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金田一37歳の事件簿 考察 騒霊館殺人事件 FILE.11 犯人特定の証拠を精査してみて気づいたこと

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、「騒霊館殺人事件」のFILE.11についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

この金田一37歳の事件簿の考察ブログがSNSで、原作者の樹林伸先生にリツイートされました。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 63話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

白鳥の失言

いまさら言うのも なんですが、金田一は、やはり、白鳥が口走った失言について指摘しました。「金槌のくぎ抜きのほうで頭を割られた」という失言です。

ただ、ここは、白鳥も反撃します。そのことは、黒原から聞いて知っていたと言い、しらを切っていました。

私も、黒原犯人説を提唱し続けるために、同じ理由をこじつけていましたが、やはり、白鳥も、同じ手を使ってきました。

スマホが繋がった理由

失言については、なんとかごまかした白鳥ですが、すぐさま、金田一が、通信電波について話し始めます。

この部分については、考察とは違った観点の結果でした。考察では、久門の殺害時の騒音や、人の声を出すときの音声操作をスマホの通信を使ってやるために、厨房のみ電波が繋がるようになっていると話しました。前回の考察でも、WifiやBluetoothを使ったのか、距離的に届くのかと、いろいろ言っていましたが、そんなの全然関係ありませんでした。
実は、電波は、もともと届いているエリアで、遮断装置を使って、電波が届かないようにしているということでした。

そんなことをしたのは、犯行を成し遂げるために、外部と連絡を取れないようにするというのが理由でした。
ここでポイントとなったのが、遮断装置を動かすためには、電源が必要だということです。

建物への業者の出入りを考慮し、数日前から、装置を仕掛けっぱなしにしていたため、当日、早いとこ、装置のバッテリーを交換したいというのが、白鳥の心理でした。

そんな時に、金田一が、ウロチョロと歩き回っていて、交換のタイミングを逸していたため、爪を切れと言って、厨房に追いやったということでした。

ただ、バッテリーを交換する時に、一度、電源を外したため、その時に、金田一のスマホの通信が繋がり、美雪からのメッセージを受け取ってしまったということです。

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ついに白鳥陥落

金田一は、遮断装置が置かれていると思われる部屋に移動し、止まったままの柱時計の中から、その遮断装置を発見します。

この時点で、白鳥、万事休すといった感じです。

結局、白鳥は、遮断装置に指紋がついていると指摘されたことで、観念したのか、一連の犯行を認めてしまいます。

白鳥は堕ちる必要なかったかも

金田一は、今回の一連の事件について、犯人を特定するための証拠として、3つの点を指摘しています。
1つ目は、金田一と中根沢が、トリックについて話していた時に、話を遮った人物が、白鳥だったという点。
2つ目は、白鳥が、見てもいないのに、庭本が金槌のくぎ抜きのほうで頭を割られたと言った点。
3つ目は、電波を遮断する装置が置かれていて、それに、白鳥の指紋が点いているという点。
この3つが決め手ですが、よく見ると、唐崎、久門、庭本を殺害したという、決定的な証拠は、1つも存在しないということがわかります。
1つ目については、単に、話に割って入ったというだけで、証拠的な効果はまったくありません。
2つ目については、実際に白鳥がやったように、黒原から聞いて知っていたと言ってしまえば、それで話は通ってしまいます。
3つ目については、指紋ですし決め手となると、一見、そのように感じますが、やっている行為自体は、単に、通信の電波を遮断しているというだけのことです。
実は、金田一も、クラシックコンサートなどで、携帯が鳴らないように遮断装置を使うことがあると、よけいな一言を言っていました。つまり、それと同じような意味で、建物や、内装の雰囲気を損なわないようにするために、演出として、あえて、携帯の電波を繋がらないようにしていたと言えばよかったということです。
そういったことこから、白鳥は、この段階では、まだ、おちる必要はなかったのではないでしょうか。

