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優が撮った携帯の動画
渡辺康介が殺害された夜の様子が、優が撮った携帯の動画から明らかになりました。
早々と第2話で明かされちゃいました。ただ、このシーンは、実際の動画の映像ではなく、その様子を撮影したものによって描かれました。
個人的には、動画の映像をそのまま流したほうがリアリティーがあってよかったように思いますが、ドラマとしての見やすさを考慮したのかもしれません。いずれにせよ、動画の内容と、あのシーンが異なると、それは完全なウソになってしまうので、そこはリンクすると考えてよいと思います。
しかし、この後の状況を見せていないということは、逆に、この動画の状況を否定している可能性が高いです。つまり、動画の状況は、優が渡辺を殺害してしまったように見えますが、実際は致命傷にはなっておらず、この後現れた人物が、真犯人ということを示唆しているということです。
そうなると、前回の考察であげた、大輝 真犯人説は、まだ可能性あります。一応、その可能性もキープしつつ、別の可能性も考えてみたいと思います。
「被害者じゃない」の意味
渡辺殺害の別の可能性を考える うえで、ひとつ気になった点が存在します。それは、青木菜奈の言葉です。
奈菜は、自分だって被害者という大輝の言葉に対して、強い口調で、「被害者じゃない」と返していました。一見、被害を受けたことを認めたくないという意味にとれますが、実は、別の意味があったのではないでしょうか。それは、渡辺に対する、怒りと復讐の気持ちです。
奈菜は、被害者として泣き寝入りするのではなく、加害者として、しっかり渡辺に復讐を果たしたという意味が込められていたようにも感じました。つまり、あの後、菜奈が現れて、渡辺にとどめを刺したということです。
もし菜奈が、大輝に好意を持っているのだとしたら、あのお守りの件も辻褄が合います。
渡辺が梨央をからかってお守りを奪った可能性もありますが、そうでない場合、誰かが仕込んだことになります。そうなると、大輝のことを思っている、梨央の持ち物を渡辺に持たせることで、容疑を梨央に向けることが出来ます。
キャラとしては、あまり強い立ち位置ではありませんが、わざわざ、大輝とのラーメン屋でのシーンが存在していたことが気になりました。
梨央の左手の傷
梨央の左手についた傷ですが、おそらく、引きずられたときについたものだと思います。
ただ、このシーンで見る限りは、腕の部分には擦り傷がありますが、手首周辺には傷がないので、この後起こった出来事に関係した傷なのかもしれません。
また、この傷に関しては、不可解な事象が起こっていました。
これは、受験を終えた後の、梨央です。
手に傷がありません。
そんなにすぐに完治するはずありませんし、のちの大輝とのシーンで傷が存在していることから、おそらく、制作側のミスだと思います。
以上、「ドラマ【最愛】第2話考察 青木菜奈の悲痛な叫び、「被害者じゃない」の本当の意味」について、考察してみました。
ミステリーというテーマのドラマではないので、毎回、考察要素があるわけではなく、投稿は不定期になるかもしれませんが、気になったことがありましたら、随時考察していきたいと思います。