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金田一37歳の事件簿 考察 騒霊館殺人事件 FILE.06 水を使って蝋燭に火を点ける方法

シリーズ累計1億部突破のモンスターコミック。現在はイブニングで連載中の金田一37歳の事件簿について、漫画と同時進行で推理・考察をしていきたいと思います。今回は、「騒霊館殺人事件」のFILE.06についてです。
漫画を読んでいる方も読んでいない方も一緒に推理・考察できればと思います。

この金田一37歳の事件簿の考察ブログがSNSで、原作者の樹林伸先生にリツイートされました。

ネタバレの内容を含みますのでご注意ください。
講談社 金田一37歳の事件簿 59話より引用しています。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

久門の部屋は密室状態

前回、2人目の被害者となった、久門の部屋の状況が明らかになりました。久門は、倒れた甲冑の鉾が胸に刺さって死亡していました。

この甲冑ですが、外に立っていたと思いましたが、久門の部屋の中にありました。壁の下の部分の形が、廊下の壁と同じだったので、勘違いをしてしまいました。窓には鍵がかかっていないようですが、ここから出入りした形跡はないようです。

金田一も、窓の作りから別の部屋に移ることはできそうもないと言っているので、痕跡を残さず窓を出入りしたトリックではないような感じです。そして、部屋から盛大な物音がしてたので、なかには久門以外に誰かがいたと断言しています。このことから、久門殺害については、犯人がどのようにして部屋から消えたのかということが焦点になりそうです。ただ、合い鍵を持っている人物が1人います。黒原です。
佐熊が写真を撮りまくっていました。

もしかしたら、その写真の中に、重要な何かが写っているのかもしれません。

部屋の管理を任される黒原

久門の死に動揺した萌音は、泣きながらその場を立ち去ってしまいます。その時に、庭本が、萌音ちゃんと言いそうになります。

やはり、萌音と庭本は、大学時代からの知り合いです。これについては、これまでの考察でも再三取り上げている通り、既定路線です。そんな中、梅村が、ここはワインでも飲んで落ち着こうと提案しんなはサロンのほうに移動します。この時、白鳥が、黒原に対して、久門の部屋に鍵をかけて、誰も立ち入らないように管理するよう指示します。

鍵や部屋の管理を任される立場なら、事前にトリックを仕掛けることも、後処理で、仕掛けの回収をすることも出来るので、とても怪しいです。今回の、騒霊館シリーズは、心理的なものより、物理的なトリックが多いので、仕掛けをできる立場の人間という観点で、人物が限られてくるように思われます。そういった意味で、黒原は、それを一番やれる立ち位置にいる人物だということは、明らかです。

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勝手に火が点く蝋燭のトリック

みんなは、サロンでワインを飲みながら、雑談していると、中根沢が、やかたにハクをつけるためのやらせについて話し始めます。

中根沢は、これまでに起きたポルターガイスト現象の仕掛けについて推測し始めます。グラスが勝手に割れたり、テーブルや椅子が勝手に動くのは、テグス糸を使えば簡単にできると言っていました。しかし、蝋燭に勝手に火を点ける方法は、水を使えば出来ると言っていますが、どういうことでしょう。

これについては、化学的な知識が必要そうなので、調べてみました。水を熱して出た湯気を、さらに熱して、そこに、可燃性のものを近づけると火が点くというものや、水を袋に入れてレンズ化し、熱を照射するというものがありました。しかし、これらは、かかる時間や、火が点くタイミングがまちまちで、実用的な感じがしません。一番実用的だと思った方法が、電力で水を電気分解することによって、水素を分離し、燃焼させる方法です。1970年に日本でも開発されているもので、水素自動車を販売しているところもあるようです。蝋燭からジジという音が聞こえていましたが、これは、電気のバチバチいう音だったという可能性があります。

