火曜、23時30分から東京MXで放送されているドラマ、【アオイウソ ~告白の放課後~】の、第6~9話で気になった点について考察してみたいと思います。
東京ローカルですが、放送後にユーチューブで配信されていますので、以下からご覧いただければと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
それぞれがかかえている秘密の回収
第6話から8話までは、それぞれがかかえている秘密の回収をする回だったので、考察動画はお休みさせてもらいましたが、今週から再開したいと思います。
まずは、その、明らかになった秘密についてまとめてみたいと思います。
ルナは、教師の佐山と関係を持ってしまい、そのことをバラされてしまったということでした。
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このことは、第5話までで、大体わかっていたことでした。
正臣は、飼っていた犬の治療費を稼ぐため、盗撮動画を撮っていたということでした。
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タイミングよく誘発するようなメールが送られてきましたが、結局、稼いだ金は盗まれてしまいました。メールを送ったのも、金を盗んだのも、真犯人ということでしょう。
大地は、母親の再婚相手の連れごである兄に、暴力を振るわれていたということでした。
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母親に迷惑がかからないように隠していましたが、それをバラされてしまいました。
翔は、成績に対するストレスから、消しゴムを盗んでいましたが、教師のもとに、このことを告発する文書が送られてきたということでした。
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告発文の文字が、穂乃果の字だということですが、どうやら、真犯人が、練習をして似せて書いたようです。
日和は、春人のことで、穂乃果に嫉妬していたということでした。
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ここでは、盗作の話は出てきませんでした。
それぞれの秘密について見てみると、3つのグループに分けられるように思います。まず、ルナ、大地、翔については、秘密をバラされてしまったという点で共通しています。
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しかも、みんな、バラしたのは穂乃果だと思っています。真犯人の狙いは、そこにあるのでしょう。逆に言えば、この3人が真犯人という可能性は、かなり低いということになります。自分で自分の秘密を暴露する必要ありません。
正臣についても、この3人と似ていますが、盗撮については、バラされてはいません。
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しかし、金を隠しておいたロッカーの近くに、穂乃果の生徒手帳を落としておいて、金を盗んだのは穂乃果だと思わせていました。
そして、日和ですが、日和は、この4人とは、まったく違った観点で、穂乃果を嫌っています。
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騙すとか誤解といった話ではなく、嫉妬という直接的なものです。
ただ、盗作という話についてはどうなのでしょう。春人の評価もそうですが、見る限り、文才という点では、穂乃果のほうが優れていて、日和は劣るといった感じです。そんな状況で、穂乃果が日和の作品を盗作して賞をとるというのには、違和感を感じます。いかにも、日和の嘘くさいですし、だから、秘密の回収で、盗作の話がでなかったのかもしれません。
穂乃果の視点による美澄の事件
第9話では、穂乃果の視点によって、美澄の事件を追っているので、気になった点について触れてみたいと思います。
まず、美澄という人物ですが、人と話すのが苦手で、どちらかというと、弱いタイプの人間のようです。
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そうなると、ドラッグをやっていたというのは嘘か、真犯人に脅されて、みんなの秘密を探り、ばらしていたことのストレスから、手を出してしまったのでしょう。美澄の自殺は、おそらく、そういったことによって、精神的に追い込まれてしまったためでしょう。
一方、穂乃果は、真犯人の策略によって、徐々にみんなから嫌われていきますが、気になったのは、日和が穂乃果に言った一言です。
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「最近みんなに相談されるんだよね、穂乃果の事、嫌いだって」、と言ってました。
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まず、日和が相談されるというのに違和感を感じます。どう見ても、相談されるようなタイプには見えません。そして、「穂乃果のことを嫌いだと相談する」というのが、言葉的に意味が分かりません。
日和が、穂乃果に、直接、嫌いだという言葉をぶつけた、つまり、真犯人としての顔を垣間見せた瞬間だったのかもしれません。
真犯人が、穂乃果を嫌っていたのはわかりますが、なぜ、美澄まで追い込まれていったのでしょう。それは、春人に近づく女は、全員許さないといったことではないでしょうか。
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そういえば、春人が、穂乃果や日和の小説を批評している時に、美澄もいました。ルナが狙われなかったのは、教師の佐山との関係や、正臣とのことを知っていたので、春人に害はないと判断したのでしょう。
そうなると、真犯人は、日和1択といった感じです。
真犯人と黒幕
これまでのことから、日和が関与していることは明らかだと思いますが、次回の予告で、気になるワードが存在しました。「ついに真犯人と黒幕がその姿を現す」、というワードです。
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これについては、捉え方によって意味が違ってくるように思います。
ぱっと見、思うのが、犯行を行った真犯人がいて、それを操っていた、黒幕が存在するという捉え方です。ただ、そういった主従関係のようなものは、感じ取れませんでした。もし、見えていない繋がりがあるとすれば、日和と翔でしょう。
次回、穂乃果の上履きがキーポイントとなりそうです。以前の考察で、日和が、穂乃果の上履きを隠したことについて指摘しています。この上履きを、屋上に持って行けるのは、必然的に、日和ということになります。ただ、このことは、翔も知っているので、隠し場所から、翔が持って行ったという可能性もあります。そうなると、この2人に繋がりが見えてきますが、個人的には、もう1つの捉え方のほうが、しっくりきます。
真犯人が日和というのは変わりありませんが、この黒幕というのは、今回のゲームを仕掛けた黒幕という意味ではないでしょうか。仕掛け人は、穂乃果の父、楠島という見方もありますが、楠島は、賛同しただけだと思います。
今回のゲームを仕掛けた黒幕は、常に中立な立場でいて、穂乃果、日和とより精通していて、一連の犯行の要因となった人物、春人です。
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春人が主催者側の人間だという考察をあげていますが、途中退場したのも、そういう立場だったからのようです。
これまでに、ひと通り、みんなの秘密が明らかになっていますが、実は、ひとつだけ明らかになっていないことがあります。それは、穂乃果と春人が、話をしていた内容です。
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穂乃果が春人を呼び出して、「本人のためにも、きちんと解決すべきだと思う」と言っていた、あのシーンです。おそらく、真犯人は日和だと確信した穂乃果が、そのことを、春人に告げたのだと思います。そのあとすぐに、穂乃果の事件が起こったことで、わけがわからなくなった春人は、このことを、自分の中に封印し続けたのでしょう。
以上、「マーダーミステリードラマ【アオイウソ ~告白の放課後~】-第6~9話考察- 真犯人と黒幕、事件関係者は2人存在するのか?」について考察してみました。
今回の考察で、だいたい本筋は見えた感じがします。やはり、隠した上履きが決め手になるのでしょうか。あとは、行方があいまいになっている、屋上の鍵も決め手となりそうな感じです。
そうなると、最後の謎は、ゲームマスターの正体でしょうか。
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