日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第4話で気になった点について、考察してみたいと思います。
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Contents
真帆の両親の気になる言動
保険金騒動を心配した真帆の両親が、凌介に電話をかけてきました。
その保険金ですが、2人で契約に行ったことが明らかになっていますし、特に怪しい要素ではなさそうです。保険金よりも気になったのが、真帆の両親の言動です。
保険金の話がひと段落した後、志乃生が「凌介を犯人にしようとするなんて、真犯人の仕業だ」と言っています。そして、三郎が「誰か、心当たりはないのか」と凌介に問いかけます。指輪とスマホの件も聞いていました。一見、普通のやり取りのように聞こえますが、捉え方によっては、凌介に忘れている何かを思い出させるために問いかけているようにも聞こえます。
志乃生の真犯人という言葉にも、その忘れている何かについて、凌介が真犯人だという思いが込められているようにも感じます。まあ、考えすぎかもしれませんが、前回の考察で、失踪した真帆たちは、実は実家に潜伏しているという考察を出したので、真帆の両親について、すこし勘ぐってみました。
望月は冷凍遺体のことを知っている
望月は、冷凍遺体の荷物を凌介に届けた後、そのまま立ち去っているので、中身については知らないはずです。しかし、トラックのいたずら書きを消しているシーンでの、望月の回想で、遺体の映像が映し出されました。
それは、望月が冷凍遺体のことを知っているということを示唆しています。おそらく、あの時立ち去ってはおらず、部屋の外から二宮を見つめていて、その時に冷凍遺体を目にしたのだと思います。このことは、のちに発生するあのことにつながってくるように思います。
足のサイズ24cm、身長は?
光莉のスマホが見つかった、群馬の山中で、24cmの女性の足跡が見つかりました。
成人女性の足のサイズの平均は、23.5cmのようなので、ほぼ平均的な足のサイズと言えます。このことから、身長に関しても平均的な身長の人物と推測することが出来ます。成人女性の身長の平均は、158cmのようです。これを、主要キャストの女性に当てはめてみます。なお、いちいち女優名はあげずに、役名で通しますのでご了承ください。
まず、本木ですが、154cmと、平均より低めです。本人曰く、足のサイズも23cmといっているようです。
続いて真帆ですが、こちらは逆に、167cmと平均よりかなり高めです。
この2人は、対象から外してもよさそうです。次に菱田ですが、163cmと平均より高めです。まあ、ぎりぎり許容範囲といった感じですか。
そして二宮ですが、159cmとほぼ平均と同じです。
二宮は、あの日、凌介たちと行動を共にしていたので、あそこには行けません。しかし、タイマーで電源をオンにするアプリもあるので、それを使えば、遠くにいても可能です。ただ、その辺の設定は警察も調べていると思うので、何も言わないということは、そういった仕掛けはなかったのかもしれません。ちなみに、凌介たちとあの場所に行った時の、二宮の靴は、こんな感じなので、その時のものではないことは明らかです。
この4人の中では、二宮の可能性が高いですけど、タイマーがなしとなると、一体誰の足跡なのでしょう。実は、もう一人、平均身長に近い人物が存在します。それは、光莉です。光莉の身長は、161cmなので、十分許容範囲です。
光莉本人の仕業だとしたら、スマホに本人以外の痕跡が残っていなかったこととも辻褄が合います。
まあ、役者の身長が、そのまま役に直結するとは限りませんが、ある程度信頼できる要素だと思います。
光莉のスマホの使用履歴
あの足跡が、光莉のものだという可能性があると言いましたが、スマホの使用履歴にも、不可解な点が存在します。
