ドラマ考察

「マイファミリー」第4話考察 心春と実咲を間違えて誘拐、そして、コハルという名前はハルトのコという意味【ドラマ】

日曜、21時からTBS系列で放送されているドラマ、マイファミリーの第4話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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心春誘拐事件

5年前に、藤堂の娘である心春が誘拐されていたことが明らかになりました。

ただ、藤堂が話している内容には、いくつかの違和感が存在します。
まず、1つ目は、藤堂が自分の娘を、「ちゃん」付けで呼んでいる点です。あの呼び方には違和感を感じました。葛城との会話の中での、心春ちゃんを取り戻すために捜査を続けているという言い方は、明らかに、自分の娘を取り戻すという言い回しではありませんでした。

葛城の態度も、娘を誘拐された父親に対してというよりも、誘拐事件の捜査に失敗した刑事に対してといった感じでした。このことから、藤堂は、心春の父親ではない可能性が高そうです。

2つ目の違和感は、犯人の狙いです。友果の時もそうでしたが、犯人は、警察の関与を徹底的に嫌っています。誘拐犯なら当然だと思いますが、それならなぜ、父親が警察官である娘を誘拐したのでしょう。それに、誘拐するのであれば、もっとお金を持っていそうな家族を狙うはずです。警察関係者であるうえに、身代金の用意がむずかしそうな家族を狙うというのは、変です。もしかしたら、誘拐する相手を間違えたのではないでしょうか。
藤堂が心春の父親ではない、誘拐する相手を間違えた、この2つを踏まえたうえで、心春誘拐事件を整理すると、こうです。
犯人が本当に誘拐したかったのは、阿久津の娘、実咲だったのではないでしょうか。

阿久津の家なら、金はあるので、身代金の用意は出来そうです。
実咲と心春は、同じ付属小学校に通っていました。正確な年齢が公開されていませんが、おそらく、同級生だったと思われます。

どういった経緯かはわかりませんが、実咲を誘拐するところを、心春を誘拐してしまったのだと思います。
しかたなく犯人は、心春の家に身代金を要求しますが、この時、警察の藤堂が、心春の父親役を演じたのではないでしょうか。

捜査として、藤堂が介入したということです。しかし、父親ではない藤堂が、遠足の場所など知るはずもなく、結果はご覧の通りといった感じです。
藤堂がこの事件を引きずっている理由はわかりましたが、心春の本当の父親の存在や、亜希についてはどうなるのでしょう。亜希については、現状、素性が明らかになっていませんが、シングルマザーという可能性があるかもしれません。

それなら、誘拐事件の時に関わっていなかった理由になりますが、そうなると、本当の父親の存在が気になります。そこに関しては、別の観点から考察してみたいと思います。

心春の本当の父親

藤堂が、心春の父親ではないとすると、本当の父親は誰なのでしょう。

これまでの展開上、そういったことを示唆する要素は、皆無ですね。そこで着目したいのは、心春という名前です。心春のハルは、温人のハル、つまり、温人の子という意味ではないでしょうか。

このことを示唆しているとまではいいませんが、ドラマの中には、似たような発想が存在しています。それは、温人の会社名です。温人のハルと、香菜子のカナを取って、ハルカナにしています。それと同じ発想で、父親、温人のハルを取って、心春と名付けたのではないでしょうか。
ただ、温人と亜希の関係性は、全く見えていません。

温人との関係性以前に、先ほども言ったように、亜希の素性自体、明らかになっていないので、その辺は、今後の展開で後づけ可能だと思います。
心春の父親が温人だとすると、本当の母親は、香菜子、あるいは、鈴間ではないかというのも考えました。しかし、香菜子の場合、温人と一緒に仕事をしているので、妊娠のブランクに気付かないはずがありません。

鈴間は、年齢的に辻褄が合いません。

おそらく、温人は、心春が自分の子だということを知らないということです。亜希が黙って産み、1人で育ててきたのだと思います。そう考えると、友果の誘拐事件に繋がりが見えてきます。

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友果誘拐事件の真相

なぜ、心春誘拐事件の4年後に、友果は誘拐されたのでしょう。その期間に、何か意味があるのでしょうか。おそらく、心春と友果は、4歳差だと思います。

つまり、心春が誘拐された4年後には、友果が、誘拐当時の心春の年齢と同じになるということです。これが、友果誘拐事件が起こったトリガーになっているのではないでしょうか。友果の誘拐は、亜希が犯人という可能性が高いです。

動機は、同じ温人の子なのに、自分の子、心春は誘拐され行方不明、方や友果は、裕福な家庭で育っていることへの復讐というか、当てつけです。
そして、もう1つの動機が、同じ年齢の子を同じ方法で誘拐し、それを世間に知らしめることで、心春の誘拐犯を揺さぶることです。暴露本を出版することで、藤堂も、同じようなことをしていました。

問題は、この絵から、友果の誘拐には男が関与しているという点です。

そういう意味では、実際の夫婦ではありませんが、藤堂が、亜希と協力しているということも十分考えられます。

亜希からすれば、温人と心春は、自分にとってのマイファミリー、完全誘拐を実現することは、そのマイファミリーを取り戻すことになるということなのではないでしょうか。

以上、「【ドラマ】「マイファミリー」第4話考察 春と実咲を間違えて誘拐、そして、コハルという名前はハルトのコという意味」について、考察してみました。
今回の考察は、ほぼ妄想に近い感じになりました。ミステリーと違い、真犯人に近づくヒントや手がかりがあるわけではないので、どうしても、こういった考察になってしまうかと思います。ただ、友果の誘拐も、三輪の娘の誘拐も、温人が中心であることは間違いないので、温人、そして、心春の誘拐事件を起点に考えていくことが、真相への近道のように思います。

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