今回は、いつも幸子にいびられて挙句の果てには殺害されてしまい、かわいそうなイメージの美里。赤池家殺害の解決へのキーとなる人物、赤池美里について考察してみたいと思います。
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赤池美里は他人に対してはタチが悪い
幸子のいびりに対する憂さ晴らしなのか、他の住民に対しては結構タチの悪い態度や行動をとっています。
- 浮田に対して無視しまくる。
- 菜奈に対して「一度聞いたことは覚えらるので名前を何度も言うな」と突っ返す。
- 妹尾に対して「風俗嬢にアドバイスをもらわないといけないほどこまっていない」と突っ返す。
- 吾朗の育てているパセリの水に酢を混ぜて枯れさせた。（「扉の向こう」）
ストレスのはけ口とも取れますが、相手からみると性悪女ととらえられてもしかたがないのかもしれません。
赤池美里は死んでほしい人物を口にしていた
1話の住民会で美里は、「働いていた時のセクハラ上司に死んでほしい」と言っていました。ここで気になったのは、美里はスナックで働いていたということが後の幸子との話でわかりますが、スナック時代の上司ということなのでしょうか。水商売で上司という言い方がいまいちピンときませんでした。実はOLをしていた時代もあったとか。また、「一回死んで生き返ってまた死んでほしい」と意味深なことも言っていましたがどういう意味なのでしょう。あとは、このセクハラ上司の名前を紙に書いたのかとも思いました。それに該当するとしたら「吉村」です。しかし、幸子と書かれた紙が出てきたのでこっちの線が濃厚なのだと思います。
赤池美里が田宮にボールペンを借りた
美里は、殺したい人の名前を書くときに、シャーペンで書くのをやめて田宮からボールペンを借りました。これについてはいろいろ考えましたが、何を示唆しているのかわかりませんでした。しいて言えば、消せないようにしたかったですがそれになんの意味があるのかと言われると･･･。
赤池美里がしきりにスマホをいじっている
4話の住民会の前に、早く来ていた美里はしきりにスマホをいじっていました。しかも周りをきょろきょろと気にしている感じでした。会議中もスマホはテーブルの上に置いている状態でした。これは今夜起こる事件のためにある人物と連絡を取り合っていたのではないでしょうか。以前の考察で赤池家殺害の実行犯は、内部の人間により手引きされて最初から部屋に潜んでいたといいましたが、その連絡だったのではないでしょうか。まあ、結局は自分が殺されてしまうことになりましたが。
赤池美里は幸子を殺すつもりが逆に自分が殺されてしまった
以上のことから、美里は幸子殺害をもくろんだが逆に自分が殺されてしまったのではないでしょうか。詳しくは今後の赤池家殺害の考察で書きますが、交換殺人の裏をかいて自分で自分の狙いである幸子を殺害しようとしたが、その行為に対する黒幕の報復なのか美里自身が殺されてしまったのだと推察します。
次回は、待ちに待った2週間ぶりの放送となる14話の後考察になると思います。
