ドラマ考察

ドラマ【大病院占拠】第9話考察 里子と養子は意味が違う、青鬼と山城の本当の親の正体

土曜22時から日本テレビ系列で放送されているドラマ、大病院占拠の、第9話で気になった点について考察してみたいと思います。

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Contents

P2計画の全貌

P2計画とは、3年前に起こった、プレミアム・パナケイア号での集団感染が発端で始まった、ワクチン開発計画の事でした。

あの船に、長門が乗っていたということです。

その時の教訓から、ワクチン開発の研究所を作る計画を立てていたようです。ただ、当時の記事を見ると、全国規模での感染騒動だったのに、なぜ国レベルで計画が実施されなかったのでしょう。

説明不足で分かりづらい感じもしましたが、おそらく、当時、蔓延したウィルスに対しては、国レベルで対策を実施して、収束していったのだと思います。
長門は、今後、同じようなことが起こった時のために、いろいろなウィルスに対しての、ワクチン開発研究を始めたのだと思います。しかし、地域住民に反対されたので、新たに建築した、界星堂病院の地下4階に、極秘の研究所を作ったということです。

病院のオープンは半年前ですが、おそらく、研究所は、その前から稼働していたのだと思います。この辺、時系列的に分かりづらい部分なので、説明を入れてほしかったところです。
そこの研究員だった、加賀大輝が、誤ってハイドラウィルスに感染してしまい、それを、山城と日向の息子にうつしてしまったということです。

まあ、計画の規模がわからないので、何とも言えませんが、県レベルで実施していたことによる、杜撰さの露呈と言ったところでしょうか。
ここでわからなかったのは、山城と日向の息子は、なぜ、あの日、あのホテルにいたのかという点です。

この点を明確にしないと、たまたま居合わせて感染してしまった、ではなく、感染させるためにそこに居合わせさせたといった、制作側のご都合主義のような感じになってしまいます。考察を謳っているドラマであれば、その辺の回収は、しっかりしてほしかったところです。
計画を極秘に進めてきたこと、その計画が杜撰だったことも問題ですが、青鬼が明らかにしたかったのは、3人の死を隠ぺいしたことにあるということです。

山城と鬼たちの関係

山城の遺体は、ワクチン開発のサンプルとして、地下4階の研究所で冷凍保存されていました。

それを命じたのが、長門でした。紫鬼こと、相模の供述から、山城は相模の婚約者だということがわかりました。

黒鬼や赤鬼も、山城の遺体を見て、号泣していました。

次回予告で、青鬼と山城と思われる人物の、子供のころの映像が存在していました。

これを見るに、この2人は兄妹で、子どものころ、施設で育ったのだと思われます。そうなると、多少年齢差が気になりますが、黒鬼と赤鬼も、その施設で一緒に育った可能性が高いです。
ここで、青鬼、山城、そして、尾張の関係性について整理してみたいと思います。

山城の情報から、里子に出されたことが明らかになっていますが、里子と養子では意味が違ってきます。

里親制度とは、育てられない親の代わりに一時的に家庭内で子どもを預かって養育する制度のことで、親権は実の親にあります。仮に、青鬼と山城が兄妹だとすると、2人には、子どもを育てられない事情がある、実の親が存在するということになります。

そこで問題となってくるのが、尾張の存在です。

公式サイトのヒント動画から、尾張が青鬼の父親であることは確定的ですが、これは、里親という意味なのでしょうか?それとも、実の父親という意味なのでしょうか?
もし、実の父親だとしたら、青鬼と山城を捨てた、ダメな父親ということになります。ただ、尾張自身、ちゃんと会社を経営していることや、次回予告で、青鬼には、「もう一人、かけがえのない人物が存在した」と予告している点から、里親という可能性が高いです。そうなると、存在している実の親というのが、キーパーソンになってきそうです。
年齢的に、該当しそうな人物が何人か存在しますが、その中でも、長門の可能性が高そうです。

今回、青鬼は、愛する人と1億2000万人の命を天秤にかけていますが、これは、政治家としてのキャリアを優先して、自分の子供を捨てた長門への当てつけではないでしょうか。