まず、失踪の2日後に電源が入った点です。通話やメッセージを送った履歴は、警察の情報にはないので、おそらく電源が入っただけなのでしょう。そして、この場所が、都内だという点も気になります。失踪した場所が神奈川なのに、なぜ都内に移動したのでしょう。2度目の、橘にメッセージを送った時は、また神奈川に戻っています。なんとなく、真帆と篤斗とは別に、光莉だけ単独で動いているような感じがしますが、足跡の件も含めて、光莉の挙動が気になります。
電源が入ったタイミングだけでなく、切れたタイミングも知りたかったです。
トランクルームの鍵
凌介は、記者会見のリハの最中に、トランクルームの鍵をなくしたような素振りを見せていました。
結局、見つかったのかどうかは、わかりませんでした。鍵についている札を見ないと、店の名前がわからないと言っていたことから、記者会見で、ちゃんと店の名前を言っているので、
おそらく、鍵はあったのだと思います。ただ、鍵はなくなっており、別途確認をしたという可能性もあります。そうなると、誰かが盗んだと思われますが、その可能性があるとしたら、この2人です。
二宮は、会社で一緒にいる時間が長いので、こっそり盗むことは可能です。日野は、橘が来るため店を貸切にした時に、ひたすら凌介のカバンを抱えていました。このタイミングなら、盗むことができました。
このことは、ぷろびんにサークル誌が渡ったことにもつながってくるので、鍵があったのか、なかったのかは重要な要素となります。
不倫疑惑写真の流出
例の地下鉄での人違い騒動は、やはり写真に撮られていました。
ただ、以前の考察でも触れましたが、このことがおおやけにでるということは、本木にとって諸刃の剣のように思います。まず、これで、本木が一連の事件に関与していることが確定します。そして、顔を晒してしまったことで、仕事仲間にも知られてしまいますし、マスコミが本木のことをかぎつけるのも時間の問題です。凌介達も、近いうちに本木にたどり着くと思うので、もう謎の女という立ち位置では通用しません。本木が、あれは人違いだと釈明したら、不倫疑惑を捏造した意味がなくなりますし、不倫だと言い張れば、自分に容疑の目が向けられるだけです。
犯人側としては、満を持して流出させたのでしょうが、あまり意味のないものになったような感じがします。
冷凍遺体情報の流出
不倫疑惑写真とは別に、冷凍遺体情報も流出されてしまいました。ただ、不倫疑惑写真とは違い、自らSNSで流出させたのではなく、ぷろびんに情報を提供しています。
しかも、不倫疑惑写真の流出よりも、こっちのほうが 先なので、おそらく、別の人物によるリークだと思われます。リーク内容も、直接的な証拠を提示したわけではなく、ただ言葉で伝えているだけなので、この人物は、傍観者的立ち位置の第三者の可能性が高いです。そうなると、先ほど考察した、第三者で冷凍遺体のことを知っている可能性がある人物、望月ではないでしょうか。
二宮と親しくしている凌介を、失脚させるためにやったといったところでしょうか。
金魚鉢がフェイクである可能性
部屋で包丁を研ぐ謎の女が登場しましたが、これは本木で間違いないでしょう。
このシーンでの1番の注目点は、やはり金魚鉢になります。第3話の最後で登場した、お経野郎の部屋にも、同じような金魚鉢がありました。普通に考えれば、本木の部屋=お経野郎の部屋となりますが、なんかそのまますぎるような感じがします。第3話の最後で謎を提示しておきながら、第4話の中盤でばらしてしまうというのは、ちょっと安易すぎます。そこで、ちょっと強引かもしれませんが、あの金魚鉢がフェイクである可能性を掘り起こしてみたいと思います。
まず、こちらが、第3話で登場した金魚鉢です。
そして、こちらが、第4話で登場した金魚鉢です。
まず目につく大きな違いは、酸素を送るためのチューブが存在していない点です。お経野郎のほうは、左側からチューブが出ています。そして、本木の部屋と思われるほうには、金魚鉢が2つ存在します。お経野郎のほうは、見切れているので2個目の存在はわかりませんが、そうなると、もう一つの金魚鉢越しに、チューブを出していることになります。さらに、奥に立ててある棚に注目です。本木のほうは、こちらのほうが見やすいかもしれません。
