日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第9話で気になった点について、考察してみたいと思います。
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Contents
バタコこと香里奈さん登場
巷でささやかれ続けてきた、香里奈さんが、とうとう、バタコとして登場してしまいました。
賛否両論あるかと思いますが、私の考察では、実体が登場していない人物が、事件に大きく関与していることはアンフェアーという考えで、考察対象から外していました。このせいで、今までの考察が、結構破綻してしまいました。まあ、登場してきたせいで、より、支離 滅裂感が強まっただけのようにも感じますが、正式に登場してきた以上、ここからは、考察対象として扱っていきたいと思います。
それでは、第9話の考察に入っていきたいと思います。
真帆の不倫
真帆と林の不倫疑惑については、疑惑ではなく、事実だったということが明らかになりました。
結局、下種な不倫ドラマ的展開でしたが、経緯を追っていくと時間がかかるので、要点だけ整理してみたいと思います。
一夜を共にしたのは、11年前の同窓会の時ですが、林は関係を持ったと言っていますが、真帆は記憶があいまいで覚えていないと言っています。
部屋の前で撮られた写真は、その時に撮られたものでした。
さらに、林は、本気になったようで、真帆に、一緒になってほしいと迫ったようですが、結局、それ以降は、一度も会っていないようです。
家の件で再会しましたが、DNA検査資料を用意し、林に協力を頼んで断られたのが、今年の夏ごろだと言っていました。時期的に、最初にリークされた写真の密会時期と合うので、この時に頼んだのでしょう。
これらの経緯から、林は、真帆との関係を知られたくないだけであって、真帆や子供たちを誘拐する理由がないということが伺えます。
真帆がいなくなっても、逆にいろいろ調べられて、明るみに出る危険性が出てくるだけです。そうなると、林は、11年前の写真をネタに、脅されているだけという可能性が高いです。
前回の考察でも触れましたが、この写真を撮った人物は、昔から関わりのある人物で、職業がら、河村と考察しています。
そして、林を脅している人物は、真帆の財布や免許証を持っていることから、真帆を誘拐した人物であることが濃厚です。つまり、写真を撮って、林を脅している河村が、真帆誘拐事件の真犯人ということです。
両角がコインロッカーのところで、タイミングよく、林の写真を撮ることができたのも、河村の仕込みだと考えることができます。
これまでの考察で、それぞれの事件は、別々の路線で進んでいるのではという指摘をしてきましたが、林と真帆の不倫が事実で、そこに河村が関与してくるとなると、そのことが現実味を帯びてきたように感じます。
真帆の失踪についての経緯は、こんな感じです。11年前、河村は、偶然、真帆と林の不倫現場の写真を撮りましたが、真帆のことを思ってか、このことは、胸の中にしまい続けてきました。
一方、真帆は、林との再会で、罪悪感が膨れ上がりますが、凌介に真実を打ち明けることができません。
そのことを知った河村は、凌介に、間接的に不倫のことを悟らせるために、真帆の偽装誘拐を計画します。
この計画は、事件の経過と共に、不倫のことを知った凌介が、それでも真帆のことを思うのか、あるいは、見切りをつけるのかを、判断するのが目的だったということです。そのことの集大成的なシーンが、今回の、凌介と河村のやり取りだったのではないでしょうか。
もし、凌介が、真帆に見切りをつけるようなら、河村が、真帆を奪うぐらいの意気込みだったのかもしれません。林に対しての脅しは、ある意味、一番の戦犯者である林に、制裁を加えるためにおこなったことではないでしょうか。
真帆の失踪事件に関わる路線は、チーム 河村によるもので、その根底にあるのは、真帆の罪悪感の払拭と、河村の真帆への思いということです。
ただ、何カ月もかけてやることなのか、子供たちをほったらかしている間に大変なことになっているなど、矛盾する要素も、多々出てきますが、その辺は、一旦、棚の上にあげておきたいと思います。
本木が茉莉奈に仕込んだもの
