日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、ドラゴン桜、最終回について考察してみたいと思います。(原作漫画は、読んでいません)
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
瀬戸輝が合格できた理由
不合格濃厚と思われていた輝でしたが、結果的には、合格してしまいました。ただ、何が合格に至る要因となったのかという点が、いまいちはっきりしない感じでした。
足きりのボーダーラインぴったりで救われたり、勉強した過去問題が、たまたま出たりと、ラッキーだったということでしょうか。
しかし、ドラマ上、ラッキーなキャラという立ち位置は、奈緒だったので、その奈緒を不合格にして、輝が、ラッキーで合格するというのは、いまいちしゃくぜんとしませんでした。できれば、別の理由付けが欲しかったところです。
たとえば、こんな展開はどうでしょう。
共通テスト 突破を、ほぼ諦めていた輝に、科類変更を進めたのは桜木でしたが、ここを、仲間のみんなの後押しで決意したというようにします。そして、残りの1か月、みんなで、徹底して輝の勉強をフォローしていきます。こういった展開で、合格したのであれば、「諦めない気持ち」、そして、「仲間の友情」によって、合格することが出来たという理由付けになったように思います。
「過去問題であったやつじゃん」というセリフより、「あの時、楓に教わったことが出た」というセリフのほうが、ラッキー感がないですし、友情によるものといった感じがします。
まあ、追い込みのこの時期に、他人にかまっている余裕なんかないという意見もありますが、その辺は、演出の範囲で、問題ないように思います。あとは、学園買収計画のほうに、時間をとられてしまったため、こちらに費やす時間がなかったのかもしれません。
茶番の上塗り
学園買収計画のほうは、前回の考察で、裏の裏があり、坂本達が裏切る展開になると言いましたが、やはりその通りでした。
高原教頭が黒幕だったことについては、見え見えの茶番と言いましたが、今回の展開は、茶番の上塗りといった感じでした。元理事長のおやじも、「こんな茶番やってられるか」と言ってました。
しかも、計画が破綻する要因になったのが、反対住民の買収という、お粗末なものでした。そもそも、そんなやばい話を、あんなオープンな職場フロアでしていること自体ありえません。岸本も、宝塚仕込みの通る声と、身振り 手振りで、べらべらと喋っていました。
ただ、結果的に、住民買収という墓穴をほってくれたからいいですが、もし、計画通り進んでしまったら、坂本達はどうするつもりだったのでしょう。何か、別の切り口を用意していたとか、あるいは、坂本達が、うまく住民買収に誘導したという裏付けがほしかったです。
いずれにせよ、こんな茶番を演じるぐらいなら、瀬戸輝が合格できた理由付けをしっかりしてほしかったところです。
サプライズにならなかった
予告で盛り上がっていた、最強助っ人についてですが、結果的に、前回の生徒、全員が登場したということになりました。矢島に関しては、声だけでしたが、一応、登場していました。
予告から続く部分については、緒方、奥野、そして、麻紀が登場するといった結果でした。
ただ、視聴者的には、誰が出演するのか、ドラマを見て知りたかったという人も多かったと思うのですが、某ネット記事で、放送前にバラされてしまうという、ひどい事態が発生していました。自分で検索しないと見つからないような記事ならいいですが、ヤフーのニュース見出しに、しっかり表示されてました。当然、SNSにも拡散され、完全にサプライズ感はなくなってしまいました。まあ、ネットで何でも分かってしまう、情報化社会なので、仕方ありませんが、もう少し配慮が欲しかったように思います。
余談ですが、最後に登場した、新垣結衣さん。髪型や、少し太ったせいなのかもしれませんが、なんか、おばさんぽく、なったように感じたのは、気のせいでしょうか。
以上、「ドラマ【ドラゴン桜】最終回考察 瀬戸輝が合格できた理由が、いまいちはっきりしない」について考察してみました。
不定期投稿でしたが、ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。
7月クールのドラマは、いくつか取り上げようと思っているドラマがありますので、引き続きご覧いただければと思います。