スピーカーで音を鳴らすアプリが、白鳥のスマホに残っていたとか、犯行に直結する証拠を指摘したほうがよかったような気がします。その、犯行現場に置かれていたスピーカーを見落としていたりと、今回の金田一は、ちょっと、観点がずれていたような感じがしました。この辺も、37歳ならではの、犯罪とはちょっと距離を置きたいという無意識の表れだとしたら、制作側がうまく描いているともいえるのですが、はたして、そこまで考えていてのものなのでしょうか。

以上、「漫画、金田一37歳の事件簿、騒霊館殺人事件 FILE.11 犯人特定の証拠を精査してみて気づいたこと」について考察してみました。
次回、動機の部分に触れて、このシリーズは終了と言った感じでしょうか。はたして、白鳥も、高遠が率いる、オリンポス12神の一員なのでしょうか。もしそうなら、気が強く、美において誇り高い感じから、神、アフロディーテといったところでしょう。

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次回の「騒霊館殺人事件」のFILE.12考察は、イブニング発売日の9/23日以降になります。

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POSTED COMMENT

  1. シャーロ より:

    こんばんは。
    はじめまして。
    考察楽しく拝見させて頂いております。
    さて突然で申し訳ないのですがご意見聞かせて頂きたいことがございます。
    最新話において金田一は白鳥の奇妙な発言として「爪切り」のことを挙げました。
    しかしどういった点が(白鳥第2発言)奇妙なのか説明せず、電波に関する推理を披露しています。
    私は何が奇妙な発言だったのか説明していないと感じ、腑に落ちません。
    ぜひご意見賜りたくコメントさせて頂きました。

    • ご覧いただきありがとうございます。

      これについては、「爪切り」というよりも、「爪を切ってこい」と言ったことに意味があると思います。
      白鳥は、人目につかないように、電波遮断装置のバッテリーを交換したいのですが、金田一が接客で部屋周辺をウロチョロしていて、なかなかできないため、「爪を切ってこい」といって、その場を離れさせたという意味だと思います。
      別に爪が汚いわけではないのに、突然そんなことを言いだしたことが、「奇妙な発言」ということなのでしょうが、ちょっとニュアンス的にわかりずらい感じもしましたね。

      これからもよろしくお願いします。

      • シャーロ より:

        こんにちは。
        ご意見誠にありがとうございます。
        やはりきっちりと言及はしていませんでしたか。
        自分自身見落としてるのかと気になっていましたので。
        私もあのタイミングで「爪を切ってこい」と言ったことが奇妙な発言に相当するのではと考えていました。
        私は、責任者であればお客様にお茶などお出しする前に共に仕事をする人間の身だしなみを事前にチェックするのが普通なのに、なぜかあのタイミングで「爪の汚さ」を指摘し、「切ってこい」と命じたことが奇妙な発言に値すると金田一は考えたのではと思いました。
        ただあくまで私の想像の話ですし、もしどう奇妙なのか説明しているのに見落としていたらと思い、毎度素晴らしい考察をされてるD.セルフィッシュ様にご意見賜りたくコメントさせて頂きました。
        ありがとうございました!

  2. 夢見名月 より:

    白鳥の言い訳が、黒原犯人説の根拠と言ってますが
    冷静に考えると釘抜付きの金槌だと知ってるのは話上では庭本と犯人だけだったわけたし(金田一でさえじっくり見ないとわからなかったっぱいし)
    読者は庭本がもって身構えてるシーン描かれてたからわかってただけで、もし描かれてなかったら
    読者でさえ釘抜で殺されていたとは思わなかった人いそうだから、ただのこじつけと思います
    登場人物視点で考えてたら、最初から違和感として漏れてたと思います

    • コメントありがとうございます。
      白鳥の言い訳が、黒原犯人説の根拠ということではなく、当初から黒原犯人説でやってきたので、途中で変えるのもよくないので、犯人が確定するまでは粘ってこじつけたという感じです。
      白鳥同様、苦し紛れと言った感じでしたが。

      • 夢見名月 より:

        途中で犯人に対して何か感じたなら、犯人こいつかーで、犯人思ってた人変えるのは全然問題ないとおもいますけどねー
        こいつ犯人かなーって思ってても何か引っ掛かる部分あるなら読み返して考え直すことも必要とおもいますよー

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