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漫画【金田一37歳の事件簿】考察 「綾瀬連続殺人事件 File.11」如月晃一の弟はまずいんじゃないか、高遠

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、新たに始まったエピソード「綾瀬連続殺人事件」のFile.11、についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 77話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

小美野、間宮とバッティング

犯人については、小美野で、ほぼ確定といった感じのようです。

金田一は、小美野が、間宮が同じ廃屋に言った前提で話をしていたことを指摘していました。同じ廃屋にいったことを知っているのは、その時、間宮とバッティングしたからだという理屈でした。ただ、確かに理屈通りなのですが、捉え方によっては、失言と言えない感じもします。
ポイントとなるのは2つです。
まず、小美野達が、あの廃屋に向かったのは、二三が、「ちょっと気になっているトコがあるのでそこから見に行っていいか」と言ったからです。

その二三が、「それはたまたまです、ねえ悠人さん」という振りをすれば、廃屋での話と決めつけて、雑誌やマネキンがあったと話してもおかしく ないように思います。
もう1つのポイントは、結局、みんな、思考回路が同じという点です。同じ、推理作家という立場からなのか、綾瀬にある、怪しい廃屋と聞いて、間宮も二三も、結局は、同じ場所に目をつけていました。

当然、小美野も、同じような思考であってもおかしくないので、みんな、あの廃屋に向かっていたという思い込みで話をしていたと捉えることもできます。

まあ、この発言が決め手となったわけではなく、小美野の怪しさを裏付ける、付加的要素にすぎないのでしょうが、ちょっとしっくりきませんでした。

審査員お断りと雨発言

小美野が審査員を断ったのは、やはり、ハイヤーを用意されると困るからでした。これは、前回の考察で触れていました。

カラオケボックスで、酒を勧めたのは、酒が飲めるのかどうかを見極めるためだったようです。まあ、そんなことをしなくても、二三に聞けば、すぐにわかったでしょうが、二三に気を使ったというところでしょうか。
雨発言については、再三触れてきましたが、既定路線といった結果でした。

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如月晃一の弟はまずいんじゃないか

小美野の正体ですが、瀬戸倉達による事件の被害者、如月晃一の弟でした。


これは、ちょっとまずいです。そもそもの計画としては、小説の内容に見立てた無差別殺人に見せるという計画のはずです。しかし、小美野が如月晃一の弟では、瀬戸倉との接点がまるわかりの状態になってしまいます。金田一とやりあうのであれば、ちょっとこれは、ずさんな計画すぎます。
おそらく、計画したのは、高遠だと思いますが、20年という月日が、高遠をここまで耄碌させてしまったのでしょうか。

もしかしたら、すぐばれることも計算のうちで、まだ何か仕掛けがあるかもしれません。まあ、まだ決めてとなる証拠はないので、これ以上、つまらない凡ミスだけはしていないことを祈ります。

以上、「漫画【金田一37歳の事件簿】「綾瀬連続殺人事件 File.11」如月晃一の弟はまずいんじゃないか、高遠」について考察してみました。

それにしても、長いです。しかも、今月は、第5週まであるので、次は、3週間後です。

次回の第12話考察は、イブニング 発売日の4月13日以降になります。

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