本木が、茉莉奈のカバンに何かを入れましたが、おそらく、小型のGPSではないでしょうか。
茉莉奈の行くところに林ありということで、林の居場所を特定するために仕込んだように思います。本木と林は、何か関係があるのでしょうか。本木自身、林のことは知らないので、誰かの指示でやっている可能性が高いです。
本木のキャラ別考察でも触れましたが、本木は、橘、そして、光莉と繋がっていると思われます。
真帆との不倫で、林にフラグが立ったため、橘が、林の居場所を突き止めるための策として、指示したのかもしれません。あるいは、光莉も、真帆と林の関係を知っている可能性があるため、光莉から話を聞いて動いたのかもしれません。この、光を含めた、橘、本木、ついでに籾山の、チーム 橘が、光の失踪事件に関わる路線で、その根底にあるのは、光莉の両親に対する不信感のように思います。
冷凍遺体は充とバタコの子
冷凍遺体については、次のクールまで引っ張るかと思いましたが、充が確認した様子から、充とバタコの子供であることが、ほぼ確定した感じです。
そして、そのことを話し合うため、バタコと会った充は、殺害されてしまいました。
邪魔な存在になったからか、何かを成就させるために必要だからかわかりませんが、もう一人、同じような存在の人物がいるようです。普通に考えたら、凌介でしょう。
ただ、気になるのは、充が、凌介のあとをつけていた理由と、10年前にあっているという言葉です。バタコが、凌介に危害を加えないよう、見張っていたということでしょうか。そういう理由であれば、凌介に伝えればいいような気もします。それに、10年前だと、冷凍遺体の5年に比べて、開きがあります。おそらく、10年前に、凌介に恨みをいだくような事件が起こり、それに関係する何かで、5年後、子供が死んでしまったと言ったところでしょうか。
遺体を冷凍保存したのは、再生させる機会を待つためで、その時が、ついに来たということなのかもしれません。その辺の思想は、謎の宗教団体の入れ知恵のような感じなので、理解に苦しみますが、その可能性が高そうです。
つまり、冷凍遺体の路線は、チーム バタコという、バタコ1人によるもので、その根底にあるのは、凌介に対する恨みです。
ただ、再生を試みる子供の遺体を、なぜ、凌介に送り付けたのかという点ですが、それについては、後ほど触れたいと思います。
送り付けられた篤斗
凌介のもとに、瀕死の状態の篤斗が送られてきましたが、これについては、現段階では、チーム バタコに結び付けるしかできないように思います。
経緯としては、こんな感じです。
誘拐した篤斗は、バタコにとって、再生した自分の息子であり、逆に、冷凍した自分の息子は篤斗であるため、探し物とメッセージを添えて、凌介に送り届けました。
しかし、日に日に衰弱していく篤斗を見て、こんなの自分の息子じゃないと開き直り、そのまま、メッセージも付けずに、凌介に返したのではないでしょうか。
こんなめちゃくちゃなことでも、宗教的思想としてしまえば、何でもありということです。
ただ、篤斗は、回復するのでしょうか。悲しいですが、死んでしまうような気がします。もし、篤斗が回復すれば、篤斗の口から真相が語られてしまうことになります。そういう意味では、意識不明状態が、しばらく続くのかもしれませんが、いずれにせよ、篤斗が語ることはないように思います。
そして、このことがきっかけで、凌介が覚醒するのではないでしょうか。
覚醒した凌介が、真犯人に反撃していく、反撃編が、2クール目ということです。
ミステリードラマという定義付けが、やすっぽいリベンジドラマに豹変しそうで、いやな予感がします。
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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】第9話考察 4つの事件を別々の路線と解釈すると、真帆誘拐の真犯人は河村」について、考察してみました。
1クール目のラス前ということで、盛り上がる回なのが、視聴率5%台と、過去最低を記録したようです。バタコの過剰な関与があきらかになったことで、嫌気がさした人もいそうですし、かなりやばそうな感じもします。一応、2クール目も考察を続けていく予定ですが、この、支離 滅裂さを解消するような展開を期待したいところです。