説のことで凌介を恨んでいるという可能性はあるかもしれません。ただ、日野は、念願の自分の店を持ち、河村は編集長として活躍している状況で、そんな昔のいざこざを理由に、一連の犯行を犯すとは考えづらいです。
橘に届いた手紙
嫌がらせの手紙の中に、橘がひときわ感情をあらわにしていた手紙が存在しました。
一体、誰からの手紙なのでしょう。橘が一番毛嫌いしている人物、そう考えると1人しかいません。それは、父親です。母親を捨てた男ですし、そのことは、第3話で描かれていました。
そのあと、母親に連絡をしたのは、父親がそっちにも手紙を送っていないか探りをいれるためだったと思います。
手紙の内容については、これまでの謝罪と、死ぬ前に最後に一度会いたいといったようなことでしょうか。
建材会社と埋設物
林は、苦しい立場の中、凌介に、工事の中止を求めますが、結局、納得させることは出来ませんでした。
執拗に、諦めない凌介も、ちょっと気になりました。
第5話の考察で、建材会社のプロジェクトと、凌介の家の建設がどう関わっているのか不明だと言いましたが、ちょっと気になる要素が存在します。これは、第5話で、謎の男が、道路での出来事を目撃しているシーンですが、電柱に、「埋設物の確認大丈夫ですか」と書かれたものが貼られています。
埋設物とは、地面に埋まっている古い基礎部分や建築資材などですが、そのままにしておくと、地盤が弱くなったり、基礎工事に支障をきたしたりと、トラブルの要因になるようです。建材会社と埋設物、すごく関係していそうな感じです。もしかしたら、埋設物が、建材会社のプロジェクトと、凌介の家の建設に、何か関わっているのかもしれません。
謎の男の言動
謎の男が、凌介とすれ違いざま、10年以上前に、どこかで会っていないかと問いかけてきました。
わざとすれ違うように歩いてきた感じから、凌介が気づくかどうかを確認しているようにも見えました。つまり、謎の男は、凌介との関係をしっかり認識しているということです。それを、あえて言わないということは、前回の考察でも触れた、凌介自身に思い出させるというところに繋がってくるように思います。
このあとの話で、10年前に、ボスママの嫌がらせのせいで、光莉の小学校受験を断念したという話が出てきますが、関係しているのでしょうか。現状、何とも言えませんが、謎の男は、凌介の記憶を呼び起こすきっかけとなりそうな感じがします。
ちなみに、第5話の考察で、菱田の元夫ではないかと考察しましたが、Huluのオリジナルストーリーで、元夫が登場していたので、別人であることは明らかになっています。
謎の女の正体
今回も、ニンジンを切る謎の女が登場しましたが、金魚鉢やレンジ、棚の位置から見て、第4話で登場した、包丁野郎と同一人物であることは、ほぼ間違いないでしょう。
第4話の段階では、本木の部屋っぽいがフェイクも有り得るという考察にとどまりましたが、今回は、ある観点から、人物の特定をしてみたいと思います。それは、流し台の高さです。実は、流し台の高さは、日本工業規格(JIS)の規定で、80cmと85cmの2種類とされています。
もちろん、オーダーメイドで変更することは可能ですが、ここでは、規格通り、80cmとして考えてみたいと思います。そう考えると、流し台の位置が、この人物の股下と同じぐらいなので、股下80cmぐらいの人物ということになりますね。股下80cmの人物の身長は、一般的に165cm以上なのと、ぱっと見、流し台との比率から、167cmぐらいはあるかと思います。
これだけの高身長に該当する人物は、1人しかいません。それは、真帆です。真帆こと、宮沢りえさんの身長は、167cmなので、まさにドンピシャです。
頭の感じが、一瞬映りますが、これも、何となく真帆に似ているような感じがします。
そして、そこに、充という人物から、電話がかかってきますが、電話に出ようとしません。
この充という人物、現状、考えられるとしたら、あの謎の男の可能性が高そうです。
凌介に接触して、探りを入れてみたが、10年前のことは覚えていないようだったと、報告の電話をしたのかもしれません。時間的にも、辻褄が合いそうです。そう考えると、この謎の男、真帆と思われる謎の女が雇った探偵かとも思いましたが、充さんと登録していることから、かなり親しい人物であることは間違いなさそうです。
ちなみにこの名前は、「みちる」とも読めますが、テレビの音声を、音声解説に切り替えてみると、「みつる」と言っているので、「みちる」ではありません。
真帆が包丁野郎だとすると、お経野郎も真帆の可能性が出てきますが、さすがに現段階では、どういった経緯でそうなっているのかまではわかりません。しかし、この静かな部屋で、苛立ちを隠せない様子で、何かを待ち続けているような感じから、凌介が全てを思い出すのを、ひたすら待っているように感じとることができます。
指輪の矛盾と光莉の出産
日野の過去の回想で、凌介と真帆が、河村と日野に結婚を報告するシーンが存在しました。
この時、真帆が、婚約指輪を見せるのですが、ここで、ちょっとした矛盾が生じます。この時の日付は、2003年の12月ですが、指輪に刻まれた刻印には、2004年5月3日となっています。
そうなると、指輪をもらった時には、刻印はされておらず、結婚したのも、その半年後ということになります。もちろん、刻印はあとでつけるつもりだったのかもしれませんし、結婚も、半年後なら、ギリギリあり得るのかもしれません。しかし、群馬の山中に、指輪を残し、わざわざ刻印の日付を見せていることから、この、ちょっとした矛盾が、大きな意味をもたらすような感じがします。
