水曜22時から日本テレビ系列で放送されているドラマ「私たちはどうかしている」について、第1話で気になった点について考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
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椿の証言
椿の証言から、父、樹殺害容疑で、七桜の母、百合子が逮捕されてしまいました。しかし、椿が証言する経緯は、正確には、次の通りでした。
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樹の前で茫然と立ち尽くす椿に対して、母、今日子が「本当にお父様の部屋にいるのを見たの」と問いかけます。そして、今日子は、執拗に「誰なの」と聞き続けます。それを聞いた椿は、おもむろに、百合子を指さし「サクラのお母さん」と言います。
ここで気が付くのは、椿は、百合子が樹の部屋にいたと言っているだけで、殺害したのを見たとは一言も言っていない点です。それを、あたかも百合子が殺害したかのような尋問の仕方をし、椿に証言させるよう誘導した今日子。
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おそらく、百合子が樹の部屋にいたことは事実なのだと思われますが、それは、犯行が起こる前の話で、それを椿が目撃していたということではないでしょうか。現段階での、真犯人最有力候補は、今日子だと思われます。
現場に姿がみえない宗寿郎
この、犯行現場のシーンで、気になった点がもう一つ。それは、樹の父、宗寿郎の姿がどこにも見当たらない点です。
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当時はまだ、体調を崩していないので、床に伏せていたとは考えづらく、家で騒ぎがあれば、当然駆け付けてもいいはずなのに、どこにも姿がありませんでした。
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そういった観点で、宗寿郎が真犯人という可能性も十分にありえるかと思います。もしかしたら、宗寿郎の犯行を、今日子がかばって、椿にあんな証言をさせたのかもしれません。
七桜への手紙の違和感
七桜は、謎の人物、多喜川から、百合子が書いた手紙を受け取ります。
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手紙の内容は「私は何もやっていない」の一言が書かれているだけでした。この手紙、なにか違和感を感じます。
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まず、母親が娘に送った手紙にしては、あまりにも簡素すぎる点です。普通なら、もっとちゃんとした文章で手紙を書くように思うのですが、なぜこの一言だけなのでしょうか。
もう一つ気になったのが、多喜川が、二十歳を過ぎたら渡してほしいと頼まれた、と言っている点です。私は何もやっていないということを、なぜ、二十歳を過ぎてからではないと、伝えてはいけなかったのでしょう。娘としては、当然、母親の無実を信じ続けていると思うのですが、二十歳を過ぎてから、私は何もやっていないということを伝えるのは、何か変な感じがします。そもそも、百合子は、取り調べの最中に倒れて亡くなったはずなのに、いつ、多喜川にこんな手紙を渡したのでしょう。
もしかしたら、この手紙は、多喜川が書いて、七桜に渡したものなのかもしれません。
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多喜川という人物については、現段階ではまだ何もわかりませんが、この手紙は、ナオに真相 究明のための行動を起こさせる、トリガーだったのかもしれません。
嫌がらせのメールを送った人物
七桜が働く和菓子屋に「花岡七桜の母親は人殺しです」という、嫌がらせのメールが送られてきました。
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一体、これは、誰が送ったものなのでしょうか。多喜川が七桜の行動を誘導しようとしているのであれば、七桜に店を辞めさせることで、行動を起こしやすい状況にしたとも考えられます。しかし、メールに悪意を感じることから、樹殺害の真犯人が送った可能性もあります。そうなると、真犯人は、七桜の素性を知っているということになりますが、現段階では何とも言えないところです。
以上、「ドラマ 【私たちはどうかしている】今日子が言った言葉は「本当にお父様の部屋にいるのを見たの?」について考察してみました。第1話を見た感じ、完全なミステリーという感じではないので、毎回、何かしらの謎が提示されるということはないのかもしれません。
そういった意味で、毎週考察ができるかはわかりませんが、気になった点があれば、考察投稿していきたいと思います。