ドラマ考察

ドラマ【真犯人フラグ】第18話考察 橘がサイコパスなら鍵を返したりはしない、そして、二宮の検索に感じた違和感

日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第18話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

橘はサイコパスではない

今回、橘が、突然豹変し、警察に逮捕されてしまいました。結局、橘がサイコパスで、真犯人だったということなのでしょうか。

もしそうだとしたら、とてもお粗末な結末ですし、制作陣の能無しぶりを露呈するだけなので、おそらく、それはないと思います。
その一番の根拠は、トランクルームの鍵です。橘が、一気に追い込まれ、逮捕にまで至った経緯は、トランクルームにあった本を、本木が売り捌いていたことがわかったからです。橘と本木が、計画当初から繋がっていた、決定的証拠になりました。つまり、鍵を返さなければ、このことがバレることはなかったということです。まあ、いずれバレたとは思いますが、わざわざそれを早めるようなことをする必要はありません。そう考えると、この、バレる、自白する、逮捕されるという流れは、橘が意図的に計画したことなのではないでしょうか。
しかし、何のために、そんなことをしたのでしょう。それは、真犯人をあぶり出すためです。橘が、本木と一緒にやってきたことを、ひと通り自白しましたが、気になる点が3つ存在します。
1つ目は、群馬山中で見つかった、真帆の指輪について、触れていない点です。スマホは本木が仕込んでいましたが、指輪については関与していないようでした。つまり、橘的には、自分以外で、あの場所にいた誰かが、指輪を仕込んだということを察知できたということになります。それが出来たのは、凌介と両角を除くと、二宮か河村ということになります。
2つ目は、最初の光莉の動画を、なぜ、群馬の廃墟で撮ったように細工する必要があったのかという点です。トランクルームで撮影したということがバレなければいいので、あの場所に誘導するような細工をする意味がわかりません。しかも、おそらく本木が書いたであろう絵が壁に書かれていて、あたかもその場所にいたかのように、印象付けました。この場所に、何か意味があるのでしょうか。
この場所は、真帆が送ってきた、しし座流星群の写真を撮った場所でもあります。この場所の存在を明らかにすることで、真帆の生存と、写真の信ぴょう性を印象づけたことにもなります。
これら2つの点については、橘と本木の行動とは別に、真帆の存在がチラついています。つまり、2人の行動には、真帆と繋がる真犯人が関与していることが伺えます。

そして、3つ目が、橘の監禁描写が違和感だらけの点です。橘が拉致されていることがフェイクなら、2人だけの描写で、本当に監禁する必要はありませんし、食事をしない理由もありません。さらに、あの状況で、本木が逮捕されたことを知るすべはありませんし、自力で脱出することも不可能です。本木も、逃げられるわけないと言っていました。つまり、真犯人が、橘に本木の逮捕を知らせ、助けたということになります。もちろん、自分が誰だかわからないように、メモと工具を近くに置いて立ち去ったのでしょう。
橘は、真犯人が誰だかわからないけど、何らかの理由で、従わなければならなかったということでしょうか。ここの繋がりは難しいところですが、最初は、橘の意思で協力したのではないでしょうか。その根底にあるのは、以前の考察でも言った通り、父親に対するコンプレックスです。真犯人が凌介にいだいている思いや、光莉に不信感をいだかせていることが、自分と母親を捨てて出ていった父親への思いと重なったのではないでしょうか。しかし、真犯人が、母親の店に危害を加えてまで、行動を強要するようになり、本木の暴走も相まって、橘の思惑とはかけ離れていったのだと思います。橘に届いたメッセージや、店のボヤ騒ぎがそれということです。
そして、真犯人について調べているうちに、二宮の姉の件を知り、真犯人は二宮ではないかと思い始めたのではないでしょうか。河村が、二宮のことを調べ始めたことからも、おそらく、橘と河村は、二宮に関して情報共有していると思います。

そして、今回の、バレる、自白する、逮捕されるという流れは、橘と河村の計画によるものです。橘が真犯人として逮捕されることで、本当の真犯人、つまり、二宮に油断させ、ボロをださせようとしているのではないでしょうか。
光莉に対して拒絶し続けているのはなぜでしょう。橘が、本木とともにおこなってきた行動は事実ですし、社会的制裁を受けることとなった自分に関わっていては、光莉のためによくないと思い、関係を断ち切ろうとしているのかもしれません。

