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漫画【金田一37歳の事件簿】考察 「殺人二十面相 File.01」ルナはローマ神話の月の女神、アルテミスとの関係性は?

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、新たに始まったエピソード「殺人二十面相」のFile.01についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 83話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

二三の決意

前回のシリーズで、ヘルメスこと、小美野の告白ファイルを入手した二三ですが、そのことを金田一に話すかどうか迷っていました。しかし、金田一の、事件に関わりたくないという思いを尊重して、黙っていることにしました。

ただ、二三が、ひとりでやれるところまでは、やってみると言っていたのが気がかりです。踏み込みすぎて、事件に巻き込まれそうな感じもします。巻き込まれるだけならまだいいですが、一線を越えてしまうことのないようにしてほしいところです。

4人の登場人物

今回、金田一とまりんは、池袋ハロウィンと江戸川乱歩展のコラボイベントの担当をすることになったようです。池袋ハロウィンについては、よくわかりませんが、江戸川乱歩については、結構なじみがありますので、後半で少し触れてみたいと思います。そして、第1話では、このイベントに関わる人物が、4人登場しています。

1人目は、イベント企画に関わる、ドワンゴの担当者、船橋良介です。

イベント担当者という立場だと、事前にいろいろと仕掛けることが出来るという利点がありますが、果たしてどうでしょう。

2人目は、キャスターの、魚森流菜子です。

録音音声のナレーションを担当するということですが、音声を使ったトリックが絡んでくるのでしょうか。この人物、ちょっと気になったのが、名前にルナと入っている点です。ルナとは、ローマ神話の月の女神の名前で、ギリシャ神話でいう、アルテミスに該当します。アルテミスは、すでに、麻生早苗だったことが判明していますが、ぱっと見、髪の感じや、顔のフォルムが似ているような気もします。

まさか、姉妹とか。
さすがに、この段階で、そこまではわかりませんが、あまりにもベタすぎるので、ちょっとしたミスリードかもしれません。

3人目は、カメラマンの、葉狩京士郎です。

この男、フォトグラファーと、写真週刊誌のカメラマンという、2つの顔を持っています。写真週刊誌のカメラマンというのが、胡散臭いので、そっちのほうで、何か恨みを買っていそうな感じがします。

4人目は、ウェブデザイナーの、億野冴月です。

イベントのウェブまわりを担当しているようです。
実は、もう1人、登場していませんが、天才空間プロデューサーの亜良木豪という人物が、統括デザインのコンセプトメイクを担当しています。正体不明の匿名アーティストということですが、こういうキャラは、得てして、登場人物の中に存在していることがよくあります。そういう観点では、この、億野は、以前、亜良木と仕事をしたことがあると言っているので、関係性が気になるところです。

登場人物について、触れてきましたが、第1話で気になった点について、2つ触れておきたいと思います。
まずは、魚森のネックレスについてです。

魚森は、ネックレスをしていたはずなのですが、金田一と挨拶を交わした時だけ、ネックレスがなくなっています。話の前後関係から、単なる誤植のような気がしますが、一応触れておきました。
もう1つが、船橋の挙動です。

億野が、亜良木について語っている時に、心ここにあらずといった様子で、何か物思いにふけっている感じでした。亜良木と何かしら繋がりがあるのか、あるいは、億野に対して、何言ってるんだ的な表情なのか、いずれにしても、気になります。なんとなくですが、犯人というよりも、動機に関しての裏事情を知っている人物、前シリーズでいう、間宮的立ち位置のような感じがします。

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江戸川乱歩

第1話ということで、まだ、あまり考察する要素がないので、江戸川乱歩について少し触れてみたいと思います。
江戸川乱歩といえば、この、背表紙に黄金仮面が描かれた、ハードカバーの本を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

私自身、本は、2、3冊読んだことがある程度で、むしろ、ドラマの印象が強く残っています。怪人二十面相、少年探偵団といえば、このドラマでしょう。

懐かしいです。子供向けの番組ですが、有名な脚本家、長坂秀佳が脚本を担当しており、とてもしっかりとした内容の作品でした。脚本家自身、江戸川乱歩賞を受賞しており、江戸川乱歩の世界観が、十分表現されていたように思います。
少年探偵団というと、小林少年だけが取り上げられがちですが、このドラマでは、7人それぞれが特技を持っており、個性豊かな少年探偵団が、とても魅力的でした。
怪人二十面相のイメージも、自分の中では、このドラマで根付いた感じがあります。帰ってきたウルトラマンでもおなじみな、団次郎さんです。
そして、バックに流れているこの主題歌(動画のほうで流していますので興味のある方はそちらをご覧ください)も、気持ちを高ぶらせてくれる要素のひとつでした。アニソン界のあにきこと、水木一郎さんが歌っているのであれば、もりあがらないわけありません。エンディングの歌も、とても良いので、興味のあるかたは、探して聞いてみてください。

そして、明智小五郎といえば、このシリーズでしょう。

出ました、江戸川乱歩の美女シリーズ。
こちらも、怪人二十面相同様、私の中では、明智小五郎といえば、天知茂さんというイメージが、完全に確立されています。脚本的には、原作に忠実というわけではないようですが、このドラマの雰囲気が、江戸川乱歩の世界といった印象をいだかせてくれました。終盤での明智小五郎の変装シーンは、お決まりのパターンでしたが、水戸黄門の印籠に通づるものがあったように感じます。
今回のエピソードで、金田一が、明智小五郎的立場だとすると、金田一の変装シーンが見られるかもしれません。

あるいは、明智警視長の登場もあるかも?

以上、「漫画【金田一37歳の事件簿】「殺人二十面相 File.01」ルナはローマ神話の月の女神、アルテミスとの関係性は?」について考察してみました。
一頓挫あって、考察を続けるか迷いましたが、みなさんのコメントが励みになり、続けることに決めました。これからも、金田一少年のプレイバック考察も含め、よろしくお願いします。

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