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ドラマ【unknown】第1話考察 依頼人と犯行請負人、413は犯行完了の合図、女性はこころと間違えられた

火曜、21時からテレビ朝日系列で放送されているドラマ【unknown】の、第1話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

蝙蝠マークと謎の数字

トンネルの壁に描かれた、蝙蝠マークと謎の数字ですが、おそらく、事件のトリガー的役割を果たしているものと思われます。

蝙蝠マークが最初に書かれたのは、こころの部屋に父親の海造が来た日の夜でした。

この段階では、蝙蝠マークだけで、謎の数字は書かれていませんでした。そうなると、あの数字が書かれたのは、女性が殺害された事件の後ということでしょうか。タイミング的なものははっきりしませんが、別々に書かれた可能性は高そうです。そうだとすると、書いた人物もそれぞれ違うということになってきます。
冒頭でも、事件のトリガー的役割と言いましたが、考えられるケースとしては2つです。
1つ目は、蝙蝠マークを書いたのが、犯行を依頼した人物、そして、数字を書いたのが、その犯行を請け負った人物というケースです。数字を書いたのが、犯行前なのか、犯行後なのかはわかりませんが、あの413という数字は、4月13日を意味しているように思われます。うめぼし堂の火事が起こったのが、こころの誕生日、4月11日だったので、そのあとの、居酒屋「どんぞこ」での2人のシーンが4月12日と考えれば、ぴったり合います。

ミッションコンプリート的な意味で捉えると、犯行後に書いたというほうが辻褄が合うように思います。
2つ目のケースは、この逆で、犯行 請負人が合図として蝙蝠マークを書き、依頼人が犯行日を指定したというケースです。ただ、数字が赤字だったことが血を意味しているとしたら、数字を書いたのが犯行請負人、吸血鬼、つまり、前者のケースの可能性が高そうです。
犯行請負人が吸血鬼だとすると、闇原家の誰かということでしょうか。

その可能性もありますし、模倣、あるいは、別の吸血鬼の可能性もあります。その辺に関しては、現段階では何とも言えないといった感じです。

女性はこころと間違えて殺害された

殺害された女性について、現段階では詳細なことは不明ですが、もしかしたら、こころと間違えて殺害されたのではないでしょうか。そう思った要素の1つが、傘です。

この、殺害された女性、雨が降っているわけでもないのに、なぜか傘を持っていました。こころも、日差しを避けるために、常に傘を持ち歩いています。

もし犯人が、こころの顔を知らず、あのベンチに座っている傘を持った女性という情報しか持ち合わせていなかったとしたらどうでしょう。あの女性がこころだと、間違う可能性は高いです。

依頼人と犯行請負人という関係性だとしたら、なおさらその可能性が出てきます。そう考えると、ベンチに忘れた傘をこころが渡してあげるというシーンも、傘に重要な意味があるということを示唆していたように見えます。おそらく、このあとも、同様の事件が発生するのだと思いますが、それは、真のターゲットを間違えたことが発端なのかもしれません。
さきほど、雨が降っているわけでもないのに、なぜか傘を持っていたと言いましたが、もしかして、あの女性も吸血鬼という可能性はないでしょうか。犯人の目的が、吸血鬼狩りということであれば、その可能性もあるかもしれません。まだ、ドラマは始まったばかりなので、いろいろな可能性を視野に入れていきたいと思います。

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うめぼし堂事件の謎

うめぼし堂の店主、梅が襲われた事件は、女性の殺害事件と関連性があるのでしょうか。

梅が襲われたのが4月11日、女性の殺害が4月13日だとすると、関連性はないように見えますが、どうなのでしょう。まあ、その辺は、今後の情報待ちといった感じもしますが、そもそも、梅は、なぜ襲われたのでしょう。梅自身に恨みがあるといった感じではなさそうです。そうなると、考えられるのが、梅の存在自体が邪魔だというケースです。
梅の存在が、例の女性殺害の妨げになるのであれば、事前に対処しておくということは考えられます。犯行請負人が吸血鬼だとしたら、梅はヴァンパイアハンターといったところでしょうか。