このころの2人の関係で、もう一つ気になったのが、光莉の出産です。凌介がアルバムを開くとすぐに、妊娠8か月の真帆の写真がありました。
アルバムの表紙に、2004年12月2日 からと書かれているので、最初にあった真帆の写真は、12月に撮られたもののようです。
つまり、妊娠したのは、3月の可能性が高いということになります。まあ、12月に婚約しているのであれば、結婚前に妊娠していてもおかしくありませんが、この、12月から5月までの、空白の6カ月が、とても気になります。まさか、光莉は、凌介の子供ではないとか。
ちなみに、指輪繋がりということで触れておくと、日野が、この時から左手薬指に指輪をしている件ですが、風水において、薬指には願い事成就という意味があり、結婚していなくても、指輪をはめる人はいるそうです。
日野が風水にこっているのかどうかはわかりませんが、とりあえず、そういうことにしておきましょう。
凌介の眼鏡
この回想シーンには、あと2つ、気になる点が存在しますが、そのうちのひとつが、凌介の眼鏡です。
今はかけていませんが、このころはかけていたようです。若いころのシーンなので、単に、撮影上、実年齢をごまかすための小道具なのかもしれませんが、凌介は目が悪いということの示唆ととることも出来ます。たしかに、横から見ると、かなりレンズがぶ厚く、度数も高そうです。
その、目の悪さが、さらに、交通事故を起こす危険があるということを、示唆しているのかもしれません。
もう一つの気になる点は、しし座流星群です。この件に関しては、現在の状況も関連してくるので、そちらとまとめて考察したいと思います。
しし座流星群
凌介に、真帆から、しし座流星群の画像が送られてきました。
警察の調べで、場所は、例の群馬の山中のトンネル付近ということでした。凌介は、この日、真帆と一緒にみることになっていたことから、真帆本人からだということを確信します。
ここで思い出す必要があるのが、あの回想シーンでの、しし座流星群発言です。凌介と真帆は、このころから、しし座流星群を見に行ってたようです。
そして、現在もその約束をしているということは、これまでも、たびたび見にいっている可能性が高いです。
ここで重要なのは、しし座流星群自体ではなく、どこに見に行ったのかという点です。このとき、河村達がサークル会をやろうといったのを断って、しし座流星群を見にいくと言っています。
近場であれば、両立させればいいものを、あえて断っているということは、遠出をする予定だったということが伺えます。そう考えると、思い浮かぶのが、例の群馬の山中です。空気のきれいな、地方の山中なら、星もよく見えますし、その可能性はありそうです。そうなると、車が必要になってきます。このことから、凌介は、若いころ、車の運転をしていた可能性が出てきました。そして、定期的に行っていたとなると、5年前にも行っていて、その時に、冷凍遺体の子供の事件に遭遇していたのかもしれません。
フリマサイトに篤斗の服
橘が、フリマサイトを調べていると、篤斗が着ていた服に似たものが、出展されているのを発見しました。
出展したのは菱田で、押入れにしまっておいたのを、清明が見てしまったといった感じでしょうか。話の流れ的には、辻褄が合いますが、菱田の部屋のカーテンは、手前に棚が置いてあるので、写真とは合いません。
包丁野郎の部屋のカーテンとも似ていますが、下の折り返しの部分が違うような感じがします。
そもそも、フリマサイトに出店すること自体、意味不明なので、ここについては、保留としておきたいと思います。
送られてきた謎の映像
二宮が、会社の問い合わせ一覧から、怪しいメールを発見しました。
添付されていた動画を見ると、血まみれの布で覆われた椅子の映像が流れ、最後に、拘束された光莉の映像が映し出されました。
この椅子、何となく、トランクルームにあった、凌介の椅子に似ていますが、ちょっと決め手に欠けます。光莉の映像も、何となく、自作 自演のような感じもしますが、こちらも決め手がありません。映像も、いつ撮られたものかわかりませんし、さすがにこれだけでは、何とも言えない状況です。
ここで注目したいのは、映像の内容ではなく、この映像メールを見つけたのが、二宮だということです。要所要所で、凌介に立ち会い、重要証拠を提示しているのは、ほとんど二宮です。
冷凍遺体が届いた時も一緒にいましたし、ドライブレコーダーを提案し、あの映像を見つけたのも二宮でした。道路で助けて、篤斗を車道側に歩かせないことを気づかせたのも二宮、そして、今回も二宮です。
特に、ドライブレコーダーの映像や、今回のメールは、二宮が見つけなければ、そのまま埋もれてしまっていた可能性濃厚です。ということで、今回も、真犯人フラグは二宮で継続しますが、包丁野郎が、もし真帆だとすると、2人は繋がっている可能性が高そうです。
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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】第6話考察 謎の女の正体が判明、そして、指輪の違和感としし座流星群の意味」について、考察してみました。
今回、菱田については、ほとんど触れていませんが、Huluのオリジナルストーリーを含め、別の考察で、菱田についての結論を出したいと思います。