今回は、田宮純一郎が仕掛けた監視カメラに映っていて、思わず寝込んでしまうほどの衝撃を受けた映像の異変とは何だったのか、ということについて考察していきたいと思います。
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田宮純一郎は、異変に最初すぐには気づかなかった
田宮純一郎が映像の異変に気づいたのは、その瞬間でピンポイントに気づいたのではなく、ある映像をみた時にふと違和感を感じ、前の映像を見返して初めて異変に気づいています。
その違和感を感じた映像がこちら。
赤池幸子が車いすから転倒しているところを、住民が助けています。助けているのは、イクバル、妹尾あいり、江藤祐樹、黒島沙和の4人です。この時の映像のタイムカウンターは08:07:40です。ここで田宮は、違和感を感じて別の映像を見返します。
その映像がこちら。
あるフロアの映像です。タイムカウンターから見て、上記映像の4時間弱ぐらい前のものでしょう。このあと田宮は、映像の異変について気づいてしまったようです。
仮にフロアの映像を映像Aとし、幸子を助けている映像を映像Bとします。時系列的に映像Aを先に見ていると思われますが、そのタイミングでは異変に気づいていません。しかし、映像Bを見た後だと映像Aの異変に気づくというところがポイントです。
このフロアの映像は何階？
さて、このフロアの映像は何階の映像でしょうか？まず、5階は除外されます。5階は建物の構造上、部屋が2部屋しかありません。映像には4部屋分のドアが映っているので違います。次に、1階も除外されます。1階の児嶋家のドアには、英会話教室のプレートが付いていますが、映像にそのようなドアはありません。同様の理由で、3階も除外されます。尾野家のドアにもネームプレートが付いているからです。以上のことから、2階か4階の映像ということになります。
※この映像のファイルが入っているフォルダが、C4となっているので4階を示唆している可能性はありますが、単なるカメラの通番と解釈します。
映像の異変に気づいて寝込んでしまう田宮純一郎
田宮は、その後ショックのあまり何日か寝込んでしまいます。この時、ちょっと気になる動きを見せます。奥さんが食事と新聞を持ってきた時に、あわてて新聞を開き、何か目当ての記事を探しているかのように新聞に食い入りいます。この行動が映像の異変と関係があるのかどうかは、いまのところわかりません。（なにか気づいた方、コメントください）
田宮純一郎と黒島沙和の距離感に変化が！！
その後、田宮はふっきれたかのように日常生活にもどります。しかし、住民会で黒島と目があった時に、あきらかにひくような表情をみせます。このようなしぐさが何度か存在することから、田宮が監視カメラの映像で見たしまった異変とは、黒島に関することではないかと思われます。
時間的矛盾に気づいた田宮純一郎
これまで経緯から、田宮が気づいた異変とは映像による時間的矛盾ではないかと推測します。
具体的にはこういうことです。
・フロアの映像は2階の映像で、黒島が部屋に入っていく姿が映っていた。
・その4時間後、今度は外から帰ってくる黒島の姿が映っていた。
部屋に入っていって出てきていないはずの黒島が、なぜか外から帰ってくるという矛盾に田宮は気づいたのではないでしょうか。片方の映像からでは気づきませんが、両方を時系列で比較することでとで気づくことができます。そして、このことからある重大な結論に至ることができます。
黒島沙和は、双子である。
多くの視聴者が推察していますが、このことがより確信的になったのではないでしょうか。
次回は、黒幕へ一番の近道と思われる浮田啓輔殺害について考察していきたいと思います。