ニンニク入りの焼き肉を貪り食っていたことからも、対ヴァンパイア的な存在のような感じもします。

その犯人ですが、うめぼし堂の火事を外から見ていたことから、一部の人物は、容疑者から外すことができます。

見物人の整理をしていた世々塚、見物人の庭月親子とまつり、当然、こころもはずれるでしょう。

時系列的な観点から外せる人物も何人かいます。
まず、梅が電球をいじっていたのが、17時20分なので、そのあと襲われたとして、犯行は17時30分ぐらいとします。

虎松は、そのころ、子どもたちと財布を探していたので、除外できそうです。

こころが職場を出ようとしていたのが、17時5分なので、加賀美と曽我も除外できそうです。

ただ、職場とうめぼし堂の距離がどれくらいなのかはっきりしないので、それによっては外せません。
そうなると、第1話で登場した人物に限定すると、残るのは、海造と伊織の2人だけとなってしまいます。

もちろん、あの人影が犯人とは限りませんし、女性殺害との関連性もはっきりしていません。ただ、キャスト14人の中から犯人を当てるという告知をしているのであれば、この時点で除外される人物が大勢出てくるのは、見せ方としてどうなのかという感じもしました。

女性殺害事件と梅干し堂事件。
この2つについて整理すると、まず、女性殺害に関しては、依頼人とそれを請け負う人物が存在する。
このことを遂行するためには、梅の存在が邪魔になるため、この2人のどちらかが、事前に梅干し堂を襲い、梅を排除しようとした。
時系列や存在証明的な観点から、梅を襲ったのは、海造か伊織の可能性が高い。つまり、この2人のどちらかが、女性殺害の依頼人、あるいは、請負人である。
第1話の段階での結論は、このようにしておきたいと思います。
この2人が犯人だとすると、先ほど言った、こころと間違えて女性を殺害してしまったという考察には合致しませんが、その辺は、まだ始まったばかりなので、いろいろな可能性を見出しながらといった感じです。

虎松のフラッシュバック

梅を助けた後、箪笥の下敷きになった虎松に、あるフラッシュバックがよぎります。

一家殺害の現場のようでしたが、虎松の犯行なのでしょうか。
まず、写真から、4人家族だということがわかりますが、倒れていた人物も4人だったことから、家族による犯行ではないようです。

そして、もう1つ注目したいのが、カレンダーです。

28日までしか存在しないので、2月だということはわかりますが、一体何年の出来事なのでしょう。
1日が土曜日だという点から、虎松の年齢的に、2020年、2014年、2003年、1997年、1992年が該当します。しかし、2020年と1992年は、閏年だったことから除外すると、2014年、2003年、1997年のうちのどれかということになります。それぞれ、9年前、20年前、26年前ということになります。
虎松が離婚した3年前や、例の事件が起こっていた5年前とは繋がりはなさそうです。そうなると、この3つの年のうち、どの年の出来事なのか。それは、テレビから推測することができます。

それなりの大きさの薄型テレビが置かれていました。一般家庭における薄型テレビの普及率は、2007年でまだ約20%だったことから、2014年の可能性が高いです。裕福な家庭だったら、2003年の可能性もありますが、1997年はなさそうです。
2014年、9年前だと、虎松は26歳です。

その時期だと、警察官になりたてのころといった感じでしょうか。もしそうだとすると、犯人を目撃していた、あるいは、虎松のミスで犯人を取り逃がしてしまったという記憶かもしれません。
警察官としてのミスの記憶であれば、世々塚だけが虎松の秘密について知っているという点も納得できます。

このことが、今後の展開にどう影響していくのかはわかりませんが、少なくとも、虎松が一家 殺害の犯人ということはないと思います。

以上、「ドラマ【unknown】第1話考察 依頼人と犯行請負人、413は犯行完了の合図、女性はこころと間違えられた」について、考察してみました。
何となくそんな気もしていましたが、やはり、ギャグラブコメの色が強い感じのドラマです。
個人的には、ミステリーやサスペンスの色を強調してほしいところですが、最初は、掴みやキャラ付けが必要になってくるので、仕方がないかもしれません。犯人当てを告知していることからも、回を追うごとに、そういった要素が強くなっていくことを期待したいです。

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