テセウスの船

ドラマ「テセウスの船」考察 加藤みきお分析 見えてきたいくつかの気になる点

TBSで日曜21時から放送されているドラマ、テセウスの船について、加藤みきおに関する要素を分析し、得られたいくつかの気づきについて考察してみたいと思います。

ドラマ「テセウスの船」考察 佐野鈴分析 見えてきたいくつかの気になる点 TBSで日曜21時から放送されているドラマ、テセウスの船について、佐野鈴に関する要素を分析し、得られたいくつかの気づきについて考察して...
スポンサーリンク

YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

みきおの最初の登場シーン

みきおが最初に登場するのは、第一話の冒頭のシーンです。車椅子の状態で、鈴に押されながら歩いているところを、心とすれ違うというものです。

時代は、心が過去に行く前の現代、つまり前の現代です。わかりずらいので、ここでは現代Aと呼ぶようにします。
ここで分かることは、現代Aの時から、みきおと鈴はつながりがあったということです。そして、現代Aでも、車椅子状態だったということです。さらに、気になったのが、みきおの顔がとても怖い表情をしているという点です。今の現代のみきおとは、なにか雰囲気が違うような感じがします。気のせいでしょうか。ちなみに、今の現代については、現代 Bと呼ぶようにします。

みきおは明るい普通の少年

過去の時代で、みきお少年が登場したのは、心が教師として採用された時の教室でのシーンです。

心とも楽しそうに会話をしていて、明るい普通の少年といった感じでした。ウサギ小屋で世話をするシーンでも、みんなと一緒に行動し、協調性もある感じです。その感じからは、とても身寄りのない子供のようには見えませんでした。

スポンサーリンク

鈴に同調するみきお

ウサギが殺された時に、教室では、心がやったのではと騒ぎになります。心がパラコートを持ち去ったことを、明音が言ったためです。そんな中、鈴は心をかばおうとします
そして、みきおも、みんなやめなよと、鈴に同調します。このことから、みきおは、鈴に好意をもっているといった印象をうけました。

明音監禁場所を特定したみきお

明音の捜索で、心が、明音の監禁場所の手掛かりとなる絵をもとに探しますが、なかなかみつかりませんでした。しかし、通りすがったみきおにその絵を見せると、すぐに、写生会をした山の小屋に似ていると気が付きました。風速計が手掛かりになったようです。

ただ、さんざん村の人に見せてもわからなかったものを、みきおが一瞬で見つけてしまったことに、ちょっと違和感を感じました。この絵を描いたのは、みきおという可能性があるかもしれません。絵という観点でもう一つ言っておくと、校門の脇に絵が貼られた時に、心たちに知らせに来たのも、みきおでした。

さつきの養子になっていたみきお

現代Bでは、みきおはさつきの養子になっていました。事件後、身寄りのないみきおを引き取って育ててくれたと言っています。ただ、みきお少年のところでもふれましたが、身寄りのない子供感が全くなかったのが気になります。さつきとみきおの間には、何か他に秘密があるように思われます。ちなみに、現代Aの時から、養子だったのかどうかは現段階では不明です。

スポンサーリンク

みきおと鈴の出会いは必然

鈴は、介護士をしていた時に、たまたまみきおがリハビリでやってきて知り合ったと言っています。しかし、本当に偶然なのでしょうか。少年時代に、みきおが鈴に好意をもっていた感じからも、鈴を探し当てて、そこでリハビリをするようにしたのではないでしょうか。

後遺症は事件のせいではない

みきおは、下半身不随になったのは、事件の後遺症だと言っています。しかし、当時の新聞には、搬送先の病院で全員死亡と書かれています。

つまり、この事件の被害者で、生き残った人物は一人もいないということです。これは、現代 A、Bどちらの新聞にも書かれていることでした。もしこれが、制作側のミスでないのなら、下半身不随になったのは、別の要因があるということになります。あるいは、実は下半身不随ではなく、歩けるのかもしれません。まさに、車椅子あるあるといった感じです。

おじいさんの古い斧はみきお

以前の考察で、SNSアカウント、おじいさんの古い斧についてふれましたが、その正体はみきおではないでしょうか。ここで、新たに加わった三つのツイートを見ていきたいと思います。
一つ目は2月16日のツイートです。

やっと一番欲しいものを手に入れたのに。
邪魔するヤツは許さない。
それが、誰でもあっても。

この、一番欲しいものとは、鈴のことで、邪魔なヤツとは、のことではないでしょうか。

二つ目も2月16日のツイートです。

ずっと、欲しいものはたったひとつ。
それを守るだけ。
何をしてでも。

ここでも出てきますが、欲しいものとは、鈴のことでしょう。

三つ目は、2月19日のツイートです。

念入りに、慎重に。
幸せな未来に、もうあなたはいらない。

この、あなたとはさつきのことではないでしょうか。さつきはいらない、つまり、さつきは殺害される可能性が高そうです。

以上、「ドラマ「テセウスの船」考察 加藤みきお分析 見えてきたいくつかの気になる点」について考察してみました。こうしてみてみると、みきおが真犯人である伏線のようなものが、いくつもあることがわかりました。ただ、決め手となるものは、まだ存在しません。第6話の予告から、心といっしょにみきおも過去にもどるような感じがありますが、どうなのでしょう。そのあたりが、とても気になるところです。

他にも、ドラマ「10の秘密」、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」、「知らなくていいコト」についても考察をおこなっていますので、そちらともども、よろしくお願いします。

スポンサーリンク

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です