ただ、有識者ではないのでわかりませんが、コストがかかるということと、大掛かりな装置を必要とせずに簡単にできるものなのかという点が引っ掛かります。

ドアの向こうの話声

白鳥が、金田一に、ドアの向こう側から話声が聞こえると言います。

恐る恐る金田一が、ドアを開けると、声はピタッとやみ、中には誰もいませんでした。ただのポルターガイストあおりのように感じますが、音声は録音したものを使えばどうにでもなりますし、ただのあおりなら、いままでさんざんいろいろなあおりをしてきているので、もう必要ないように思いますが、どうなのでしょう。金田一が、ドアを閉めた時、カタンという音がしたのは気になります。

今回のシリーズでは、効果音的なものが、トリックの仕掛けに関係しているような感じがするので、注意が必要です。

庭本と萌音の会話

庭本が部屋で怯えていると、そこへ萌音がやってきます。そして、これまでの事件は、五年前の事件の復讐ではないかと言います。

その、五年前の事件の被害者が、月森千早、ということです。これも、前回の考察で取り上げたので、既定路線といった感じです。そして、二人が会話をしているところを、犯人が覗いているように見えます。

時系列的な部分がはっきりしませんので決定的ではありませんが、金田一達が話声騒動の対処をしている時間と同時刻だとすれば、覗いていた人物は限られます。あの時、白鳥が、ここにいないのは、庭本とモネと黒原だけと言っています。

そして、庭本とモネが部屋で話をしているとなると、覗ける人物は黒原だけということになります。

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庭本殺害

翌朝、庭本が起きてこないので、金田一とまりん、黒原で、部屋の様子を見に行きます。しかし、鍵がかからない部屋なのに、ドアが開かないため、体当たりをしてドアをあけ、部屋に入ります。

すると、ドアには板が釘で打ち付けてあり、なかには、頭をハンマーで刺された、庭本の遺体が横たわっていました。

またまた、密室ですが、これは、単純なトリックのような気がします。鍵がかからない部屋という思い込みを利用したトリックです。実は、この部屋は鍵がかかる部屋で、鍵をかけて密室にしたというだけのものです。萌音が庭本の部屋を訪ねてきた時、庭本は、今開けるよと言っていました。鍵がかからないのなら、あいてるからどうぞと言いそうなものですが、今開けると言っているのは、鍵を開けるという意味ではないでしょうか。

ドアに釘で打ち付けられていた板については、実際には、ドアをふさぐようには打ち付けられておらず、体当たりした時にはじけ飛ぶように軽くうちつけてあったと思います。そうなると、鍵の管理をしているあいつが、やはり犯人ということになります。

第6話で気になった点

今回は2点です。
1点目は、水で火をつけるという点です。
わざわざ、ヒントとして、水という単語を出してきているので、実は違う方法でしたということはないと思います。おそらく、今回の考察のような方法を使ったと思われますが、あとは、どれだけ装置化せずにできるのかという点です。
2点目は、密室という概念です。
久門の部屋も、庭本の部屋も、鍵や、打ち付けた板でドアがふさがれ、一見、密室のように見えます。しかし、マスターキーが存在する以上、それを活用すれば、密室ではなくなってしまいます。そのマスターキーを使えるのが、黒原です。ただ、そんな見え見えの状況で、密室の状態を提示してくる点が、なんか腑に落ちません。

以上、「漫画、金田一37歳の事件簿、騒霊館殺人事件 FILE.06 水を使って蝋燭に火を点ける方法」について考察してみました。復讐の対象となる人物は、あとは萌音だけになったようです。ただ、4人目の被害者となるかというと、多分、3人目までで止まると思われます。4人全員いなくなってしまうと、5年前の事件の加害者側からの証言をする人がいなくなってしまうので、萌音は助かるような気がします。
次回あたりから、金田一の推理フェーズに入ってくると思われます。金田一が、謎はすべて解けたといった時点で、犯人や動機、トリックについてのまとめ考察を出したいと思います。

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次回の「騒霊館殺人事件」のFILE.07考察は、イブニング発売日の7/14以降になります。

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