日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、ドラゴン桜について考察してみたいと思います。(原作漫画は、読んでいません)
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
東大を目指す7人
第2話終了時点で、東大専科に正式参加を表明いているのは、岩崎楓1人ですが、最終的には7人になると思われます。この7人全員、東大に合格できるのでしょうか。その辺を含め、1人1人見ていきたいと思います。
今回は、第2話までで、ある程度、素性がわかってきた、4人について触れてみたいと思います。
1人目は、岩崎楓です。
第2話では、怪我でバドミントンをリタイヤしました。万引きや、放火と、結構危険な行動に出ていたので、やばいキャラかと思いましたが、意外とそうでもないようです。桜木の話にも耳を傾けていますし、スポーツ医療について学ぶために東大を目指すという信念があるので、合格の期待は高そうです。自分が辞めた後も、バドミントン部のフォローをし、しっかりけじめをつけたあたりも好感持てました。ただ、楓に関して気になる点は、両親の存在です。
娘を一流のバドミントン選手にするという執念は、かなりのものなので、今後、楓の東大受験の妨げになることは間違いないでしょう。ただ、楓の信念が、両親の執念を勝ると思うことから、東大には合格すると考察します。
2人目は、瀬戸輝です。
第1話では、裏で手下を操り、桜木達の妨害を企てていたので、裏の顔を持つ、黒幕的キャラかと思いましたが、どうやら違うようです。姉のラーメン屋を手伝っていたり、楓の放火の身代わりになろうとしたりと、人情的な部分を見せていました。
そもそも、来たばかりの桜木達に、なぜあのような仕打ちをしたのでしょう。単に、桜木達の言動や行動が気に入らなかったのか、あるいは、東大に何か因縁があるのか。両親が亡くなった原因や、姉が大学受験を断念したことが、東大と何か関係があるのかもしれません。
第3話から、輝も東大専科に入るようですが、その辺の闇で抱えている部分が、今後の展開に影響してきそうな感じがします。
輝については、偏差値28で、学年 最下位という点も気になります。そこは、ある意味、ドラゴン桜の真骨頂で、そういった生徒を東大に合格させてこそ、ドラゴン桜でしょう。そういった観点から、東大に合格すると考察します。
あと、ストーリーとは関係ありませんが、輝の顔が濃すぎるため、高校生に見えないのは、私だけでしょうか。
3人目は、早瀬菜緒です。
現段階では、まだそれほどスポットを当てられていませんが、何をやっても最後まで一生懸命頑張ることができないキャラのようです。最初、なんとなく東大専科に入りましたが、すぐにやめてしまいました。こういうキャラは、結構厄介で、本気スイッチが入るトリガーを見つけ出すのに苦労しそうな感じがします。
第3話で、東大専科に復帰する感じですが、また、すぐにやめるとか言い出しそうです。はたして、本気スイッチのトリガーは、一体何なのでしょう。持ち上げてもつけあがるだけのキャラなので、おそらく、何らかの形で、どん底に突き落とすのではないでしょうか。そこで初めて、自分の本質に気づき、本気スイッチが入るといった感じでしょうか。ただ、その、何らかの形の、何らかが、いまのところわかりません。
何不自由なく、家族関係も問題ないようなので、桜木が、どの部分から菜緒を切り崩していくのか注目といった感じです。見事に、本気スイッチが入るようであれば、別人のように変わり、東大合格も見えてくるのではないでしょうか。
4人目は、天野晃一郎です。
優秀な弟と常に比較され続けていて、劣等感が染みついているキャラのようです。16年前のドラゴン桜でも、似たような感じで、奥野というキャラが存在していました。あの時は、弟が兄を嫌っていましたが、相関図によると、兄弟の仲は、いいという設定のようです。しかし、第1話でのやり取りを見た感じでは、仲がいいようには見えませんでした。しかも、母親が帰ってくると、晃一郎は、何かおびえているような感じでした。この家族は、大きな問題を抱えている感じがします。晃一郎が、母親にDVをうけているということが考えられますが、手に怪我をしていたのは、母親のほうでした。晃一郎を叩くあまり、手に怪我をしたとも考えられるので、その可能性は、十分にあります。
16年前の奥野の場合、母親が、ある程度、奥野のよさを理解している感じがあったので事なきを得ましたが、DVがからんでくるとなると、かなり厄介な感じがします。そこを、桜木が、どう解決していくのかといったところですが、兄弟仲が良いという設定が本当なら、弟の存在も重要になってくるように思います。東大合格の可能性は、どうでしょう。家族間の問題が解決するようなら、合格の可能性ありといった感じでしょうか。
米山の狙い
ここでは、不可解な行動に出ている、桜木の元教え子、米山について触れておきたいと思います。
東大受験に失敗して、自殺未遂をしたことからも、桜木を恨んでいるような感じもしますが、どうなのでしょう。現状、IT企業の社長、坂本と組んでいるので、表面上は恨んでいるように見せていますが、内心は、感謝しているのだと思います。
その坂本ですが、AIを使った勉強アプリを開発しているということなので、東大専科に対抗してきそうな感じです。
坂本も、そのために、桜木を潰したいという考えを持っており、米山を利用しているのでしょう。おそらく、土壇場で、米山が、坂本を裏切り、大どんでん返しを演出するのではないでしょうか。
米山に関して、もう一つ、自殺未遂騒動があったときに、週刊誌に情報をリークした人物がいますが、誰だったのかは明らかになっていません。おそらくこれは、当時、桜木事務所のNo.2だった、岸本かおりだと思います。
そのことで、桜木を失墜させて、自分が事務所を乗っ取るといった思惑です。
ただ、個人的には、こういったいざこざや、思惑についてはどうでもよく、ちゃんと、東大受験の部分に力を割いてほしいといった気持ちです。第1話での、バイクのシーンが長すぎたりとか、校長のゲイエピソードが不要だったりとか、蛇足的な要素が多すぎる感じがします。くれぐれも、本筋の妨げにならないよう、ほどほどにしてほしいところです。
以上、「ドラマ【ドラゴン桜】考察vol.1 この7人の中で、東大に合格できるのは誰だ?Part1」について考察してみました。
残りの3人については、ある程度、素性が明らかになってきた段階で、同様の考察をしたいと思います。また、ドラマのあらすじ考察はせず、不定期で、ピンポイント考察を行っていきたいと思いますので、その辺、ご了承ください。