お経野郎のほうは、棚の淵の部分が白くなっていますが、本木のほうは着色はされておらず、木の色のままです。このような観点から、金魚鉢をフェイクにして似たように見せているが、実は別の部屋という可能性があるかもしれません。
もう1つ、お経を唱えていた部屋の観点から見てみたいと思います。お経を唱えていた部屋が畳なことから、使っていたとすれば、こっちの部屋だと思います。
しかし、お経野郎の部屋には、白い引き出しの棚が存在します。
したがって、部屋の左角ではないということになります。この部屋に置かれているとなると、入り口から見て、右奥ということになります。しかし、棚の左側部分は、木目調の壁なので、この部屋の構造とは合わないように感じます。ラジカセのような影を見せていることからも、この部屋を使ったように見せていますが、これもフェイクなのかもしれません。
まあ、ほぼほぼ、本木の部屋=お経野郎の部屋でしょうが、フェイクの可能性も残されているという点を指摘してみました。
押入れの中にあった物
菱田の息子、清明が、押入れを開けた時、何かを見て驚いていましたが、一体何を見たのでしょう。
シイタケ栽培や、大量の健康グッズといった、ネタ的な要素の可能性もありますが、ここは少し攻めてみたいと思います。
まず、この部屋の床は畳で、お経野郎の部屋と同じです。
そして、部屋の奥が見えないため、どのようになっているのかわかりません。つまり、白い引き出しの棚が置かれている可能性があるということです。さらに、清明が、別れた夫のところにいっている間は、菱田1人の時間を確保することができます。これらのことから、例のお経部屋は、この部屋だったのではないかと推測することが出来ます。
そう考えると、押入れの中にあったものは、おのずと見えてきます。清明が見たものは、凌介の遺影ではないでしょうか。
それなら清明も驚きますが、金魚鉢はどうなるのでしょう。ちょっとこじつけになってしまいますが、金魚鉢は別の部屋にある。あるいは、金魚鉢は本木の部屋で、そのあとすぐに、菱田のお経部屋に繋ぐという映像トリックかもしれません。
サッカーボールを蹴り込んだ人物
凌介の部屋に、篤斗のものと思われるサッカーボールが蹴り込まれました。
この2という数字は、第1話で篤斗が蹴っていたボールのマークと同じなので、おそらく篤斗のものだと思われます。
向きを合わせると、こんな感じです。
篤斗のボールだとすると、蹴り込んだのは犯人側の人間ということになりますが、一体誰なのでしょう。
これは、この演出の捉え方によって変わってくると思います。単に篤斗のボールだということを見せたいだけで、ガラスを割って飛び込んできたというのは、演出上の表現と捉えた場合、誰にでも可能です。しかし、4階の部屋に蹴り込むだけのキック力と技術が必要という観点で捉えた場合、限られてきます。サッカーコーチの山田か、元サッカー部の林です。
ただ、このことは、犯人に直結する要素なので、山田と林をこれだけで犯人候補とするのは、ちょっと危険な感じがします。この2人は、篤斗のボールを見ているので、同じようなボールを模造して、やった可能性もあるかもしれません。
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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】第4話考察 金魚鉢がフェイクである可能性を検証、そして、足のサイズ24cm、身長は?」について、考察してみました。
第4話が終了して、ちょっとダラダラした感じを指摘する声が聞こえ始めました。
あな番の時は、交換殺人という線があり、それに沿って毎週誰かが殺害されていたので、話が進んでいる感じがありました。しかし、このドラマは、意味不明な怪しさを煽ったり、嫌がらせや小細工といった点をちりばめているだけで、線として物語が進んでいる感じがないように思います。ようは、犯人は何がしたいのかよくわからないということです。
ドラマも、前半部の後半に差し掛かってくるので、その辺、うまく線として繋がってくるような展開に期待したいところです。