二宮の検索に感じた違和感

凌介は、売られてしまった本の配送履歴について、二宮に調べてくれるよう頼んでいました。しかし、このやり取りに、違和感を感じました。
光莉と橘の名前で検索して、共に0件でした。その後、しらみつぶし確定と言って、報酬まで要求していました。おそらく、日付か何かで全検索するという意味だと思いますが、二宮が、何かを思い立ったような表情をしました。本木の名前で検索することを思いついたのかもしれませんが、その本木の名前でヒットしたことに違和感を感じました。
本木は、オンラインサロンでも、高場花の名前を使って、身元を隠していました。それなのに、こんな履歴が残るようなことを、本名でするでしょうか。橘も、本木の名前でヒットするはずがないといったような表情をしていました。おそらくこれも、偽名を使い、ネットで募った第三者にやらせたように見せていたのだと思います。そうだとすると、なぜ、本木の名前で検索することが出来たのでしょう。それは、二宮が、履歴を改ざんしたからです。しらみつぶし検索でヒットした履歴の中から、それらしいものを見つけて改ざんしたのでしょう。
この時点で、橘は、二宮が真犯人であることを確信したはずです。しかし、その場で騒いでも、改ざんした証拠がなければ、意味がありませんし、このことは、橘の計画の想定内だったと思います。そして、二宮の策にハマったふりをして、自白し、逮捕されたということです。それが、先ほど言っていた、二宮に油断させ、ボロをださせようとしているということに繋がるということです。実際にこの後、二宮は姿を消しています。おそらく、橘と情報共有している河村の調査によって、真犯人、二宮が追い込まれていくのだと思います。

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木幡の狂った思い込み

木幡が、篤斗を拉致した理由は、生まれた時に同じ病室にいた、真帆の子と取り違えたからという、狂った思い込みによるものでした。

そもそも、あれは、篤斗ではなく、光莉です。さらに言えば、自分の子だと思っているのであれば、篤斗と呼ばずに、圭樹と呼ぶべきです。冷凍までして保存し続けてきた、本当の子ども、圭樹を、代わりが見つかったからといって、あっさり捨ててしまう行為は、あまりにも短絡的でむごい行為です。これらのことを、狂った思い込みということだけで片付けてしまおうという設定は、とてもずさんな感じがしました。
このまま木幡は、本当の息子、圭樹と向き合うことなく終わってしまうのでしょうか。制作陣が、その辺のことをちゃんと考えているのであれば、最後にフォローされると思いますが、もしされなかったら、その程度のメンツだったということでしょう。
1つ気になったのが、圭樹は相良家の子どもだということで返したというのは、いいとしても、なぜ、篤斗を再度、凌介のもとに返したのでしょう。全て、木幡が狂っているという一言で片づけることもできますが、おそらく、真犯人が関与しているのだと思います。木幡が、子どもを取り違えたと思うようになったのは、真犯人による誘導だったのかもしれません。そのことで、凌介に恨みをいだかせ、さらに、篤斗を凌介のもとに返すことで、凌介に対する恨みを増幅させたのだと思います。そんなことができるのは、日々、カスタマーセンターで話をしていた、二宮以外にいません。

菱田がおこなったこと

ドライブレコーダーに映っていた、真帆の格好をした人物が、菱田だということが明らかになりました。

このことに関連して、篤斗が拉致された経緯や、菱田がおこなったことについては、前回のピンポイント考察で触れていますので、詳細はそちらをご覧いただければと思います。

ドラマ【真犯人フラグ】ピンポイント考察 バタコは、真帆の格好をした菱田と、10番を着た清明を見て、篤斗と間違えてしまった 日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの、菱田が篤斗をサッカー教室に連れて行った経緯について、ピンポ...

簡単に振り返ると、こういうことです。
木幡は、真帆の格好をした菱田と、10番のユニフォームをきた清明をみて、清明を篤斗と思い込み、拉致してしまった。そのことに気づいた木幡は、菱田に、清明を返す代わりに、篤斗をつれてくるよう要求する。菱田は、篤斗を見つけて、サッカー教室まで連れていく。たまたま、事情を知った山田が、篤斗を車に乗せ、指定の場所まで連れていき、篤斗と清明を交換する。
清明の、篤斗に対する謝罪の念は、自分の代わりに連れ去られてしまったことから来ているということです。今回、清明が病室に行ったのは、この時の菱田の行動を黙っていてくれと言いに行ったということです。

菱田は、なぜあの時、真帆の格好をしていたのでしょう。その理由は、雨です。雨が降っていたので、例の赤い傘をさして出かけようとしました。しかし、傘だけ真帆と一緒というのもなんなので、服装も真帆と同じものに着替えていったのではないでしょうか。
押入れの中身は、やはり、ランドセルや10番のユニフォームでしょうか。

視聴者目線では、早くから菱田の関与を疑う感じもあったので、なにを今さらといった感じもありますが、凌介的には、確信を持ち始めたのは、最近のことです。つまり、菱田が、バレないように、ランドセルや10番のユニフォームを、ずっと隠し続けてきたという話でも、違和感はないということになります。ただ、ラス前までひっぱるというのは、やり過ぎな感じもします。

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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】18話考察 橘がサイコパスなら鍵を返したりはしない、そして、二宮の検索に感じた違和感」について、考察してみました。
時間的に、二宮と真帆の件に関してまで、考察できませんでした。二宮が、真帆と繋がっていた件や、事件への関与については、二宮が真犯人であるという結論と共に、別途、考察をあげたいと思います。

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