日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、天国と地獄 ~サイコな2人~の、第7話で気になった点についてワンポイント考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
あの漫画には続きがある
前回の考察で、なぜ、久米親父のほうではなく、久米息子が狙われたのかについてふれました。そこで、2つのケースを想定しました。
1つは、久米親父宅には、望月と八巻が張っていたため、苦肉の策で、息子のほうに切り替えたというケース。
もう1つは、リスト自体2つあって、日高のほうには久米親父の名前、朔也のほうには、久米息子の名前が書かれていたというケース。
仮に、前者のケースだった場合、なぜ、中止にせず、強引に犯行を実行したのでしょう。何か、ルールのようなものが存在するのでしょうか。日高も、これは反則だと言っていました。
この、一連の犯行は、あの漫画にかかれた内容に乗っ取って行われています。ミスターXによって指示された人物を、闇の清掃人、クウシュウゴウとして、排除していくということです。
たしかに、漫画のストーリーに添ってはいるのですが、ひとつ気になる点が存在します。それは、最終的な結末です。
漫画の出だしと、本筋の部分については、語られているのですが、最終的な結末については、はっきりしていません。日高が持っていた漫画には、描かれていないということでなのしょうか。もしそうだとすると、この漫画には、続きが存在している可能性があります。
そうなると、朔也が持っている可能性が高いですが、その続きに、執拗に犯行を続ける理由が描かれているということになります。この漫画の続き、つまり、最終的な結末は、闇の清掃人、クウシュウゴウが、ミスターXの指示に反して、犯行をやめてしまうのではないでしょうか。
その結果、闇の清掃人は、本当に、「そんな人はいない」、つまり、クウシュウゴウとなり、世の中から消滅してしまうという結末です。
つまり、朔也が、犯行を行わなかった場合、この世から消滅してしまうということです。もしそうだとすると、日高の行動にも説明がつきます。
日高は、犯行当日に、朔也が久米親父の家に現れなかったというだけで、すでに死亡しているのではないかと思っていました。いきなり死亡していると思うのは、ちょっと飛躍しすぎている感じがします。ただ、がんを患っていたので、余命尽きたと思ったのかもしれません。もしそうだとすると、八王子火災の被害者を調べに行ったことに、矛盾が生じます。
日高は、この時点ではまだ、久米息子の件について知らないため、漫画の結末通りなら、朔也はすでにこの世から消滅していると思ったのでしょう。しかし、死亡したような様子がないため、「まだ生きているのかよ」というセリフを吐いたのではないでしょうか。
この時の日高の言い方が、まだ生きているのなら、別のところで犯行を行ったのか、という含みを感じとることもできました。
以上、「【天国と地獄 ~サイコな2人~】ドラマ 第7話考察 PART2 執拗に犯行を続ける理由、あの漫画には続きがある」についてワンポイント考察してみました。
漫画の続きが出てくることを期待します。