その、愛する人と1億2000万人の命、どちらに軍配が上がるのでしょうか。これは、どちらに軍配が上がっても、「1億2000万通りの愛する命」という意味で、結果は同じです。
仮に、愛する人の命が勝った場合でも、長門は死にません。なぜなら、長門に打たれたウィルスは、偽物だからです。その根拠は、これまで鬼たちは、誰一人として人を殺めていないからです。最後の最後で、長門が死ぬような結末は、鬼たちの計画のモラルに反します。ましてや、青鬼の実の親であれば、いくら自分たちを捨てたからといって、殺害するようなことはできないでしょう。
もし、1億2000万人の命が勝った場合はどうなるのでしょう。その場合は、青鬼の死をもって物語が終結すると思いますが、おそらく、こちらが勝つことはありません。愛する人の命が勝って、青鬼は勝利しますが、青鬼自身は、死を選ぶのではないでしょうか。
長門は、先ほど言ったように、偽ウィルスなので助かります。青鬼も、ワクチンを接種すれば助かりますが、おそらく、一緒にいた裕子に感染してしまうのだと思います。

どちらかだけが助かるという状況で、青鬼は、ワクチンを裕子に譲るのだと思います。こうすることで、青鬼として大義を成し得たと同時に、贖罪の意味を込めた、青鬼の正義を示した結末になるのではないでしょうか。

複雑な親子関係が、最後の結末に影響してくるということです。

ただ、1つ気になるのが、尾張は結局、ガソリンスタンドで何をしたかったのでしょうか。
山城の件は、この後に起こった偶然の事故なので、それが原因ではないことは明らかです。そうなると、会社がらみというのが妥当なところでしょうか。
尾張は、しきりに、「返してくれ」と言っていました。これは、会社を返してくれという意味だったのではないでしょうか。例の新型ウィルスの影響で、会社の経営が行き詰まり、銀行の担保としていた、家や土地を奪われてしまったのかもしれません。奪われたものを返してくれという意味です。
なぜあの場所で、あの人物に対して騒動を起こしたのかはわかりません。ただ、青鬼としては、ウィルスのせいで父親が破綻し、そのワクチン開発で妹を失うという、悲劇且つ皮肉な運命が、今回の計画を実行するきっかけとなったのだと思います。

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和泉の抱えた秘密

P2計画の全貌を知った和泉は、突然、心神 喪失といった状況に陥りました。

この計画に、何か関係していたのでしょうか。おそらく、夫のことが関係していると思います。パナケイア号で、集団感染の対応をしていた医師が、和泉の夫ではないでしょうか。そのことが原因で、夫が亡くなってしまい、和泉は憤りを感じ続けてきたのだと思います。
その時の政府の対応に憤りを感じていたとすれば、長門に対する恨みが、これを機会に爆発したとしてもおかしくありません。パナケイア号の件をきっかけに、11人の鬼が終結しましたが、ここにきて、12人目の鬼が誕生したという筋書きではないでしょうか。
次回予告に出ていた、和泉の決心とは、長門を殺害する決心なのかもしれません。

真の黒幕

今回の内容から、P2計画の真の黒幕が長門だったという意味で回収されたのかと思いましたが、次回予告には、「真の黒幕とは?」と、問いかける場面が存在しました。つまり、別の意味での真の黒幕が、まだ存在するということでしょうか。そうなると、どの部分についての黒幕なのか、はっきりしない点が厄介です。
今回の考察で述べた通り、青鬼と山城の本当の親が長門だとしたら、そこが全ての原点という意味で、長門が真の黒幕と捉えることもできます。

前回の考察で、黒幕としてあげた因幡も、自分が犠牲になって病院内に残った行動が気になります。

ちなみに、因幡黒幕説の詳細については、前回の考察をご覧いただければと思います。

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三郎や裕子の可能性はどうでしょうか?

第9話まで見てきて、これといった根拠が見いだせないため、この2人に関しては、却下したいと思います。
いずれにせよ、あとは最終回を残すのみなので、どういった結末となるのか、楽しみにしたいと思います。


ただ、黒幕、北見 議員の登場だけは避けてほしいところです。

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以上、「ドラマ【大病院占拠】第9話考察 里子と養子は意味が違う、青鬼と山城の本当の親の正体」について、考察してみました。
大病院 占拠も、残すとこ、あと1話となりましたが、次回予告の最後で、「これまで見たものがひっくり返る」というテロップが表示されました。言葉の意味をそのままとると、大きなサプライズが存在していそうな予感がします。まだ見ていませんが、フールーでのサイドストーリーも、できれば、考察したいと思います。

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