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漫画【金田一37歳の事件簿】考察 「綾瀬連続殺人事件 File.06」時系列の追跡で、小美野に犯行は不可能なことが判明

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、新たに始まったエピソード「綾瀬連続殺人事件」のFile.06、についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 72話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

廃屋にいたのはマネキン

神奈川の綾瀬で、二三と小美野が見つけた廃屋にいたのは、瀬戸倉のジャケットを着たマネキンでした。これは、何か意味があるのでしょうか。
後で触れますが、実は瀬戸倉本人は、殺害されているので、ここに直接瀬戸倉を座らせておいてもいいように感じます。
アリバイトリック的な要素は感じないので、考えられるとしたら、この時、瀬戸倉の遺体を座らせることが出来なかった。つまり、この段階では、まだ瀬戸倉は生きていた、あるいは、そう思わせたかったのではないでしょうか。

違和感の正体

金田一が、第2の犯行現場の映像から感じた違和感は、やはり、整体バキボキのフロアの明かりでした。これについては、これまでの考察で指摘した通りでした。

店は、夜11時まで営業しており、水曜日が定休日ということから、映像が、10月15日のものでないことが明らかになりました。15日は木曜日ですし、時間も19時25分なので、店の明かりが消えているのはおかしいです。おそらく、前日の14日、水曜に撮影したものでしょう。
この仕掛けから、犯人の狙いは、15日の19時25分に、足立区の綾瀬にいて、近くの廃屋で第2の犯行を実行したと思わせることです。裏を返せば、15日の19時25分に足立区の綾瀬にはいなかったが、その時間に犯行がおこなえる人物が犯人ということです。
その辺を踏まえて、あらためて、各自の行動を時系列に追ってみたいと思います。

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小美野には犯行は不可能

先ほど触れた、第2の犯行を中心に、時系列を振り返ってみます。
まず、明確になっている時間として、死亡推定時刻から、第2の犯行が行われた時間が、18時45分から19時45分ということがあげられます。そして、蓑田に動画が送られてきたのが、22時30分、これは、連絡を受けた金田一と真壁が居酒屋にいた時間から明確です。それでは、最初に、二三と小美野の行動を、時系列に振り返ってみましょう。
会場での表彰式を終えた二人は、埼玉の綾瀬に向かうため、18時15分に会場をあとにします。そして、約1時間後の19時10分に、埼玉内にあるホームセンターに立ち寄ります。この時、小美野は、1人で買い物にいき、その場を離れたので、近くに被害者を監禁していれば、犯行は可能です。小美野は、懐中電灯とスタンガンを買い、第1の犯行現場に着いたのは、19時40分ごろになります。現場の状況を話すため、二三が金田一に連絡をしたのが、20時なので、そのままとんぼ返りしたとすれば、21時30分には東京に戻ってきているでしょう。帰路については、描かれていませんが、おそらく、二三を乗せて、そのまま東京に戻ったと思われます。その後、23時30分に、金田一から、二三に、第2の現場の状況を知らせる連絡があり、この時二三は、すでに家で寝ている状態でした。

ここで気が付くのは、小美野には犯行が不可能だという点です。
ホームセンターのところで、犯行は可能ですが、遺体を足立区の綾瀬に持っていくことは不可能です。移動中は、常に二三が近くにいるため、トランクに詰め込む時間がありません。おそらく、蓑田に動画を送信した22時30分には、移動が完了していると思われるので、二三を東京まで送った後に、往復2時間かけて移動させていては間に合いません。

次に、間宮ですが、この人物は、会場をいつ出たのかがわかりませんし、突然、埼玉の綾瀬の現場に現れました。そうなると、第2の犯行も、遺体の移動も自由にできるということになります。その後、登場したのが、神奈川の綾瀬に移動している途中、翌日の0時25分なので、フリーな時間はたっぷりあります。

冬樹に関しても、間宮同様、会場をいつ出たのかは不明で、突然、埼玉の綾瀬の現場に現れました。冬樹も、車を持っていることが明らかになったので、犯行後、遺体を運ぶことは可能です。その後、足立区の綾瀬で、金田一達と遭遇していますが、逆に、それが犯人であることを否定していることになります。犯人は、神奈川の綾瀬で、待ち伏せをしており、その横を間宮の車が通りすぎています。つまり、あの時の時間は、翌日の0時40分ぐらいだと思われます。0時5分に足立区の綾瀬にいた冬樹が、35分たらずで、神奈川の綾瀬に移動することは不可能です。
犯人の横を、間宮の車が通りすぎたということは、間宮が犯人ではないことを示唆しているとも取れます。
蓑田に関しては、自ら移動手段を持ち合わせていないという点から、時系列で追うまでもないといった感じです。
そうなると、容疑者全員が、犯人の可能性はないということになってしまいます。ただ、このあと、瀬戸倉 殺害について触れますが、ここで1つ、重要なことが判明し、それを踏まえると、1人の人物が犯人として浮上してきます。

瀬戸倉殺害

犯人と思われる人物が、警察に通報したことで、神奈川の綾瀬で、瀬戸倉の遺体が発見されます。車の中での、練炭自殺のように見せています。
ここで注目すべきは、車の形体です。ドアがスライド式です。神奈川の綾瀬で、待ち伏せしていた 人影も、スライド式のドアを開けて降りてきました。

このことから、あの時、待ち伏せしていた人物は、犯人ではなく、瀬戸倉だったと思われます。おそらく、犯人に呼び出されたのでしょう。
そうなると、一つの不可能事例が、可能に変わります。冬樹の、神奈川への移動です。あの人影が瀬戸倉なら、冬樹は35分で神奈川に移動している必要はなく、後からゆっくり移動して、瀬戸倉を殺害することが可能です。
同じ理屈で、間宮にも犯行が可能ですが、間宮が犯人なら、瀬戸倉の横を素通りするという行為に違和感を感じます。この状況で、瀬戸倉と殺害された2人の関係を調べているという後追い感も、犯人というより、調査している側といった感じです。

冬樹については、金田一に近づいてきたのも気になる要素です。

今回のエピソードでは、金田一が、容疑者とほとんど接触しない点が気になっていましたが、このことで、金田一が謎を解くための証拠をポロっと落としてくれるお膳立てが出来ました。

以上、「漫画【金田一37歳の事件簿】「綾瀬連続殺人事件 File.06」時系列の追跡で、小美野に犯行は不可能なことが判明」について考察してみました。

視聴者の中では、小美野犯人説が大半を占めているようですが、遺体の移動をどうとらえるのか気になるところです。二三の目を盗んでトランクに入れたと言われたらそれまでですが、そうでなければ、時間的に不可能でしょう。真壁犯人説は、今も健在ですが、一つの仮説としてあげただけなので、とりあえず、隅のほうに置いておきましょう。

次回の第7話考察は、イブニング 発売日の1月26日以降になります。

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