フジテレビ系列で火曜21時から放送されているドラマ「10の秘密」について第3話から、ひとまず解決となった誘拐の真相を中心に、気になった点について考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
Contents
瞳 誘拐の黒幕はやはり由貴子
由貴子は、圭太から不正証拠データを受け取り、瞳との交換のため、二本松のもとに向かいます。ちょっとしたいっとんざはありましたが、瞳を取り戻すことに成功します。しかし、第三話の最後で、由貴子と二本松がグルだったことが判明します。やはり、由貴子が瞳 誘拐の黒幕だったことが明らかになります。
前回の考察で、由貴子が黒幕であることを指摘しましたが、誘拐事件の経緯も、ほぼ考察通りだったと思います。詳しい内容は、前回の考察「瞳誘拐のからくり 黒幕は誰?目的は何?」をご覧いただければと思います。
ただ、気になったのは、二本松の車に、由貴子が持っていたキャリーバッグをのせますが、その中に大金が入っていたことです。
宇都宮は由貴子と共犯
不正証拠データとカネの動きは、一見、次のように思われるかもしれません。
由貴子からデータを手に入れた二本松が、帝東建設をゆする。
帝東建設は、取引に応じてカネを払い、データを手に入れる。
しかし、最終的にブツを手にしていた人物を見てみると、そう単純ではなさそうです。
まず、データのUSBは、最終的に宇都宮の手にわたり、社長の長沼の前で破壊しています。
このことから、データは、二本松から宇都宮に渡ったことになります。そして、カネを手にしていたのは、由貴子です。キャリーバッグに入っていたことから、明らかです。
そうなると、ちょっとした矛盾が生じます。
二本松がデータを渡しているのに、なぜカネは二本松にわたされないのでしょう。これだと、宇都宮から、由貴子にカネが渡ったことになります。この状況からみて、宇都宮は、由貴子や二本松とグルだった可能性が高そうです。3人の目的は、帝東建設からカネを奪うことです。
宇都宮がグルだったとすれば、由貴子の捜索にもたもたしていたことや、圭太にあっさりデータをもっていかせたことが納得いきます。長沼の前で、これ見よがしにUSBを破壊したのも、取引の末ようやく入手したデータと印象付けるためのパフォーマンスだったのでしょう。
10年前の火事の秘密
圭太の口から、10年前の火事の秘密が語られました。家族でバンガローに行った時に、瞳が持っていたランタンの火が他のバンガローにうつり、大火事となったということでした。この時に、死者はでなかったと圭太は言っていますが、これは明らかにウソだと思われます。
圭太は、瞳に10年前のことをすべて話したと翼に言いますが、翼は、怒りをおさえ切れないような表情をしていました。
やはり翼は、10年前の火事のことを知っており、実は死者がでていることも知っているのでしょう。そして、それは自分の身内で、復讐を企てている可能性が高そうです。
これらのことについては、第一話の考察ですでに触れていますので、よろしければそちらもご覧ください。
菜七子が本当に隠したいこと
菜七子は、酔っ払いともめていたところを瞳にみられたことについて、とても気にしている様子でした。その時の服装や、髪の感じから、水商売をしていた可能性が高そうです。
ただ、水商売をしていたこと自体は、そんなに大きな秘密というわけではないように思います。なにかその先、犯罪にかかわるような秘密をかかえている可能性があるかもしれません。
あの空手の強さから、実は潜入捜査官とか。
ちょっと、飛躍しすぎました。
圭太の母 順子にも秘密が!?
毎回、ストーリーとは関係ない部分で登場してくる圭太の母、順子。
第三話では、会社を首になった圭太が、カネのことで順子に相談に来るというシーンで登場しました。この時に「圭太は順子に対して、やめろよ、教師言葉に戻るのは」と言っています。このことから、順子は、以前、教師をしていたことがわかりました。現段階では何とも言えませんが、母親の以前の職業を明らかにしているということは、当時のことで何か秘密が隠されている可能性があるかもしれません。
以上、「ドラマ「10の秘密」瞳誘拐の真相 黒幕は由貴子、そして宇都宮も共犯」について考察してみました。第三話で、誘拐編は完結といった感じです。ここまでは、おおむねこれまでの考察通りに進んでいるといった感じで、あまりサプライズ感はありませんでした。ただ、まだ半分も終わっていない段階なので、まだ見えていない部分が多くあるのだと思います。いえ、ないと困ります。
視聴率もおちてきているようなので、想像もしていないようなおもしろい展開を期待しています。
他にも、ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」や「知らなくていいコト」についても考察をおこなっていますので、そちらともども、よろしくお願いします。